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東海道サイクリング(前編)

1月24日(日)に、サイクリングに行ってきました。
この日の天気予報では、この冬最強、十数年に一度?と言うクラスの寒波が列島を襲うとのこと。
強い冬型の気圧配置となり、しかし静岡近辺は晴れるとのことでした。

そんな予報の一日ですが、子供たちと妻は午前、午後にそれぞれ用事があり、私はフリーでよいとのこと。
久しぶりにゆっくり時間を取ってサイクリングに出られそうです。
とは言えこの寒波の中、朝霧高原や富士五湖方面に向かうのはリスクがあります。
直前に降った雪の影響や凍結も心配です。
そんな訳で、東海道を中心に海沿いから近辺の山を走ることにしました。

そうと決まれば、いつものお仲間Sさんにお声かけをしない訳にはいきません。
前夜のことでしたが、予定のコースをSNSに載せると快く参加を表明してくださいました。

寒波の影響も考慮し、いつもより一時間半程遅い新幹線での来静をお願いします。
9:07新富士駅着のこだまにて新富士駅集合、準備をして9:30前に出発の予定でコースを組みます。
私はそれに間に合うよう起床。
家族と朝食を摂りました。
走る前の栄養補給は、これです。

ヌテラでパンを

我が家から新富士駅までは、実走行時間にして20~30分ほど。
下り基調なので、時間は読みやすいのです。
外に出てみると、確かに気温は低目。
指先は冷たいのですが、太陽が昇っている分、寒さは厳しく感じません。

国道139号に下り、富士市街へと走ります。
身体を暖めたいので、下りでもクランクを回し、脚に力を込めます。
心配した強風は、この段階では吹いていません。

東名高速富士I.C.付近で、富士見大通りに入ります。
ここまでくれば、もう時間調整をしながら走る余裕も生まれます。
途中の歩道橋に上って、富士山を撮影。
雪は多く、本来の冬富士の姿を取り戻しています。

富士見大通り歩道橋からの富士山

再び大通りに降りて、新富士駅へ。
予定時刻の10分程前に、無事到着します。
考えてみれば、名古屋以西の積雪や小田原付近での強風などにより新幹線が遅れる可能性もあります。
しかし、どうやらこの時間帯は通常通りの模様。
ひとまず安心しました。

そして、Sさんは予定の新幹線で到着。
相変わらずテキパキとした動作で、あっという間に自転車を組み立て、出発準備が整います。
このあたり、もう阿吽の呼吸と言ったところです。

9:20頃に新富士駅を出発。
この日は国道1号バイパスに出て、道の駅富士に向かいます。
前日掲載したコース案内で、道の駅富士9:30と書いていたので、万が一誰かが待っていた場合には合流するつもりだったからです。
しかし、当然のように誰もおらず。
Sさんと二人で振り返り、富士山を撮影します。

道の駅富士にて

スッキリと姿を見せる冬富士に、Sさんもご覧の表情。
ひとまず、順調なスタートです。
富士山の山頂付近には雪煙が立ち、強い西風に柔らかな雪が舞い上げられている様子が窺えます。
そんな解説をひとしきりして、出発。
「新富士川橋」にて富士川を渡りました。

日本一の河口幅を誇る富士川。
その最も河口付近にかかる新富士川橋の長さは相当なものです。
渡る途中でも、立ち止まり富士山を撮影。
本来は反対側の歩道からの方がよいのですが、そこは我慢していただきました。

新富士川橋上より

ここまで、心配された西風はそれほどに感じません。
確かに、西向きに進む我々にとってやや向かい風ではあるものの、大寒波の襲来を感じさせるようなものでなく、むしろ河口付近の橋上としては穏やかな印象すらあります。

橋を渡り切ったところで、堤防上の道路に降ります。
ここは、以前もSさんと一緒に走った部分。
しかしあのときは時間に余裕がなく、今回の方が楽しみながら走れます。

駿河湾沿いに出て富士川河口を眺めると、流れ込む川と波がぶつかり、白波の飛沫があがっています。
さすが日本三大急流のひとつ、富士川。
最後の最後まで川の流れが主張をしています。

富士川河口

相変わらず風はそこそこの駿河湾沿い堤防を話をしながら流します。
この日最大のお楽しみは蒲原の「よし川」さんでのランチですが、ひとまずは堤防上にて通過。
薩た峠経由で興津を目指し、その後峠道を走るコースに関しても今一度確認します。

新蒲原付近で堤防を降り、車道へ。
ここからしばらくは、黙々と走るポイントです。
由比に入る手前で東海道線の踏切を渡り、旧東海道へと入ります。
そしてすぐに由比駅前へと続く道へ。
「正雪」で有名な神沢川酒造の前を通り、東海道広重美術館、由比駅と通過します。
ここは、昨年Sさんが撮影で歩いた場所。
この日のサイクリングは、点を線でつなぐようなルートです。

由比駅前を過ぎ、今度はさらに旧道を倉沢地区へ。
ここから薩た峠への道も、Sさんは同様に歩いています。
細い道をゆったりと走り、やがて薩た峠入口に到達します。

私は数回上っている薩た峠由比側ですが、Sさんは自転車で走るのは初めて(徒歩では上っている)。
なので、ここはSさんのペースで行ってもらいます。
私はひとまず撮影をし、後に続きました。

いざ、薩た峠へ!

