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富士山新五合目サイクリング

7月3日(日)に、サイクリングに行ってきました。

この日の天気は、晴れベースの模様。
しかし、前日土曜日からの湿気をたっぷり含んだ熱波により、気温が高く蒸し暑い陽気になりそうです。
こんな日は、早朝サイクリング、そして標高の高い地点に行くに限ります。
目的地に関してはいくつか迷ったまま、ひとまず早朝サイクリングに出ることにしました。

4:30前に起床。
起きてみると、室内にいても外が蒸し暑いことを感じられます。
朝食のパンを食べ、準備。
この時点で、久しぶりの富士山新五合目(富士宮口)まで富士山スカイラインを上ることも視野に入れていました。
ロングボトルを自転車にセット。
しかし、補給用に持とうと思った羊羹は忘れて家を出ます。

走り出すと気温は23℃程。
思ったほど高くはありませんが、なにしろ湿気が凄い状態です。
国道469号に向けた坂を上っていると、汗が滴ります。

この時点でのコース候補は、富士山新五合目もしくは富士山一周(時計回り)。
いずれにせよ、時間との闘い(大げさですが)になりそうです。
出発が5:20頃だったので、門限の10:30までは5時間ちょっとです。

家を出た時には薄い雲の向こう側だった富士山は、雲が取れるタイミングも。
それに加え、この暑さでは朝霧高原や富士五湖と言えども厳しそうです。
そんな訳で、国道469号に到達する頃には富士山新五合目への登坂を決めていました。

山宮の交差点で右折、登山道に入ります。
富士山頂にはかさ雲が載っていますが、新五合目付近には雲がかかっていません。
少なくとも、以前のようにずっと雲の中と言うことはなさそうです。
この暑さなら、それでもよいのですが。

登山道からの富士山

相変わらず蒸し蒸しする空気の中を、ひとまず篠坂目指して上ります。
脚の調子は、まずまず。
パワーはそれほど出ませんが、コンスタントに動いてくれそうです。
しかし、参るのは、汗。
いつ以来でしょう、こんなに滴るのは。
フレームに垂れる汗を拭いながら、ジワリジワリと標高を上げていきます。

篠坂交差点を直進。
この段になって、富士山スカイライン登山区間のマイカー規制が来週(7月9日)からだと知りました。
思ったより車が多いかも知れないと覚悟を決めます(実際にはそんなことはありませんでしたが)。

篠坂から富士山さくらの園を過ぎてしばらくは、10%程度の坂もある厳しい区間。
ここは、ひとまず我慢のしどころです。
適度にダンシング(立って漕いでるだけですが)を織り交ぜながら上ります。
前夜にパンターニの映画を見ておいてよかった。

しばらく走ると、斜度はやや緩くなります。
しかし緩急を繰り返し、富士山スカイライン周遊(富士宮)区間に入るまではやはり我慢です。
あまりにも朝が早いせいか、車も少なく、コーナーを攻めるオートバイの姿もないのは救いです。
もちろん、他のサイクリストになど一切出合いません。

やがて、富士山スカイラインに入ります。
ここまでくれば、1.5km程で標高1,000m地点です。

富士山一合目

ようやくたどり着いた富士山一合目(標高1,000m地点)。
今日の目的地の標高は2,400mですから、まだ1,400mを残していることになります。
ここまでの実走行時間は1時間36分程。
あまりにも久しぶり過ぎて、これが早いのか遅いのかもよくわかりません。

ちなみに、ここまで上ってきても、湿度は一向に下がる気配がありません。
気温は多少下がっていますが、上り坂と相まって額から垂れる汗の量は増す一方。
既にジャージやグローブはビショビショです。

写真だけ撮って、先を急ぎます。
次なる目標は、西臼塚駐車場。
斜度の緩い部分もあり、そこでは少しでも平均速度を稼ごうと脚を回します。
が、先は長いので、あくまでもマイペースです。

