私的今冬最高富士

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今シーズンの冬は本当におかしな冬でした。
暖冬の予測通り、概ね気温は高めだったようですが、寒い日と暖かな日が入れ替わり立ち代わりやってきます。
そして、雨がほとんど降らないかと思いきや、今度は飴ばかり続く日々。

そんな冬に富士山の雪も例年とは異なる様子。
本来であれば雪化粧美しいはずの2月下旬まで、ほとんど雪のない状態が続きました。
特に、富士市側から見た富士山には、筋のように残る雪が寂しく輝いていました。

3月に入ると雨の日が増え、富士山の雪も日増しに増えていきます。
本格的な冬型の気圧配置とならないせいか、西風に撒き上げ飛ばされる様も、目にする機会は少ない印象。
ようやく美しい富士山が戻ってきました。

そんな3月12日の朝、自宅付近から見た富士山は雲の中。
しかし、朝霧高原まで上ると、富士山がくっきりとその姿を見せてくれています。
裾にはたなびく雲。
夜明けが早くなっていることと合わせ、私的には今シーズン最高の富士山でした。

牧草地の水たまりはまだ冬の名残を見せるかのように凍結しています。
この時の気温は-3℃ですが、刺すような冷たさはありません。

そっと数枚のシャッターを切り、車に戻りました。
美しい富士山、この週末も楽しみですね。

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富士山もハロウィン仕様!?

かなり久しぶりのブログエントリとなります。
忙しいを言い訳にせず、こちらもぼちぼち書いていきます。

さて、秋が深まっている朝霧高原。
朝夕の空気は冷たく、じっとしていると身体が芯から冷えそうです。

富士山も例年にない早目の雪化粧。
ふと中腹を見ると、なんとハロウィンの時期らしく、装飾が施されていました。

Trick or Treat!

雪の装飾

Trick or Treat!

最大ズーム

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富士山かさ雲吊るし雲(2月10日)

2月10日(土)の朝、家を出ると富士山の右側に大きな吊るし雲が浮かんでいました。
まずは自宅近くから豪快な吊るし雲と富士山を撮影します。

自宅付近から
Canon EOS 5D Mark Ⅲ+EF16-35mm F4L IS USM

富士市内に下り、いくつか仕事をこなします。
その途中、富士市街の信号待ちにてもう一枚。
今度は富士山頂にかさ雲もかかり、雲の競演です。

富士市街より
Panasonic DMC-GX7MK2+LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.

富士市内での仕事を終え、朝霧高原へ。
その道すがら、大渕の茶畑と県道から撮影します。

大渕の茶畑より
Canon EOS 5D Mark Ⅲ+EF16-35mm F4L IS USM

県道24号より
Canon EOS 5D Mark Ⅲ+EF16-35mm F4L IS USM

国道469号に出て上井出へと向かう途中、村山にて撮影。
この後、吊るし雲は富士山の向こうへと消えていきます(私が移動しているため)。

村山浅間神社近くより
Canon EOS 5D Mark Ⅲ+EF16-35mm F4L IS USM

上井出から県道71号へと入り、富士ミルクランドの先で右折。
かさ雲が帽子のようになっていました。
牧場とカウボーイ!?

カウボーイ!?
Canon EOS 5D Mark Ⅲ+EF16-35mm F4L IS USM

荻平からまきばロードへと左折。
いつもの牧草地まで来ると、雲はさらに豪快に広がります。
夕方から雨の予報は当たるようです。

雲は豪快に広がる
Canon EOS 5D Mark Ⅲ+EF16-35mm F4L IS USM

朝から昼過ぎにかけて目を楽しませてくれたかさ雲と吊るし雲。
大気の状態を現わしてくれる雲はやはり面白みがあります!