軽やかに上る

さすがに体重が軽いSさん。
急坂をものともせず、軽やかに上っていきます。
対して私は、トルクで上るしかありません。
路面に気を使いながら、それでもいつもより力を込めて続きました。

上り口が急に見える薩た峠ですが、実は一番傾斜がきついのはほんの一呼吸ついた後。
自転車だと、それが如実にわかります。
その二段目を上り終えたところでSさんが私を撮影してくれました。

薩た峠にて

まさか、こんなところで写真に収まる日が来るとは。
Sさんに感謝です。
この次は、同様の場所で私が正面からSさんの笑顔を撮りたいと思いました。

ここまでくれば、後は短い上りの繰り返し。
平坦部分もあり、距離的にも短い薩た峠への道はあっという間です。
峠の駐車場手前で、撮影。
Sさんと富士山の画は、実に気持ちよさそうに撮れました。

Sさんと富士山と

クリートのついたシューズのため、遊歩道の展望台へと向かうことは断念。
そのまま興津側へと下ります。
工事中の道を慎重に下り、興津川沿いを河口付近へ。
橋を渡って国道52号の起点を過ぎれば、この日最初の目的地、興津のたい焼き屋さんです。

以前は興津駅の西側で歴史を刻んでいたこの伏見たいやき店。
火事で店舗を焼失し、この地で復活を遂げています。

伏見たいやき店

時間が早いせいか、混雑はしていません。
店内に入り、ひとつ100円のたい焼きを二匹注文。
この後の行程を考えると、一匹ではちょっと物足りないか?と思ったからです。
続いて、Sさんも二匹注文していました。

興津のたい焼き

店内のベンチに腰掛け、たい焼きを食べます。
温かいたい焼きに、気持ちも温かく。
しかし食べ終わって外に出ると、青空に風花が舞っていました。
興津川を渡る頃から、向かい風が強くなったことも感じていました。
寒波の襲来は、やはり現実のものだったようです。

この先清水の市街に向かえば、清見寺、清水の街並み、清水港、三保の松原、日本平など見どころもありますが、この日はここで折り返すことに。
あくまでも、ランチの時間帯に「よし川」さんへと到着することが目的ですから。

Uターンし、来た道を戻ります。
しかし薩た峠興津側の上りと由比側の下りはあまり面白味を感じません。
そこで、駿河健康ランド前を通り、海沿いの道へと出ます。
国道1号沿いのこのルートは、富士山を正面に見ながら走れます。

海沿いを走る

スマル亭の前で歩道に入り、押しボタン式信号にて国道1号を渡り、倉沢地区へと続く道に入ります。
ここは、先ほど上った薩た峠入口。
ここからしばらくは、来た道を戻ることになります。

旧東海道に出てからは、由比駅前に入らずにそのまま進みます。
そして、途中のコンビニでトイレ休憩。
この後しばらく山中を走るので、ドリンクも補給しておきました。

Sさんのバイク

この日のSさんのバイクは、コルナゴC-59にカンパニョーロスーパーレコードEPS。
そんなバイクを愛でながら、私と二人静岡にカンパ襲来・・・などと思います。

下らないことはさておき、出発。
入山入口の信号を左折し、入山地区、そして大代峠(おおじろとうげ)へと向かう道に入ります。
入口から新幹線の高架をくぐるまでは平坦路、その後ジワジワと傾斜が出てきます。

そんな平坦路を走っていると、何やら交通規制が。
なんと、車道に露店が並んでいるではないですか。

露店が並ぶ

いい匂いも漂ってきます。
先ほどたい焼きを二匹食べていなかったら、ここでもストップしたかもしれません。

しばらく走ると、菅原天神宮の前にだるま露店が出ています。
どうやら、ここの氏神様のお祭りのようです。
そんな光景を撮影しながら、先へと進みます。

由比のもう一つの造り酒屋、英君酒造の前を過ぎると、傾斜はいよいよ急に。
Sさんには「大垂水峠高尾側位です」と伝えましたが、最大斜度はそれをはるかに上回っていたようで、失礼致しました。
どうも峠道の表現が上手ではないようです。
と言うよりも、記憶があいまいなのかもしれません。
体調によって、峠道の辛さには違いが生じますからね(言い訳)。

いずれにせよ、斜度のキツイ部分では、Sさんも若干辛そうです。
呼吸が上がってくると、弱い咳が出る状態。
これは、昨年2月~3月頃の私と同じ症状です。
後に、どうやら花粉症らしいと判明しましたが、Sさんは風邪が長引いているかと思っていたようです(私のは不明)。

海沿いでは強く背中を押してくれた西風も、ここでは感じず。
途中に咲く紅梅を、休みついでに撮影し、春を感じます。

紅梅がきれい

やがて、道はつづら折れに。
普通の峠ではつづら折れになると斜度が緩くなります。
ここも同様なのですが、終盤また勾配がきつくなるのが大代峠の特徴。
しかし、この大代峠を入れなければ、ほぼド平坦と言ってよいルートになり、あまりにも走りの面白味がなくなってしまいます。
辛くはありますが、峠手前で見る富士山は相変わらず気持ちよい光景でした。

あと少し

大代峠と富士山

Sさんもそんな富士山を撮影

二人で無事に大代峠を越え、下りに入ります。
ここの下りは、序盤のみカーブがきついですが、それほどテクニカルではありません。
路面が整備されている部分も多く、快調に下り、松野へと出ました。

当初予定では、ここで右に折れ、富士川沿いを蒲原へと向かうこととしていました。
しかし、予定通過時刻を勘案すると、まだ余裕があります。
そこで、当初ルートには入っていない富士宮行きを追加することに。
これだけ富士山がきれいに見えるなら、きっとSさんにも喜んでいただけるはずです。

ただし、獲得標高、距離ともに少々増えることとなりますので、Sさんにはそのことを告げず、私の頭の中だけにとどめました。

後編に続く。

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