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Campagnolo(カンパニョーロ)スプロケット交換

先日、愛車(自転車)のスプロケット(後輪のギア歯)交換をしました。
普段、自転車のメンテナンスや部品交換はショップにお任せの私ですが、この程度ならとのチャレンジ(大袈裟)です。

私の自転車のコンポーネントは、イタリアのCampagnolo(カンパニョーロ)社製。
多く流通するSHIMANO(シマノ)社のものとは異なります。
1999年頃にそれまで使用していたシマノからなんとなくカンパニョーロ(以下カンパ)に変えて以来、何世代か愛用を続けています。

そもそも今回交換に至ったのは、歯飛びするようになってしまったから。
歯飛びとは、力を入れてペダルを踏みこむと、一部のギアでガツンとチェーンコマが飛んで空転してしまう現象です。
その原因は、チェーンとスプロケット歯の関係にありました。

実は年明けにチェーンが伸びている(リンク部分が削れて間隔が開く)ことに気づき、ショップにて新品のチェーンに交換してもらいました。
しかし、旧い伸びたチェーンで削られたスプロケットの歯が新しいチェーンのピッチと合わず、新品に換えたことで逆に歯飛びするようになってしまったのです。
その原因はこれまでの経験ですぐにわかりましたが、これを直すには新しいスプロケットに交換するしかありません。

そこで、早速新しいスプロケットを調達。
しかし、これまで使っていたSUPER RECORD(スーパーレコード)のスプロケットにはチタンが多用され、とても高価です。
5年ほど前はコンポーネントのセットで(勢いで)入手しましたが、ある種消耗品と考えるととても踏み切れません。
そこで、すべての歯がスチール製のCHORUS(コーラス)グレードのスプロケット(11スピード)を入手しました。

カンパコーラススプロケット(11S)

カンパコーラススプロケット(11S)

カンパのスプロケット(11S)は、コーラスグレード以上の基本的な構造は同じ。
すべてスチール製なのがコーラス。
ロー側から3枚がチタン製になっているのがレコード。
ロー側から6枚がチタン製になっているのがスーパーレコードです。

今回入手したコーラスでは、すべての歯がスチールなので銀色に輝いています。
本来であればこれをそのままセットすればよいのですが、今回はちょっと異なる作業となりました。

私が使用するスプロケットはトップ12Tからロー25Tの11スピード。
そして今回歯飛びすることが判明したのは17T、18Tの2枚です。
スプロケットはロー側から3枚、3枚はユニットになっており、一枚単位では変更できませんが、ユニットまとめてなら変更可能です。
歯飛びする17T、18Tはいずれもロー側から二つ目のユニット。
つまり、そこさえ新しいものにすれば、他は以前のものを使用できるのです。

とは言え、トップ側5枚はこれまでもスチール製。
ここを旧いままにしておく意味はありません。
そこで、ロー側3枚のユニットのみこれまでのものを使用し、ロー側3枚がチタン、つまりレコードグレードとして使用することにしました。
もちろん、実走テストにてロー側3枚の歯飛びはしないことを確認の上でのことです。

ひとまず、現在ついているスプロケットを外します。
これには別途入手したスプロケット廻しロックリング廻しを利用します。

スプロケットを外す

ロックリングは正ねじ。
ロックリング廻しで左方向に廻そうとするとフリーが空転してしまうため、スプロケット廻しでそれを抑えて廻します。
写真では寝かせていますが、実際にはホイールを立てて行いました。

スプロケットのロックリングを外した後、旧いスプロケットを抜き取り、洗浄します。
捨てる部分もオイルまみれでは何なので洗いますが、流用するロー側3枚(21T、23T、25Tのユニット)は特に念入りに洗浄しました。

さて、これで準備は完了です。

スプロケットをばらす

新しいコーラススプロケットの内、ロー側3枚のユニットは使用しないため、ガイドに残しておきました。
本来全部交換するのであれば、白いガイドをフリーボディ内側にセットしてスプロケットをずらせば装着できるようになっています。
今回、ここでばらしたことで失敗もあったのですが、それは後程。

フリーボディのグリスを拭き取り、新しいグリスを塗ります。
そして、チタン製のロー側3枚(これまで使用していたもの)をセット。
カンパのスプロケットはフリーボディと合わせ一部内側の突起が特殊形状となっており、セットする時に迷う要素はありません。

ロー側3枚のユニットを装着した後は、新しい3枚のユニット、そしてトップ側のギアをセットしていきます。
間に挟むスペーサーは二つ目のユニットの後のもの以外共通のようですが、念のためもともとセットされていた通りにつけていきました。

ギアをセットしていく

トップギアをセットし、ロックリングを手で廻し込みます。
そして、ロックリング廻しでロックリングを締め込んでいきます。
今度は右廻しなので、フリーを固定する必要はありません。

ここで、大失敗。
装着する時に気づかなかったのですが、ロー側3枚のユニットを装着した後、スペーサーを入れるのを忘れていたのです。
にもかかわらずロックリングを力いっぱい締めてしまったため、ロックリング内側のスプリング(ワッシャー)を壊してしまいました。

ロックリングスプリングを壊す

ロー側から二つ目のユニットのスペーサーは特殊なもので、ユニットに嚙み合ってすぐには外れないようになっています。
しかし、ロー側ユニットのスペーサーは他のものと同じく独立しているのです。
それをセットし忘れた挙句、ロックリングを締める前に間隔をチェックしなかった完全なミスでした。

気を取り直して、以前のロックリングを使用して再度チャレンジ。
もちろん、スペーサーはしっかりとセットしました。

再度チャレンジ

完了!

今度は難なく完了。
ロックリングは壊してしまいましたが、フリーボディのねじ山を壊さず何よりでした。
ちなみに、ロックリングの締め付けトルクは40Nmとのこと。
もちろんトルクレンチを使用してはいませんが、トップギアとロックリングに刻まれたギザギザが噛み合ってゴリゴリと音がする程度に締め込みます。

新しいスプロケットをつけたホイールを自転車に装着。
変速のチェックも行いましたが、問題ありません。

自転車にセット

そしてこの日、インナーローからアウタートップまで使うコース100km程を走りましたが、実に快調です(あくまでもギアは)。
逆にこれまで伸びたチェーンとすり減ったギア歯でトルクのロスがあったことも実感できました。
脚には若干きますが、その分推進力は確実に増しています。

以上、ミスもありましたが、スプロケットをすべて新しいものに換えるのであれば起こりようもないミスです。
道具さえあれば意外に簡単な作業。
不器用な私でもどうにかなるスプロケット交換でした。


  

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