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道の駅なるさわサイクリング

2月21日(日)に、サイクリングに行ってきました。

この日の富士宮は夜半過ぎまで雨。
路面状況が悪く、早朝サイクリングは断念です。
それでもその後の天気は晴れとの予報。
7:30過ぎに自宅を出発し、定番コースの朝霧高原方面へと走ることにしました。

外に出てみると、気温は高め。
自宅付近で既に10℃以上あります。
しかし、季節外れに暖かかった前週とは異なり、冬の様相で出発です。

まだウエットな路面を慎重に走り、国道469号へ。
空はどんよりと曇り、梅の花もいささか寂しそうです。

国道469号沿いの梅

そんな空も、北山から大月線に入る頃には晴れてきます。
路面はまだ乾いておらず、空気も湿気たっぷりな様子ですが、上りを走るのに支障はありません。
これからの天気に期待ができそうな状況です。

大月線を走る

これまで雲に隠れていた富士山が突然姿を現したのは、上井出に到達する少し前。
流れるように雲が消え、雪化粧の富士山が眩しく目に飛び込みます。

富士山が見えた!

これに気をよくしましたが、ペースは上がらず。
それでも、気分さえよくなれば、サイクリングは楽しいのです。

上井出を過ぎ、富士ミルクランド方面へ。
もとよりタイムをチェックするような走りではありませんが、富士ミルクランド前での恒例のタイムチェックも忘れて直進します。

カフェナチュレ先で県道71号を右折。
これまで見られた残雪は、前夜の暖かな雨で消されていました。
牧草地に出ると、牛たちも実に気持ちよさそうです。

放牧の牛たち

無理をしていないペースなので、この日は鳴沢まで走れそうです。
荻平を直進、広見を通り県境へ。
県境からの小さなピークを二つ過ぎ、富士ヶ嶺交差点への上りも無理せずにクリアします。

富士ヶ嶺交差点を直進、ドクタービレッジ前からの上りに差し掛かります。
木々はまだ冬の様相ですが、青空は実に気持ちよく、心なしか春の香りも感じます。

県道71号富士の樹海

長い上りの先、大室山西展望台へ。
前週はほとんど何も見えない状態でしたが、この日は雨に洗われ実にクリアな眺めです。

大室山西展望台

なお、展望台はフェンス工事中です。

時間もあったので、ここで折り返す気にはならず。
久しぶりに鳴沢まで走ります。
展望台から先は、樹海の木々が頭上に覆いかぶさる道。
まだウエットな上に、路肩には残雪も目立ちます。
気温を見ると5℃!
ここはまだ冬でした。

残雪

冬の気温

春から突然の冬へ逆戻り。
冬の装備で来てよかったと安堵します。
鳴沢村に入って見えた富士山は、アイスバーンがテカテカ光る北側特有の斜面。
せっかくならと、鳴沢で国道139号に合流した後、道の駅なるさわまで少し走ります。

道の駅なるさわの少し手前、富士緑の休暇村からの富士山は、そんなアイスバーンがよく見えます。
除雪され積み上げられた雪もまだ大量に残っていました。

富士緑の休暇村前からの富士山

残雪

道の駅なるさわにちょっと立ち寄り、すぐにUターン。
帰路は、国道139号を直進します。

西湖、精進湖、本栖湖とかすめ、県境へ。
あさぎりフードパークに立ち寄った時には、季節はすっかり春に戻っていました。

あさぎりフードパーク

あさぎりフードパーク

あさぎりフードパーク

この日、投げ餅のイベントが行われていたあさぎりフードパーク。
気温は16℃と、標高900mとは思えないくらいです。
本来なら家族と訪れたかったのですが、この後息子の用事で送迎をしなければならなかったので断念。
あさぎりフードパークをでて、国道139号を下ります。

上りで若干の向かい風を感じていましたが、下りはそれが追い風に。
春を満喫しながら、快調に下ります。

春

13:00前に自宅着。
この日の走行距離は83.52kmで獲得標高は1,262m、実走行時間は3時間46分51秒で平均速度は22.0km/hでした。

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この週末は富士山も見頃に!

ここのところ、ようやく雪の様子が安定してきた富士山。

25日(木)は沿岸部ではよく晴れて穏やかな日でしたが、朝霧高原などでは雪も降る変わりやすい天気。
富士山もそんな雲を纏い、その姿を窺い知ることはできませんでした。

2月27日朝の富士山

そして今朝(27日)、富士川から朝の富士山はご覧の通り。
宝永山まできれいに雪化粧し、その下も粉を振りかけたような絶好のコンディションです。

昨日は雲が出たり消えたりでしたが、今日は夕方から雲が出るものの日中は晴れ予報。
明日の日曜日は終日晴れの予報です。
この週末は、絶好の富士山日和になりそうですよ。

伊豆半島南部の河津町では河津桜も満開
こちらも、今週末の行楽にお勧めです。

お出かけしないのがもったいない週末になりそうですね!

