西湖合宿合流サイクリング
7月8日(土)に、サイクリングに行ってきました。
この日は、かつての仲間が西湖に宿泊し、富士山周辺を走る合宿初日。
昨年は宿泊もご一緒させていただいた恒例の会です。
今年は土曜日午前中に予定されている西湖での個人TTをパス。
朝の仕事を終えてから自走で西湖へと向かい、そこから午後のサイクリングを案内する予定としていました。
仕事を終えて自宅に戻ったのは9:30頃。
準備をして、10:00過ぎに自宅を出ます。
西湖到着の目途は13:00としていたのでかなり早めですが、のんびりと休憩を入れながら走るため余裕を持ちました(これで辛うじて救われたのですが)。
家を出ると、暑い!
一言で言ってそれしかありません。
山宮付近まで上っての気温は36℃を示しています。
朝の仕事で冷蔵庫に入っての作業をし、その後エアコンの効いた車で自宅へと戻ったせいか、体感温度も非常に高く、汗が滴ります。
加えて、上り坂は追い風。
普段ならありがたい追い風ですが、私の速度では身体に風が当たらず、熱がさらに籠ります。
北山郵便局から大月線に入っても、追い風と高温は変わらず。
堪らず、白糸の滝そばのコンビニに立ち寄り、冷たいものを補給します。
思えば既にこの時、熱中症気味だったのでしょう。
身体に一向に力が入りません。
それでも、何とか再スタート。
国道139号に出て走り出しますが、状況は変わらず。
ノタノタと進み、もちや前のコンビニで再度のストップです。
普段なら一気に走りぬくコースですが、こんなに頻繁にストップするのははじめてです。
しかも、固形物を口にする気にならず、塩分を摂らねばならないことはわかっていても身体が受け付けません。
ICEBOXとサイダーと言う、かつて今より少し真剣に乗っていた頃の黄金コンビに託します。
ここまでにかなりの時間ロス。
まだ余裕はありますが、この後もペースが上がるとは到底思えません。
重い腰を上げてスタート、国道139号をさらに上っていきます。
標高は800mを超えますが、気温は相変わらずの30℃超です。
それでも、先ほどに比べれば4℃も下がっているわけで、空気もいくらか爽やかになっています。
蓄積したダメージは消えませんが、これ以上の悪化は防げるかと思いました。
が、甘かったようです。
この後も本栖湖入り口でドリンク補給、さらに西湖の湖畔に出てからも仲間の食事するレストランまで走り切る元気がなく、またもや自販機ストップです。
そこに、友人から入電。
食事を終え、一旦宿に戻るとのことです。
その場で待ち、仲間を撮影後、後を追います。
宿で皆が準備をする間、休みながら会話。
やはり皆と一緒だと少し元気が出ます。
少なくとも口だけは回ったので、この後の案内はできそうかと一安心でした。
やがて、スタート。
この日の案内コースは西湖~本栖湖一周~あさぎりフードパークです。
先頭を牽く元気はないので、最後尾を担当すると告げ、スタートします。
このコースは数年前の合宿でも経験済みのメンバーが多く、安心です。
西湖から国道139号への上りはゆったりと会話をしながらクリア。
国道139号を本栖湖まで走り、湖畔の国道300号へと入ります。
やはり調子は最低に近いですが、上りがないのでひとまず問題ありません。
本栖湖北側で自販機ストップ、休憩後周遊路に入ります。
昼なお暗く、夏も涼しい本栖湖の周遊路ですが、この日はそれが体感できる程ではありませんでした。
ただ、皆が流しモードで走ってくれているため、置いて行かれる心配もありません。
本栖湖一周を終え、国道139号に復帰。
ここからの上りで元気なメンバーは先行、私は最後尾付近で上り終え、平たん路に入ります。
県境を越え、道の駅朝霧高原までは下り。
ここは体重を活かして先行し、皆を無事に誘導することができました。
テントの陰に陣取り、皆思い思いの補給をします。
私もソフトクリームで体内アイシング。
試食のピザを貰って、思い起こせば自宅を出てからこれがはじめての固形物です。
無理にでも食べておけばよかったのですが、後の祭り。
会話のキレもなく、皆には申し訳ないことをしました。
さて、ここからは西湖へと戻る道。
今回は全員朝霧カントリークラブ前から県道71号へと出る道を選択します。
私は様子を見ながら離脱ポイントを決めることにし、スタート。
県道71号に出たところでちょっと迷いましたが、せっかくならと大室山西展望台までご一緒させていただくことにしました。
県道71号の上りを最後尾で走ります。
相変わらず身体に熱がこもっている感じで、ソーラーパネルの坂、富士ヶ嶺交差点への坂、ドクタービレッジの坂と一つひとつが身体に堪えます。
それでも何とか坂をクリア、大室山西展望台に到着です。
と、自転車を降りた途端、脚が攣ります。
皆が笑顔な中、私だけ一人微妙な表情。
しばらく待つと治まったので、集合写真のシャッターを切ります。
何とかここまでご一緒でき、皆としっかり挨拶をして見送ることができました。
メンバーはここから県道71号樹海の中を下り、西湖の宿へと戻ります。
私も折り返せば下り。
脚に負担をかけるコースではありません。
自転車に跨り、県道71号を戻っていきます。
突き当り左折、富士ミルクランド前を通過し、上井手へ。
ここまでは順調でしたが、上井手を過ぎた途端、下りにも関わらず脚が攣りはじめます。
堪らず、北山のコンビニでストップ。
またもや体内アイシングです。
やはり固形物を口にする気にはならず。
ただ座って定期的に氷を口にするのみです。
5分~10分程座っていたでしょうか。
そろそろと思い立ち上がると、脚は再び攣り、自転車に乗れません。
仕方なく、自転車につかまったままストレッチ。
痛い脚を無理やり伸ばし、一人悶絶します。
そうこうしているうちに、なんとかクランクを回せる程度に回復。
この機を逃すまじと自宅へと走り出しました。
幸いにして、この後脚の攣りは治まり、無事自宅着。
出だしからしくじったライドでしたが、仲間のおかげで何とか乗り切ることができました。
それにしても、普段は早朝、標高の高い地点しか乗らない私。
体型も相まって暑さへの脆弱さは想像を超えていました。
だからと言って酷暑のトレーニングをしようとも思いませんが、これはやはり問題ですね。
この日の走行距離は116.59kmで獲得標高は1,507m、実走行時間は5時間38分53秒で平均速度は20.6km/hでした。
この日のルートは以下の通りです。
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コメント
お疲れの様子でしたが、これほど厳しかったとは思いませんでした。懸命に私たちを楽しませてくれたのですね。ありがとうございました。来年も楽しみにしています。
投稿: 関口 | 2017/07/26 19:41
関口さん、ありがとうございます。
自分の不甲斐なさで申し訳ございませんでしたが、皆様の楽しい時間にご一緒させていただき、力が湧きました。
来年はゆっくりと参加させていただけるよう、頑張ります。
またの機会に、ぜひよろしくお願い致します。
投稿: あさぎり | 2017/07/27 06:40