道の駅伊東マリンタウンサイクリング
2月28日(日)に、サイクリングに行ってきました。
この日の予報は晴れ、天候に問題はなさそうです。
用事を兼ねて道の駅伊東マリンタウンに家族で行くこととなっていたため、私だけ自転車で往路を走らせてもらうことにしました。
前夜、なんとなくコースをイメージしますが、どうもこれと言った案が浮かびません。
ひとまず、すり減った後輪のタイヤのみ交換しながら、ぼんやりと考えて沼津コースを取ることにしました。
タイヤ交換は前回よりは(あくまでも前回よりは)スムーズに進みます。
ついこの間換えたばかりだと思っていたのですが、大汗をかきながら悪戦苦闘したのは昨年5月。
既に半年以上の月日が経っていたのでした。
それはタイヤがすり減っても不思議ではありません。
翌朝、7:30過ぎに自宅出発。
伊東マリンタウンでの集合は12:30頃を予定しているので、時間的には約5時間あります。
沼津コースを取ると言っても、千本街道を沼津市街まで走った後は、様々なルートが考えられます。
最短距離で走れば早めに伊東に着きますが、その後大室山で行われる予定の野焼きを見るもよし。
どうも決め手に欠ける状況で、ひとまず富士市街へと下りました。
新品のタイヤ(MICHELIN PRO4 SC)は、心なしか転がりが軽い印象。
いやいや、出だしの下りですから、気のせいでしょう。
後の上りでは、やはり気のせいだったと思い知ります。
冬用の装備できていますが、気温は真冬とは異なります。
空気は冷たいには冷たいのですが、刺すような感は全くありません。
富士市街に降りて旧東海道をひた走ります。
途中で見える富士山も、やはり真冬とは異なりやや霞んでいます。
千本松原の脇に入り、やがて富士市から沼津市へと入ります。
以前Sさんと走った時には駿河湾の防波堤上を流したのですが、この日は千本街道を直進。
速度は思ったほど上がりませんが、ひとまず沼津市街まではとペダルを踏み込みます。
ここにきても考えはまとまらず。
しかし、迷った時は時間が許す限り最もヘビーなコースを選択する傾向がある私。
自転車に向きあう姿勢は緩い癖に、何故か変な所だけストイックなのです。
そんな訳で、以前Sさんと走った西浦~真城峠~戸田峠~修善寺~亀石峠のコースを走ることにしました。
どうしても気分が乗らなければ、三津浜から伊豆長岡に抜ける道もあります。
そんな訳で、沼津市街から国道414号を走り、口野を目指します。
口野で時間を確認し、なんとか行けると踏んで右折。
駿河湾沿いの道を西浦へと走ります。
時間を優先したかったので、写真は最低限。
Sさんと撮影したポイントで、比較のために撮った写真はあの日(昨年11月29日)とは比べようもなく霞んでいました。
海沿いの平穏な道を走っていると、一人のローディーが挨拶をして抜いていきます。
挨拶は返しましたが、そのスピードにつくことはできず。
まもなく真城峠の入り口だったこともあり、そのまま見送ります。
そして、真城峠の入口を左折。
序盤ほんの少しの平穏な道を過ぎると、みかん畑の中傾斜が急になってきます。
里山の春の光景を楽しんだのも束の間。
すぐに汗をかきながら上ることに集中せざるを得なくなります。
それでも、前半は前回よりも楽に上れた気がしました。
調子がよいのかと思いきや、中盤からはさらに傾斜が急に。
やはり、厳しさは変わっていませんでした。
つくづく、はじめチョロチョロ(と言うには厳しいですが)中パッパな感じの峠です。
3ヶ月前に一度上っている峠道ですが、記憶は実に頼りになりません。
ようやくつづら折れの道になり、一息ついた後ラストはまたもや直線。
相変わらずキツイ真城峠をなんとかクリアできました。
海沿いから500m程も一気に上った割にはそっけない峠。