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河津桜まつりの様子(2月24日)

2016年2月24日(水)に、伊豆半島の静岡県河津町で開催されている河津桜まつり会場を訪れました。

到着したのは午前10時頃。
平日だと言うこともあってか、この時間の伊豆半島海沿いは渋滞なし。
極めてスムーズに会場に到着できました。

河津桜の開花状況はほぼ満開。
一部散りはじめている木もありましたが、花の状態はきれいで、少なくとも今週末までは見頃と言えると思います。
その先は、天候次第でしょう。

会場周辺を1時間ほど歩きながら撮影をしました。
自転車でのアクセスだったため、撮影はコンパクトデジカメCanon PowerShot G7Xです。
到着時は青空の広がった会場付近。
次第に曇り、どんよりとした空になってきましたが、それでも充分に楽しむことができました。

今回、そんな写真を多数ご紹介いたします。
よろしければぜひ、満開の河津桜をお楽しみください。

2月24日の河津桜

2月24日の河津桜

2月24日の河津桜

2月24日の河津桜

2月24日の河津桜

2月24日の河津桜

2月24日の河津桜

2月24日の河津桜

2月24日の河津桜

2月24日の河津桜

2月24日の河津桜

2月24日の河津桜

2月24日の河津桜

2月24日の河津桜

2月24日の河津桜

2月24日の河津桜

2月24日の河津桜

2月24日の河津桜

2月24日の河津桜

2月24日の河津桜

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Canon EF35mm F2 IS USM

かなり今更なのですが、2014年初めに入手したCanon(キヤノン)のデジタルカメラEOS用交換レンズのレビューです。
今回ご紹介するのはEF35mm F2 IS USM。
手ブレ補正付きの開放F値2.0の単焦点レンズとなります。

Canon EOS 7D Mark Ⅱ+EF35mm F2 IS USM

私はこのレンズを中古で入手しました。
財政難から手離してしまったSIGMA 35mm F1.4 DG HSMの代わりとなるレンズを探していた時に見つけたからです。
この頃の私は機材選びに迷走していて、特に広角~標準域は明るいズームレンズ、単焦点レンズ、レンズ一体型デジタルカメラ(SONY DSC-RX1)など、入れ替わり立ち替わりとなっていました。

そんな中ふとした出会いから手にしたこのレンズは、35mm単焦点レンズの中では特に目立った存在のものではありませんでした。
画質や明るさにこだわれば、より高価なEF35mm F1.4L USM(2015年9月に後継モデルのEF35mm F1.4L II USMにチェンジ)があり、先述のシグマ製レンズの評判もとてもよく、開放F値2.0と言うのはそれらと比べても明るくないからです。
あえて言うなら、この焦点距離の単焦点レンズとして、手ブレ補正(IS)を搭載したと言う点が特徴でしょうか。

それでも2012年の発売と比較的新しく、デジタル向けのコーティングもなされ、実勢価格的にも入手しやすい(さらに中古だったので)レンズだった上、使い勝手の良い標準域単焦点レンズ。
一本持っていても損はないだろうと手を出しました。

それ以来、機会あるごとに持ち出すレンズに。
これと言って惚れ込むようなものでもなく、便利に利用してきました。
私に取って35mmの画角は何でも撮れる便利さの半面、撮影意図が明確でないと凡庸な画を量産するもの。
写真の腕を磨くより機材に頼る傾向が強いので、望遠系に比べ特徴を出しにくいと感じています。
とは言え、手ブレ補正含め、失敗できない撮影には重宝するレンズなので、登場の機会は少なくありません。

そんな訳で、35mmフルサイズセンサーのEOS 5D Mark Ⅲ(以下5D3)に加え、APS-CセンサーのカメラであるEOS M3やEOS 7D Mark Ⅱ(以下7D2)などで併用してきたこのレンズ。
APS-Cセンサーの場合換算画角は56mm相当になるので、そうした意味でも便利に使ってきました。

ここでこれまで撮影してきたいくつかのシーンをご紹介したいと思います。

まずは、2014年冬の光景です。
とにかく雪が多く降った2月。
防塵防滴構造ではないこのレンズですが、コンパクトなため濡らさずに撮影するには便利でした。

まずは、絞りによる変化です。

絞りf8での撮影

絞り開放f2での撮影

撮影は、5D3に装着して行いました。
上の写真はf8まで絞って残雪の光景を撮影。
そして、下の写真はf2開放での撮影です。

F2と35mm単焦点レンズとしては決して明るいとは言えない開放F値の本レンズですが、それでもズームレンズとは異なりf値の変化による画づくりを楽しめます。
周辺減光は見られるものの、顕著ではありません。
デジタルレンズオプティマイザや画像処理ソフトでの補正を併用すれば何ら問題になるレベルではありません。

この翌日、富士宮市街地は雪となりました。
朝霧高原など標高の高い地域ならいざ知らず、標高100m程の市街地が雪となるのは珍しいことです。
そんな中、富士市の岩本山公園と富士宮市の富士山本宮浅間大社に出向きました。

f3.5にて撮影

開放f2.0にて撮影

f5.6にて撮影

まずは、岩本山公園。
上からそれぞれf3.5、開放f2.0、f5.6での撮影となります。
真ん中の写真のみトリミングしていますが、それ以外はノートリミング、コントラストと明るさのみ調整しています。
雪の中での紅梅の色合い、途中から降りが強くなった雪の様子を含め、フルサイズセンサー+単焦点レンズの威力は存分に発揮されています。

続いて、富士山本宮浅間大社です。

開放f2.0にて撮影

f4.5にて撮影

上の写真は開放f2.0にて撮影しています。
SIGMA 35mm F1.4 DG HSMの開放からカミソリのような切れ味には及びませんが、それでも開放から風景を撮るのに大きく不足する印象はありません。
そして、撮影距離によって多少絞っても充分にボケてくれるのもありがたい点です。