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穏やかに夜は明けて

12月5日早朝の富士山

早いもので、2017年も残すところ4週間を切りました。
季節も本格的な冬がいよいよ近づいている気配。
朝晩の空気は刺すような冷たさの日も出てきています。

そんな12月5日でしたが、朝の気温はいくらか高く、ふんわりとした空気に包まれていました。
早朝の朝霧高原は無風。
前夜降った雨が一部で凍結してはいたものの、厳しい寒さはありません。

それでも、空気は凛とした冬のそれ。
富士山もくっきりと霞なくその姿を現してくれています。
背後にそびえる毛無の山々に沈みゆく月を眺めて振り返ると、雲が染まりすっかり夜明けの光景となっていました。

年はどんどん暮れていきますが、夜明けは毎日訪れます。
富士山の雪も増し、澄んだ空気と安定した天候の下でくっきりと見える日も増えそうです。
冬ならではの高原の光景、楽しんでいきたいですね。

撮影はPanasonic DMC-GX7MK2+LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.です。

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冬富士とオリオン座

富士山とオリオン座

11月19日(日)の夜、実家への帰省から帰宅する途中、朝霧高原を通りかかりました。
道の駅朝霧高原を通り過ぎる際、ふと富士山方向に目をやると、闇に浮かぶ稜線がクッキリと見えます。
ちょうど降り増した雪が、闇夜にもより存在感を示してくれているのでしょう。

そして、富士山の上には見覚えのある星座。
そうです、私のような素人でもわかるオリオン座です。

運転する妻に話すと、車を停めてくれました。
手持ちの機材はPanasonic DMC-GX7MK2+LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.で、もちろんいつも通り三脚など持っていません。
何とか撮れるのか?とISO3200に設定、絞りを開放(f1.7)で牧草地の柵にカメラを置いて手で固定します。
何枚かシャッターを切りましたが、なんとか撮れたのがこの写真。
敢えてJPEG撮って出し、リサイズのみでのUPです。

圧巻だったのは、タッチAFでリゲル(Rigel)にピントを合わせようとすると、しっかり合焦したこと(時間はかかりますが)。
GX7MK2のAF、恐るべしです。

気温は0℃でしたが、風もなく寒さはそれほど感じません。
それでも車に戻ると、服の生地が冷たく感じました。

滅多に夜の富士山を撮ることがない私ですが、にわかでもこれだけ撮れるのであれば悪くありません。
ついでがあれば、またチャレンジしてみようと思います。

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控え目な初冠雪

初冠雪の富士山

超大型で強い勢力を保ったまま日本列島に接近した台風21号。
静岡県御前崎市付近に上陸し、東海地方を横切って関東から再び洋上へと抜けて行きました。
各地では大雨や暴風による被害が出ており、被害状況が心配されます。

静岡市由比付近では東名高速が高波により通行止め、国道1号も越波により早朝から通行止めとなり、交通が大混乱となっています。
その他、倒木やテント倉庫の崩壊など、身近でも被害が相次いでいます。

そんな中ではありますが、台風のもたらした雲によって富士山頂には雪が降ったようです。
以前風の強い朝霧高原ですが、富士山の頂上付近にはわずかに白い雪が残っているのが見受けられます。
甲府地方気象台からも確認ができた模様で、2017年度の初雪として観測されました。

喜べない初冠雪となった今年ですが、今後平穏に過ごせることを願って止みません。

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富士山初冠雪ならず

10月18日朝の富士山

うんざりするほど降り続いた雨。
そんな雨も昨日(10月17日)午後には一旦止み、久々に傘無しで外を歩けました。

そして一夜明けた今日(18日)。
早朝自宅を出て見ると、富士山の稜線がクッキリと見えています。
富士川まで下り、河川敷から橋上へと上がって撮影。
まだ日の出直前でしたが、その富士山頂に雪は見られませんでした。
あれだけ寒く感じたこの数日でしたが、残念ながら初冠雪とはならず。

流石に雨上がりだけあって空気が澄んでいた今朝。
これから週末にかけての天気、そして台風の進路など心配は多々ありますが、ひとまずこんな光景を楽しみたいものですね。

撮影はPanasonic LUMIX DMC-GM1S+ LUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.です。