長く感じる3km余を走ると、やがて西臼塚駐車場へ到着。
正面に見える宝永山は、クッキリとその稜線が見えています。

西臼塚駐車場

ここまでの実走行時間は1時間58分程度。
これまたどうなのかはわかりませんが、後々の自分の指標として書いておきます。

駐車場には立ち寄らず、再スタート。
次なる目標は、登山区間入口です。

当初は、一旦水ヶ塚駐車場まで直進して補給しようと考えていました。
が、時間を稼いでおきたいこと、ボトルの水がなんとか持ちそうなことから、直接新五合目を目指すことに決めて走りました。
下って来た後に水ヶ塚駐車場の様子を見に行くと、施設は現在建設中。
7月9日(土)のオープンまでは自販機ひとつもない状況だったので、これは正解でした。
ご注意ください。

相変わらずの上り坂をなんとかこなし、富士山スカイライン登山区間分岐地点に到達します。
来週からのマイカー規制への準備がされていました。

登山区間入口

この時点で時刻は7:22分。
門限を考えると、新五合目を9:00過ぎには出発したく、逆算すると7:30にはここを通過したいと考えていました。
その時間はクリアし、これで新五合目まで上る計算ができることになります。

撮影後、いよいよ登山区間へ。
ここまでも充分きつかったのですが、ここからの13kmは平均斜度が異なります。
気を引き締めて上りはじめました。

途中、何度か見える富士山の山肌には雲がかかっています。
しかし、その雲は高く、おおよそ七合目から上くらいでしょうか。
新五合目の建物はよく見えており、それが逆に負担にもなります。

登山区間からの富士山

標高1,000m地点で一合目を通過した次、二合目は標高1,600m地点となります(登山区間スタート地点を二合目とする案内もあります)。
その地点にある高鉢駐車場にはトイレが備えられていますが、自販機等はありません。
撮影だけして、先を急ぎ(気持ちだけ)ます。

富士山二合目

登山区間スタートから高鉢駐車場まではそれ程きつく感じずに上ることができます。
しかし、この先残り7km地点を過ぎてから七曲り駐車場の先(残り5km地点)までが鬼門なのです。
つづら折れにならず、直線基調の道は、斜度が厳しくなります。

ここは、一杯いっぱい。
堪らず、一枚残しておいたローギア(25T)を放出します。
39×25Tで在庫なし、後は我慢です。

いつの間にやら気温とともに湿度が下がり、風が強くなっています。
空気が爽やかになったことにより、汗の滴りはかなり減りました。
追い風基調も、助かります。


この区間をなんとかクリア。
七曲り駐車場の看板を見るとホッとします。

七曲り駐車場

七曲り駐車場を過ぎ、直線区間を抜けると、つづら折れの区間に入ります。
ここに入ると、とたんに斜度は緩くなり、カーブのイン側を走る時以外はシッティングで余裕を持てます。
ただし、ここまでに蓄積した脚のダメージが回復するほどには至らず。
ペースはドンと落ちたままです。

やがて、標高2,000m地点に三合目の看板。
停車して撮影をします。

富士山三合目

あわてずゆっくりの文字が見えますが、大丈夫、あわててもゆっくりとしか走れません。

七曲を抜けると、傾斜はまたややきつくなります。
が、ラスト1km地点までは騙しだまし上れる程度です。
既に近くなった新五合目の建物も、よりクッキリと見えています。

新五合目を望む

気温は先ほどからずっと19℃程。
しかし、空気の質は明らかに変わってきます。
カーブを抜けると向かい風の区間もありますが、クールダウンにちょうどよい感じ。
それにしても、風はどんどん強くなってきました。

そして、残り1.5km程の地点に富士山四合目(標高2,300m)の看板があります。

富士山四合目

看板の文字が一部取れてしまっていますが、ここには展望広場はもうすぐの文字がありました。
確かにもうすぐなのですが、自転車に取って上りの1.5kmは結構長いです。
しかも、道路脇に駐車スペースが現れる残り1km地点からは、かなりの斜度です。