そして、月日は流れ2016年。
年が明けて入手した7D2につけて、市内の焼き肉店へと向かいました。
APS-Cセンサーでの換算画角は56mm。
手ブレ補正機能や0.24mと言う最短撮影距離も含め、店内での撮影には実に強いと実感できます。

f2.5にて撮影

f2.5にて撮影

f2.5にて撮影

f2.5にて撮影

飲食店での料理撮影では、絞り優先でf2.5に固定。
あれこれ設定を迷っている時間はありませんし、酔いも入って適当になるからです。
そんな緩い撮影でも、特に問題なく応えてくれる気軽さもこのレンズの魅力です。
7D2での撮影ISOはオートで400から800程。
ズームレンズより明るいのでISOが低く抑えられるのも画づくりには好都合です。

ところが、焼き肉を食べる息子の写真を撮ろうとすると、もうひと工夫必要です。
手ブレ補正に助けられ忘れがちになりますが、この設定でのシャッター速度はおおよそ1/50秒程。
これでは、動く被写体に対しては被写体ブレが生じます。
今回は、ブレの少ない写真を選びました。

f2.5にて撮影

f2.5にて撮影

それすら活かして画づくりをするなら、それもまたよしではあります。
しかし、どうも被写体ブレを活かすことができない私。
こうした場合には、シャッター速度の低速限界(ISOオート低速限界)を設定しておくべきですね。

もっとも、動く炎はよい雰囲気で撮影できたので、一概には言えませんが。

f2.5にて撮影

これはレンズではなく、カメラの設定になりますが、こうした設定を切り替えられるようにあらかじめセットしておいた方がよいかもしれません。

以上、限られた場面でのご紹介となりましたが、それこそ意識せずに様々な場面で活用しているレンズだと言えます。
だからこそ、これはこのレンズで!と意気込んだ撮影画像の整理ができていないのです。
実勢価格もまずまずの水準(2016年2月現在で60,000円前後)なので、持っていても損のないレンズだと思います。
もっとも、EF35mm F1.4L II USMの価格がもう少しこなれてくれば、そちらに行きたい気持ちもないわけではありませんが・・・。

  

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富士ヶ嶺サイクリング

2月14日(日)に、サイクリングに行ってきました。
この週末の予報は、13日(土)が夜から春の嵐、そして翌14日(日)は晴れてくるとのもの。
そして、気温は高くなるとのことでした。

日曜日、午前中に用事があったため、サイクリングに出られるのは昼過ぎ。
そんな訳で朝は家族以上にゆっくりと寝て起きます。
予報通り、朝方まで降った雨は止み、天候は回復。
その後、気温は上昇を続けていきます。

予定通り用事を済ませ、12:30頃に自宅を出発します。
気温は既に20℃を超えています。
そのため、2月中旬にも関わらず、半袖ジャージにショートビブショーツ。
グローブこそ薄手とは言え指つきにし、ソックスは冬用としましたが、それ以外は真夏と変わらない服装。
それで充分な気候だったのです。

当然、向かった先は朝霧高原。
じたくから国道469号、大月線と走ると、南風に背中を押されます。
それほど頑張った訳ではないのですが、ペースは快調。
これに気をよくし、いつもよりペダルを踏み込みます。

そんな訳で、富士ミルクランド着は実走行時間52分台。
追い風参考とは言え、まずまずのペースです。

富士ミルクランド

ここまでの実走行時間

それにしてもこの光景。
木々の様子さえ異なれば、春、いや夏と言われても間違える程の空と雲です。
実際、ここでの標高は既に600m程。
にもかかわらずこの恰好でちっとも寒くない(むしろペースを上げたので暑い)のです。

2月にしてショートビブショーツ

さて、ここからは特にペースを気にせずに進みます。
それでも、追い風基調は変わらず。
あまりにも気温が上がり過ぎたのか、人穴の牧草地から見る富士山には雲がかかっています。
湿度が高いせいもあるでしょう。
牛たちは、期せずして訪れた春にのんびりとしているように見えます。

人穴からの富士山

牧場の牛と馬たち

この日は時間的に、富士ヶ嶺まで走れそう。
もちろん、道路凍結の心配もありません。
あさぎりフードパークへの分岐を直進し、そのまま県道71号を進みます。
さすがに標高が高くなり気温も下がりますが、それでも17℃~18℃はあります。
わずか一週間前に0℃だったことを思うと雲泥の差です。

小さなピークを越え、富士ヶ嶺交差点へ。
追い風のお陰で時間には余裕あり。
さらに先に進み、ドクタービレッジ前を走り抜けて大室山西展望台へ。
これまで本栖湖を望む展望台と書いていましたが、この名前のようです。

展望台に到着すると、そこからの光景は霞んでいます。
ものすごい湿気のようです。
本栖湖はかろうじて見えますが、南アルプスは見えませんでした。

大室山西展望台からの光景

気温は16℃

さすがに気温は下がりましたが、それでも16℃。
2月の標高1,100mを超えた地点でこの気温は本当にあり得ません。

撮影後、県道71号を折り返し、富士ヶ嶺へ。
この辺りでは、道端に残雪が見られます。

残雪を見ながら

富士ヶ嶺交差点まで下り、右折。
国道139号までさらに下ります。

この後、国道139号で道の駅朝霧高原へ。
そして、あさぎりフードパークに入り、富士山鯛焼で補給をします。

再び国道139号に復帰。
上井出まで下って時間を見、県道72号で篠坂へ。
工業団地のダウンヒルを楽しむコースで自宅へと戻りました。

自宅付近からの富士山は、かさ雲の下に雪が見えます。
やはり昨日の嵐は相当上まで雨だった模様。
少なくとも宝永山付近まであった雪は融けて消えていました。

富士山の雪は減って

気温が下がりつつある中、自宅着。
結局、この日の走行距離は71.76kmで獲得標高は1,194m、実走行時間は3時間4分32秒で平均速度は23.3km/hでした。