ここからしばらく下って、次は戸田峠への上りです。
前回、真城峠のあまりのキツさに、覚悟していた戸田峠は逆にそれほどでもなかったと感じた二人。
しかし、そんなことはありません。
確かに13%~14%と言う上りこそありませんが、平均して10%弱の坂が続きます。
前回の二人は、変にハイな状態になっていただけでしょう。
一人で上る戸田峠は、その傾斜、距離なりに厳しいものでした。
途中、休み休み上るローディーを一人パス。
結局この日は一人に抜かれ、一人抜いただけで終わりました。
戸田峠を上りながら、指先に軽い痺れとちょっとした寒気を感じます。
これは、ハンガーノックの兆候です。
朝、菓子パン二個を食べて出ていますが、ここまでの走りで消耗した模様。
無補給で走れるかと思いきや、やはりここの峠は甘くなかったようです。
ひとまず、戸田峠をクリアします。
ここで、標高720m程。
後は、修善寺までひたすら下りです。
下りはじめてすぐ、達磨山レストハウスに立ち寄ります。
補給はなしで、絶景の撮影のみ。
と、思いましたが、あまりの霞みように富士山はどこ?状態でした。
虹の郷前を通り、修善寺へ。
ここで何か補給しておかないと、修善寺から田原野までの道がまた辛いものとなりそうです。
温泉街を抜けたコンビニで補給。
菓子パンとアイス、ドリンクを立ったまま詰め込みます。
相変わらず一人だと実に潤いのないサイクリングです。
もともと休憩を長く取ると走るのが嫌になるタイプなので仕方ないのですが。
慌ただしく出発します。
修善寺駅から県道80号を田原野へ。
決してペースは速くありませんが、先ほど補給しておいたことが功を奏し、マイペースで順調に走れました。
田原野の交差点で右折。
最後の上り、亀石峠へと走り出します。
9%の上りが続く直線では、さすがに脚にきていることを感じます。
時間的には間に合いそうなので、特に急がずにゆっくりクリア。
やがて、亀石峠に到着です。
これにて、三つの峠を越えました。
亀石峠からの下りは、相変わらず快調。
あっという間に宇佐美に到達し、今度は相模灘の海沿いに出ます。
伊東マリンタウン到着は12:12。
走行距離は93kmちょうどで平均速度は21.7km/hでした。
家族の状況を確認すると、家を出るのが遅れ、到着まではまだ時間がある様子。
少し迷いましたが、大室山の様子を見られればと、再び伊東マリンタウンを出ます。
海沿いの道を走っていると、大室山から野焼きの煙が上がっているのが見えます。
できる限り近付きたいと、国道135号を南下。
伊豆高原目指して上り坂を走っていきます。
が、一向にペースは上がらず。
息ばかりが上がっていきます。
結局、伊豆高原にたどり着くことなく時間切れ。
折り返し、元来た道を下って伊東マリンタウンへと戻ります。
マリンタウンにて、家族と合流。
自転車を車に積み込み、シーサイドスパへ。
汗を流した後、3Fの休憩室でのんびりします。
子供たちは漫画に夢中。
私は軽く目を閉じ、疲れを癒しました。
休憩後は、伊東マリンタウン内のじゃんまりんでいつものセット。
腹も満たし、大満足で伊東マリンタウンを後にします。
結局、この日の走行距離は112.25kmで獲得標高は1,588m、実走行時間は5時間10分38秒で平均速度は21.6km/hでした。
| 固定リンク
「サイクリングへGO!」カテゴリの記事
- 佐野プロライドサイクリング(2019.01.25)
- 道の駅伊東マリンタウンカジキバーベキューサイクリング(2018.11.12)
- あさぎりフードパークサイクリング(片道)(2018.06.24)
- なるしま蓼科ロングラン2018(後編)(2018.05.24)
- なるしま蓼科ロングラン2018(前編)(2018.05.24)
コメント