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ダイナミックな空と富士

あさぎりフードパークからの富士山

あさぎりフードパークからの富士山

今日(9月12日)は全国的に不安定な天気で、関西中心に激しい雨が降った地域がありました。
静岡市内、そして富士宮の市街地でも一時期かなり強い降りになったとのこと。
しかし、私が仕事をしていた朝霧高原は、雨こそ降ったものの降りはそれほど強くありませんでした。

夕刻、仕事をしながらふと外を見ると、それまで隠れていた富士山がくっきりとその姿を見せています。
山肌の色は手に取るように見え、そして山頂には幾重にも重なったかさ雲。
これは!と思わずカメラを手に飛び出します(飛び出せる仕事でよかった)。

道の駅からも何組もの人がこの光景に感嘆の声をあげて出てきます。
撮影を終えて戻ろうとすると、雲が色づき。
さらに、空全体が色づく夕焼けに。
ここのところ目にしていないその色に、ついつい滞在時間が長くなりました。

狙ったわけではなく、相変わらずの「ついで」撮影ですが、それでもこんな光景に出会えるのは嬉しいものです。
仕事に戻り、再び会社を出た時には、富士山は闇に包まれていました。

撮影は、Panasonic LUMIX DMC-GM1S+ LUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.です。

あさぎりフードパークからの富士山

あさぎりフードパークからの富士山

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雲に彩られて、富士

8月31日の富士山

ここのところ、富士山の写真記事が連続していますが、雲の向こうに隠れていた8月中旬までの反動だとご理解ください。
そして、相変わらずの「ついで」写真なので、撮れたその時の光景のみで恐縮です。

8月から9月へと月が替わったこのタイミング。
富士山は豪快な雲に彩られていました。

上の写真は8月31日に昼頃、朝霧高原から撮影した光景です。
富士山の右手にベタっと張り付くような雲。
長く続くこの夏雲によって、おそらく南麓からの富士山は雲の中で見えなかったことでしょう。
洗いたてのシャツのような白さは、雲でありながら爽快感を得られます。

そして下の写真は、9月1日出勤時、富士市内から撮影した光景です。
富士山の上半分を覆うような雲はそのまま天に向けて広がり、立ち昇っています。
年中同じような時間に出勤する私ですが、これから季節が進むにつれて日の出前に染まる雲を見る機会も増えることでしょう。

以前にも書きましたが、いかに富士山が大きな存在であれど、空はまた別格。
自然のスケールの前に自分の小ささを感じる時も悪くありません。
これからの季節、富士山周辺、特に朝霧高原ではそんな気持ちになれる光景が増えますね。
楽しみです。

撮影は、Panasonic LUMIX DMC-GM1S+ LUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.です。

9月1日の富士山

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姿見えずとも富士山を感じる

姿見えずとも

ようやく天候が安定してきた感がある8月終盤、しかし今朝(29日)の富士宮市内は小雨が降る天気で涼しい朝でした。
日中の気温はまだまだ油断なりませんが、一時期より湿気が少ないのも助かりますね。

朝霧高原はと言うと、完全に季節が平野部を追い越したようです。
陽射しがあってもじっとしていれば涼しく、爽やかな高原らしさを感じられます。

写真は27日(日)の朝、出勤時に撮影した写真です。
牧草地の向こうには裾まで広がった富士山・・・が見えるはずの場所ですが、その姿は雲の向こうです。
にもかかわらず、そこに富士山があることをしっかり感じられる光景。
やはり、富士山は偉大ですね。

撮影はCanon PowerShot G9 Xです。

今週末、9月2日(土)と3日(日)には、あさぎりフードパークにてアートドアイベントが開催される予定。
今のところ、予報にも雨はありません。
もう少し明らかな存在感ある富士山を期待して、是非お出かけください。

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