さすがにシャワーを浴び、家族とともに食事、買い物に出かけました。

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富士山の雪の様子(北と西と)

2月20日(土)の夜にかけて降り続いた雨。
幸いなことに気温が高く、富士山周辺地域では雪になることなく済みました。

しかし、富士山頂付近では当然のように雪。
五合目付近では雨だったようなので、どこから雪かははっきりしませんが、富士山の雪は多少増した感があります。

天候が回復した21日(日)、午前中に富士山周辺へと出かけました。

下の写真は、鳴沢付近の国道139号沿いから撮影した富士山。
富士山のほぼ北側に位置する(若干西ですが)場所からの富士山は、陽光にアイスバーンになった斜面が照らされ、ギラギラと輝いていました。

鳴沢付近からの富士山

これに対し、下の写真は朝霧高原の同じく国道139号沿いから撮影した富士山。
ここは、富士山のほぼ西側に位置する場所です。
雪の様子はふんわりと白く、粉を振りかけたような様子が見て取れます。

朝霧高原からの富士山

撮影した時間も異なりますが、やはり北と西では様子の異なる富士山の雪。
この季節になると、それが顕著に見えますね。

ちなみに、鳴沢の気温は5℃~6℃、朝霧高原の気温は12℃~14℃程。
距離にして20km弱、車なら30分かからない程ですが、冬と春が切り替わった様子を感じ取れました。

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朝霧アリーナでの遊び(EOS 7D MarkⅡ+EF85mm F1.2L Ⅱ USM)

2月7日(日)のサイクリングの後、子供たちと一緒に再び朝霧高原へ。
この日の目的は、正月に大好きなに~に(義弟)にもらった凧を揚げることでした。

せっかくなので私はそんな様子を写真に撮ろうと、Canon EOS 7D Mark ⅡEF85mm F1.2L Ⅱ USMをセットして出向きます。
サブには同じくキヤノンのPowerShot G7X
こちらはデジタルカメラケースに入れ、ベルトに装着します。

車で朝霧高原に向かい、朝霧アリーナに到着。
ところが、午前中あれほど強く吹いていた風が、嘘のようにピタッと止んでいます。
これでは、凧揚げは厳しそう。

私が迷っているうちに子供たちは駆けだし、隅にある残雪で遊びはじめます。
そこで、私もしばらくはそんな子供たちを撮影することに。
凧は、しばらく温存です。

Canon EOS 7D MarkⅡ+EF85mm F1.2L Ⅱ USMにて撮影

Canon EOS 7D MarkⅡ+EF85mm F1.2L Ⅱ USMにて撮影

Canon EOS 7D MarkⅡ+EF85mm F1.2L Ⅱ USMにて撮影

最初は雪玉をつくって遊んでいた二人。
そのうち、垣根沿いに誰かが造った滑り台に向かいます。

Canon EOS 7D MarkⅡ+EF85mm F1.2L Ⅱ USMにて撮影

Canon EOS 7D MarkⅡ+EF85mm F1.2L Ⅱ USMにて撮影

Canon EOS 7D MarkⅡ+EF85mm F1.2L Ⅱ USMにて撮影

Canon EOS 7D MarkⅡ+EF85mm F1.2L Ⅱ USMにて撮影

この日の息子の服装は、たまたまはっ水性の高い上下。
むろん、雪遊びは想定していなかったので、風よけのつもりだったのでしょうが、これが幸いしました。
しかし、娘のズボンは普通の布生地。
あっという間にお尻部分の色が変わっていますが、本人は至って気にしない様子です。
私だけが、妻に怒られないかとドキドキ。

そうこうしているうちに、やや風が出てきます。
他の家族が揚げていた凧も、どうやら上空の風に乗って快調な様子。
そこで、車に戻り凧を取り出しました。

ひとまず、相変わらず雪遊びに夢中な子供たちを横目に、私が揚げます(本末転倒)。

Canon EOS 7D MarkⅡ+EF85mm F1.2L Ⅱ USMにて撮影

Canon EOS 7D MarkⅡ+EF85mm F1.2L Ⅱ USMにて撮影

揚がりました!
蛸の形をした凧。
なんとも情けない表情ですが、風を受けると実に力強く上昇していきます。

しかし風は安定せず、一旦凧は地上へ。
そこで、子供たちを呼び寄せ、今度は自分たちで揚げさせます。
息子は器用に凧を揚げ、娘とともに楽しみます。

そんな様子を撮ろうとしますが、APS-CサイズセンサーのEOS 7D MarkⅡでのこのレンズの画角は換算136mm。
さすがに凧と子供たちを同時に撮るのは厳しく、ここでカメラチェンジです。
PowerShot G7Xのレンズは換算24mmからなので、余裕があります。

Canon PowerShot G7Xにて撮影

凧は一旦揚がってしまうと、今度は落ちてきません。
次第に強くなった風にグイグイと引かれ、手元に引き寄せるのも大変に。
それは、再び私の仕事となりました。

凧を格納し、朝霧アリーナを後に。
あさぎりフードパークへと向かい、直前にオープンした富士山鯛焼をいただきます。

そして、帰路。
あさぎりフードパークから県道71号への道を下っていると、周囲の景色はグレーに。
あれよあれよという間に、雪が本降りになってきました。
何と変わりやすい天候でしょう。

Canon PowerShot G7Xにて撮影

Canon PowerShot G7Xにて撮影

そんな雪も、上井出を過ぎると小降りに。
そして、北山辺りまで下ると、再び青空も覗く空になりました。
降ってきた雪にはしゃいでいた後席も、いつの間にやら静かになります。
信号待ちで振り向くと、ご覧の光景。