最後の力を振り絞りたくても絞れず、もはや惰性だけで進みます。
脚はもう一杯、しかも残り表示0kmは、観光バス駐車場下で、登山口まではさらにそこから数百メートル走らねばなりません。
ようやっとのことで、登山道富士宮口に到達しました。

富士山新五合目富士宮口

ここまでの実走行時間

ここまでの実走行時間は3時間22分程。
思ったより30分程度短かったものの、平均速度は10.8km/hと、なんとか二桁と言う体たらくです。
息を整え、展望台へと進みます。

展望台から眼下の光景

展望台から山頂方面

これまで上空に広がる雲ばかりを見て走ってきたので気付きませんでしたが、眼下には雲海が広がり、青空も見えています。
雲海に遮られ平野部を一望と言うわけにはいきませんでしたが、ここまで上ってきた甲斐はありました。

一方で、山頂には相変わらず雲がかかっています。
それにしても、人、車の数は日曜日にしては少なく、写真の撮りようによっては閑散として見えます。
現時点で登山道は六合目まで開通、山頂までの開通は9日になるので無理もありません。
もちろん、まだ時間が早いこともありますが、これには本当に助かりました。

新五合目の気温は17℃。
風が強く吹き付けていることもあり、汗を吸ったジャージでは寒さも感じます。
自販機で缶ドリンクのみ補給し、早々に下ることにしました。

ゆったりと下りに入ります。
路面が荒れている部分もあるので、下りは慎重に。
それでも、ちょっと油断するとすぐに速度は上がります。
ハンドルバーの下を持ち、ブレーキレバーから指を離さず下りました。

上りで難儀した道ですが、下りはあっという間。
登山区間の分岐に到達します。
適度に脚を回しながら下っていたため、脚は固まっていません。

時間に余裕がありそうだったので、水ヶ塚駐車場の様子を見に行くことにします。
御殿場側に2km程走れば、水ヶ塚駐車場です。

富士急行が駐車場入り口付近に建設中の「森の駅富士山」は、建物は完成しているものの、まだオープン前。
山頂までの登山道開通に合わせ、7月9日(土)にオープンするとのことでした。
期待した自販機も、現段階で設置はなし。
この日、ここでの補給に期待をせず、正解でした。

水ヶ塚の森の駅富士山

建物の中は、休憩(飲食)スペースが広く取られている模様。
物販で手狭になる様子ではなく、これは歓迎です。

駐車場を折り返し、登山区間分岐へ。
走っていると、雲がどんどん通り過ぎていきます。
強風なので、雲の流れも速く感じます。

雲の流れ

そして、再びダウンヒル。
篠坂目指し一気です。
この時間になると、オートバイの数も増えますが、下りではあまり関係ありません。

篠坂の交差点で左折。
一呼吸置いてから工業地帯を下り、自宅へ。

10:18に自宅に到着した時、気温は既に31℃になっていました。
下りでも汗ばむ程です。

結果、この日の走行距離は79.01kmで獲得標高は2,181m(メーター読み)、実走行時間は4時間31分33秒で平均速度は17.4km/hでした。
笑ってしまうくらい遅い速度ですが、自分にとっては充分アドベンチャーなサイクリングでした。

この日の走行ルートは、下記の通りです。


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コメント

キートンです。
 お疲れ様です、いい天気でしたね。
それにしても、普通なのですか、1合目から西臼塚駐車場まで22分で登るのですね。自分が行ったときには、中学生くらいかな?ママチャリで休み休み、登ってましたね。楽しみな人たちでした。

投稿: キートン | 2016/07/04 22:55

キートンさん、ありがとうございます。
私の乗っている自転車はロードレーサーで、軽量のため(身体は重量級ですが)、この時間で上れるのだと思います。
速い人なら2倍以上の速度で上ると思われます。
ママチャリではきついですよぉ、あの傾斜。(^^;)

投稿: あさぎり | 2016/07/05 06:40

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