Canon PowerShot G7Xにて撮影

こうしてこの日の雪、凧遊びは幕を閉じました。

これまで、フルサイズセンサーのCanon EOS 5D MarkⅢに装着して撮影してきたEF85mm F1.2L Ⅱ USM。
APS-CセンサーのEOS 7D MarkⅡに着けると換算136mmとなり、ほぼ135mmレンズと同様の画角となります。
少々被写体との距離が必要になることも事実ですが、これはこれで使い勝手はあると感じます。
135mmの単焦点レンズを用意すると言う手もありますが、こうしてカメラボディを使い分けるのもありですね。

  

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道の駅朝霧高原(おつかい)サイクリング

2月7日(日)に、サイクリングに行ってきました。

この日の天気はひとまず不安なさそう。
前夜どこに行こうか考えていると妻が「朝霧高原に行くなら用事を頼みたい」とのこと。
もとより毎週サイクリングに出ることで肩身が狭い私はもちろん承知し、道の駅朝霧高原に書類を届けに行くことになりました。

日曜日の朝、6時前頃起床。
いつもよりゆっくりですが、この時期はまだ早朝暗いので、この位がちょうどよいのです。
朝食に買っておいたパンを食べ、6:30過ぎに出発します。

自宅を出てみると、冷たい空気。
やはり、寒さが残っています。
こんな気温で朝霧高原の雪は大丈夫なのだろうかと少々不安になりますが、暖かな日もあったので少なくとも路面凍結はないと思いなおします。

自宅から国道469号への坂を上ると、富士山に朝日が当たりほんのり染まっています。
気温は0℃。
この後、陽が昇ってもずっとこのままでした。

富士山が染まる

気温は0℃

この気温では、道の駅朝霧高原はともかく、富士ヶ嶺方面は厳しそうです。
そこで、ちょっと遠回りをしながら朝霧高原を目指すことに。
国道469号に合流する地点で、裾野方面へと細い山道を進んでいきます。

これまで何度か通っている道ですが、この日は傾斜がきつく感じます。
やはり、寒さで身体が動いていないのか。
ジワジワとペダルを回し、上りをクリアしていきます。

ようやく、国道469号の太い部分に合流。
ここから、再び山宮方面に下ります。
先ほどの場所から1kmない地点まで一旦戻る形です。
ダウンヒル前に、美しく輝く正面の山々を撮影しました。

朝日の当たる山々

工業団地脇を豪快にダウンヒル。
とは言え、寒いのでスピードは控え目です。
信号にて右折。
いつもの道に戻り、山宮の信号で登山道を横切ります。

その先、山宮小学校付近から、この日二回目の遠回りです。
山宮小学校脇から奇石博物館に抜けるルートは、この近辺でも有数の激坂。
もちろん、前週上った浜石岳とは比べようもありませんが、ロードバイクで上るには斜度、長さともちょっときつい坂です。
ここを走り、奇石博物館先で県道72号に合流します。

山宮小学校脇より

やはり調子が上がらず、途中でゼイゼイバクバク。
それでも、浜石岳とは異なり、上れないと言うことはありません。

県道72号に入ってからは、坂も緩斜面に感じ、そのまま上井出まで走ります。
林間の道を抜けると、背後から当たる朝日が温かく感じます。
それでも気温は0℃のままですが。

朝日が暖か

ここまで遠回りし、獲得標高も稼いできました。
上井出からはいつもの道。
富士ミルクランドに向かって走り慣れた道を流します。

富士山はきれいにその姿を現してくれていました。

風の湯前からの富士山

それでも、富士山右裾には低い雲がかかっています。
この雲により、富士宮市街地からの富士山は見えたり隠れたりしていた模様です。

ここまで、心配した雪の影響はありません。
と言うより、残雪すら皆無。
富士ミルクランド前を通過しても、その状況は変わりません。

しかし、カフェナチュレの先で県道71号を右折すると、やはり路肩の日陰には残雪が見られます。

路肩の残雪

その量は思ったほどではなく。
しかも、気温が低いため融けださず、路面もドライなままです。
懸念した走りにくさは皆無。
傾斜はともかく、それ以外は快調に進んでいきます。

途中から農道に入り、あさぎりフードパーク方面へ。
いつもの牧草地も、雪の状況はまだら模様でした。

牧草地からの富士山

あさぎりフードパークを通過し、道の駅朝霧高原へ。
ここまで気になっていた背中ポケットの封筒をようやく渡すことができました。

道の駅朝霧高原

無事おつかいを終え、ひと安心。
さてここからどうしようと考えますが、富士ヶ嶺方面へと進むのは諦め、国道139号を戻ることにします。
気持ち遠回りをするため、途中猪之頭方面へと入り、白糸、上野経由で。

猪之頭から見る富士山は、大沢崩れまで真っ白のまさに冬富士でした。

猪之頭からの富士山

大石寺の前を通り、国道469号から自宅へ。
自宅付近では気温も上がり、二桁目前の9℃。
そのおかげもあってか、ダウンヒルの際の手足がしびれるような寒さは感じずに済みました。

結局、この日の走行距離は64.73kmで獲得標高は1,171m、実走行時間は3時間12分17秒で平均速度は20..2km/hでした。

この日のルートは、以下の通りです。


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富士山の雪もめまぐるしく

ここのところの寒暖の差には、本当に身体がついていきませんね。
インフルエンザも流行のピークを迎えているようで、健康にはさらに留意していきたい季節でもあります。

先週土曜日(2月13日)から日曜日(14日)にかけては気温が上がり、土曜日夜を中心に暴風雨。
まさに春の嵐と言った感で、関東では春一番を観測したとのこと。
昼前に雨が上がった朝霧高原でも、気温が20℃を超えた時間帯があったほどです。

そんな気温と雨に富士山の雪は一気に消え、15日月曜日早朝の富士山(富士市より撮影)はご覧の通り。

2月15日朝の富士山

宝永山の雪はすっかり消え、五合目付近は筋状の雪渓(雪崩跡?)が残る様相です。
これはこれで美しい姿ですが、2月中旬としてはやはり異様な光景だったと言えるでしょう。

そして、15日は日中から気温がグッと下がります。
朝は見えていた富士山も、日中から夜にかけては怪しげな雲に巻かれ、その姿は窺い知れず。
平野部でも雨や霰がパラつく不安定な気候となりました。

一夜明け、今朝(2月16日朝)。
暗闇の中家を出ると、富士山の雪が白く浮かび上がっています。
これは、昨日雪が降ったのかも知れないと思いながら東海道を西へ。
ちょっと時間に余裕があったので、急遽薩た峠に立ち寄りました。

そこからの富士山は、ご覧の通り。

2月16日朝の富士山

昨日消えていた宝永山の雪も再び降り積もり、冬富士の姿を取り戻していました。
五合目付近の雪も薄くはあるものの、白いベールを被っています。

気温の変化に伴って化粧直しに忙しい富士山。
見る者としてはなんとも嬉しい変化ですが、私たちの身体同様富士山も大変なのでしょうね。

今日明日は冷たい空気に包まれる富士山周辺。
さてさて、次の週末に向けては、どのような変化が生まれるでしょうか。

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浜石岳サイクリング

1月31日(日)に、サイクリングに行ってきました。

この日の天気予報は晴れ。
前日土曜日の雨も昼過ぎにはあがって晴れてくるとの予報でした。
ところが、前夜の雨は断続的に遅くまで降り続き、不安が残る状況です。
それでも翌朝には晴れるだろうと、早朝(と言っても6:30頃ですが)の出発予定でアラームをセットし就寝しました。

そして日曜日朝、起きて外を見ると雨は降っていません。
しかし、路面はまだ濡れており、相当遅くまで雨が降っていたことがうかがえます。
こんな路面状況の場合、本来であれば当座上り坂となる朝霧高原方面に走るのですが、残雪や前夜の雨が凍結している恐れもあるため、前週(Sさんと一緒に走った)と同様、海沿い方面へと走ることにしました。

実は、そちら方面へと走るに当たっては、目的があります。
それはかねてより「激坂」と聞いている由比の浜石岳に上ってみようということ。
海沿いから急激に上る斜面は、キツイところでは20%を優に超え、なだらかに見えるところでも10%以上との話。
正直、私の実力で上れるかは不明ですが、こんな時、そして一人だからこそ、こっそりとチャレンジするには最適な状況でした。

そんな訳で、自宅を出発し富士宮市街へと走ります。
いつもと異なり、やや下り基調のスタート。
気温が低く、空気の冷たさも感じます。

富士宮市街を抜け、松野へと続く上り。
短い坂を一気に上り、ここから長めの下りへと入ります。

松野への下り

路面状況は、ご覧の通りです。
飛沫を上げるほどではないものの、ウエットな路面には少々気を遣います。
陽光が恋しく感じながら、ゆっくりと下ります。

気温は一向に上がってくる様子がありません。
これは、朝霧高原方面に向かわず、正解だったかもしれません。
もっとも、この段階では富士山方面の方が雲が薄く、青空も見えていましたが。

松野へと下り、蓬莱橋で富士川を渡ります。
ここまでは、ほぼ前週と逆回りのコース。
この先、大代峠への上りもそのコースです。

実は、私は大代峠を富士川側から上るのは初めて。
下ったことはあるので傾斜や距離は何となくわかりますが、上るとまた印象が違うのはいつものことです。
途中、大きな岩が転がっている道にやや気持ちを引き締めながら上ります。

この岩はもしや上から?

工事中の個所を過ぎると、傾斜はどんどん急になります。
由比側よりややスタートの標高が高いため楽かと思っていましたが、そんなことはなさそう。
こんな調子で浜石岳など無謀ではないかと思いながらも、ひとまず坂を上っていきました。
間もなく峠と言う地点でようやく、雲間から青空も覗いてきます。

もうすぐ峠

やはり、由比側より最後はややあっけなかったでしょうか。
浜石岳にかすかな希望を残しながら、大代峠からの下りに入ります。
気温はちっとも変化なく、ここの下りもスピードは上げずに下りました。
路面は、先ほどまでよりは多少乾いてきている感じです。

やがて、由比に到達。
東海道はドライコンディションです。
こちらでは、夜早いうちに雨が上がっていたのでしょうか。
それとも交通量の問題でしょうか。

由比川を渡る

入山入口の信号から興津方面に走ると、あっという間に浜石岳の上り口に到達します。
心の準備をする時間などありません。

浜石峠の上り口

これはある意味、迷いが生じる隙がなくてよかったのかもしれません。
フロントをインナーに落とし、峠道に入っていきます。

しばらく走ると、東海道新幹線を渡る陸橋があります。
ここでは、過去に何度か新幹線の写真を撮ったことも。
さらに、付近の由比陣笠山公園には、子供を連れてローラー滑り台を楽しみに何度か来ています。

東海道新幹線

つまり、ここまではそこそこ馴染んだ道。
さて、ここからはいよいよ未知の領域へと入っていきます。

陸橋の先で何度か道が折れ曲がりますが、浜石岳を示す道標が立っているので迷うことはありません。
集落の中を左に折れると、いきなり上りがはじまりました。

いよいよ上りのはじまり

最初のうちは、上れない坂ではありません。
それでも、フロント39×リア23Tと、リア一枚のみ残すギアで立ち漕ぎ(ダンシングなどと言う華麗なものでなく)で上っていきます。

そして、ほどなく(本当にすぐ)本格的な激坂登場。

いや~、キツイです。

ひたすらキツイです。

よじ上る感じです。

リアの一枚はあっけなく放出。
39×25Tのファイナルロー勝負となります。
それでも、シッティングなんてもっての外。
立ち漕ぎで目いっぱい引き腕を使います。
カーボンハンドルが折れるのではないかと心配するほど(大げさ)力を入れてハンドルを引き付けます。

息はゼイゼイハアハア。

心臓はバクバク。

パワーメーターも心拍計もつけていないので実際のところは不明ですが、きっと今の自分の力一杯です。

それでもよく耐えて上っていった私。
ところが、激坂途中にある濡れたグレーチングで、懸念した通りリアホイールがスピン。
推進力を失い万事休す、ここで初めての足つきを経験します。

しばし息を整え、ここは何とか再スタートを切ります。
激坂は100m程続くといくらか斜度が緩くなる感覚。
しかし、評判通りそれでも10%以上の坂です。

そして、休まる間もなく、またも激坂。

この後、みかん畑の中で再度ストップ。
心拍が落ち着くまで自転車によたれかかるように休みます。

う~ん、久々の屈辱。

もとより自分の実力を過信していたとも思えませんが、それでも想像以上の坂に挫折感一杯でした。

ここからの再スタートは厳しそう(ペダルをはめる自信がない)。
仕方なく、傾斜が多少ゆるくなるカーブまで20~30m程歩きます。
歩いていても、クリートのついた靴では恐怖を感じます。
そんな斜度です。

再乗車。

ゼエゼエハアハア。

心臓バクバク。

この後、もう一度ストップ、ちょっと歩き、再乗車となります。
そして、その後は歩くことこそなくなりましたが、写真撮影のためのストップ(と言うことにしておいてください)は二度程しました。

浜石岳への上り坂

浜石岳への上り坂

事前に聞いて(読んで)いた通り、あまりの激坂に12~13%の部分は楽に感じるというのは本当。
普段なら汗だくでペダルを踏みしめるような坂が、シッティングで流すように感じます。

長い直線の上り激坂をクリアし静岡市浜石野外センターに近づくと、これ以降は斜度も常識的な感じとなります(もしかしたら麻痺しただけ?)。

やがて、野外センターの入口に到達。
ここで折り返したい気持ちもありましたが、道標によると浜石岳山頂はまだ先。
右手の道がそれへと続くようです。

野外センター入口

ここで折り返したら(折り返さなくても)二度とここまで来ることはなさそうなので、ひとまず右手に進むことにします。

当初ちょっと下りますが、それもつかの間で、すぐにまた上り坂となります。
ただし、先ほども書いた通り、斜度はいくらかマイルドに。
先に進んだことを(激しく)後悔するほどではありません。
逆に、ここまで撮る気に全くなれなかった風景を撮影する余裕も出てきます。

海に差し込む陽光

もっとも、神秘的なこんな光景を前にしても、ここまで上ってきた甲斐があったとは全く思えません。
そのくらい、打ちのめされていたというのが事実なのでしょう。

そして、突然現れたそっけないスペースによって、登坂は終了。

舗装路はここまで

ここから浜石岳山頂までは、未舗装の登山道で上るしかなさそうです。
さすがにその道を進む元気はありませんでした。
メーターに表示された標高は660m程、ルートラボによるとこの地点で688mとのことです(誤差があります)。
浜石岳の山頂は707mとのことなので、山頂まではあとほんの少しなのでしょう。

心拍を落ち着かせながら、周囲の風景を撮ります。
残念ながら、富士山(があると思われる方向)は雲の中でした。
眺めはパノラマと言うわけにはいきませんが、富士川河口や富士市街がよく見渡せます。

富士川河口方面を見下ろす

ここまで立ち止まることなく上ってきたとしたら、間違いなく達成感や征服感が得られた光景。
しかし「惨敗」と言う言葉が頭をよぎる中では、先ほど同様、事務的にシャッターを押すのみとなります。

なんにせよ、ここまで(ほぼ)自転車で上ってきたことは事実なのですが。

時間の関係もあるので、早々に下りはじめることにします。
もちろん、ダウンヒルなどと言う爽快な言葉で表現できるような下りではありません。

山頂付近からしばらくは、先日の強風で落ちた針葉樹の葉が雨にぬれ、実にスリッピーな様相を呈しています。
実際、上ってくるときにも一度リアホイールが空転しています。
もう、腰は引け、おっかなびっくりの下りです。

最初はブラケットを持って握っていたブレーキレバーですが、次第に指が疲れてきます。
野外センターを過ぎた後は、ハンドルバー下を握り、まるでゴールスプリントのような姿勢でレバーを引きます。
速度は概ね10km/h台。
最高でも25km/hは割っていたと思います。

途中、ザックを背負い、登山装備のハイカーたちとすれ違います。
何かのイベントなのか、数人ずつ何組も何組もやってきます。

後に聞いたところによると、この道は登山道の一部を舗装したものとのこと。
登山者用の未舗装路を歩いていても、一部はこの舗装路に合流するしかないようです。
実際、何度か登山道への分岐やそれが横切っていくポイントがありました。

ここまできて、初めて気づきました。
普通、私たちが走る山岳路は「峠道」です。
つまり、車がそこを越えることを前提とした交通道路です。

それに対し、ここはあくまでも「登山道」なのです。
野外センターや山頂のアンテナ搭の保守目的で舗装はされていますが、まぎれもない登山道なのです。

それに最初から気づいていれば、もう少し確固たる覚悟で臨むことができたはずです。
だからと言って、軽快に上れたわけでは全くありませんが。
むしろ、私の実力で「登山道」に近付いてはいけなかったのです。

せっかく富士山の激坂「ふじあざみライン」を避けてきたのに、近場にあったのでついうっかり上ってしまいました。

引き続きそろそろと下ります。
スピードに乗らないので、下りはあっと言う間との感は全くありません。
逆に神経を使い、その面では上りより疲れるほどです。

ようやくドライになった路面で停車し、下りの様子も撮影します。
写真に撮ってもなかなか感じてもらいにくい斜度ですが、ここまでのものだとさすがに別世界なのがお分かりいただけるかと思います。

浜石岳の下り

道はやがてみかん畑の中に入ります。
ハイカーの団体は相変わらず続き、陽気な話し声がすれ違っていきます。
登山なら、さぞかし楽しい道なのでしょう。
登山なら・・・。

ようやく激坂の下りを終えた時には、ヘトヘト。
「またどうぞ浜石岳へ」の看板につっこみを入れる元気もありません。

またどうぞ浜石岳へ

ピュアクライマーのトレーニング(ふじあざみラインを想定した練習等)ならいざ知らず、普通のロード乗りサイクリストが楽しめる道でないことは確かです。
いつの日か、体重が絞れたら(もしくはコンパクトギアを装着したら)今度はノンストップにチャレンジと言う気持ちがないわけではありませんが、しばらくは忘れたいと思いその場を後にしました。

なんとか無事由比に降りてからは、今度は時間との闘い。
門限の10:30までに余裕はありません。
東海道を由比、蒲原、新蒲原、富士川と走ります。

富士川でちょっと迷いましたが、激坂(岩本山方面)はもうお腹いっぱい。
鷹岡経由も道が細く走りにくそうです。
遠回りでも緩やかで安全な道をと、富士川楽座前を通って再び松野へと向かいます。

蓬莱橋を渡り、松野の上りへ。
もはや、平坦にしか感じません。
とは言え、きっちりフロントはインナーでしたが。

浅間さん前から神田通りを経由し、自宅へ。
自宅到着は、門限の4分前でした。

結局、ここまでこの日の走行距離は59.86kmで獲得標高は1,341m、実走行時間は3時間31分10秒で平均速度は17.0km/hでした。
この日の走行ルートは以下の通りです。

この後、子供たちの希望で駿河湾沿いサイクリングに出ることに。
車に自転車を積んで、ふじのくに田子の浦みなと公園へと向かいます。

そこから道の駅富士までの往復、今度は真っ平らな約12kmを、娘のペースでのんびりと走りました。
それもあってか、筋肉にダメージが残らなかったのが唯一の救いかもしれません。

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やっと冬富士撮れたと思ったら

年が明けてからも雪が少なく、ちょっと寂しい状況だった富士山。
その後、1月18日以降に何度か降った雪と寒さですっかり冬富士へと変貌を遂げています。
ところが、どうも富士山撮影の機会に恵まれず。
朝の出勤時は真っ暗、昼間移動時には雲が多い等々。
かろうじて撮影したものはあるのですが、あまり良いコンディションではありませんでした。

しかし、今日(2月7日)午前中朝霧高原へと向かうと、青空の下で真っ白に雪化粧した冬富士がきれいに見えていました。
手持ちのカメラはコンパクトデジカメ(Canon PowerShot G7X)でしたが、そんな富士山を堪能しながら撮影。
下の二枚は、牧草地越しの朝日に照らされる富士山と、富士ミルクランドそばからの富士山ズームです。

朝霧高原牧草地からの富士山と朝日

富士ミルクランドそばからの富士山

大沢崩れの中まで真っ白の富士山は久々。
気温は0℃と寒さ厳しい中でしたが、出かけて正解でした。

ところが、上井出まで下りて見ると、富士山の右裾には雲がたなびいています。

上井出からの富士山と雲

晴れの天気はこの後も続いたのですが、自宅付近からの富士山はこの雲に阻まれてしまいました。

昼前に子供たちを車に乗せ、再び朝霧高原へ。
富士山は見えていましたが、先ほどより雲は多めです。
すっきり見えたのは、やはり午前中だけだったようです。

朝霧アリーナ、あさぎりフードパークと立ち寄り、帰路につきます。
この時になって、空はみるみる雲に覆われ、雪が舞ってきました。
もはや、富士山どころではありません。

人穴の牧草地へと農道を下ると、天気は完全に雪。
木々にも雪がうっすらと積もり、白くなっています。

雪の朝霧高原

この雪は局地的で時間も短かったようですが、とにかく不安定な天候の一日でした。
ともあれ、朝霧高原からの冬富士を撮影でき何よりでした。

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流れ鮨富士宮店(EF50mm F1.8 STMにて)

先日、久しぶりに富士宮市の国道139号バイパス沿いにある沼津魚がし鮨の「流れ鮨 富士宮店」に行ってきました。
この日は妻が用事で留守にしていたため、子供たち二人を連れての来店です。

せっかくならと、今年に入って入手したレンズCanon EF50mm F1.8 STMでの撮影もしてきました。
今回はフルサイズセンサーのデジタル一眼レフカメラ、EOS 5D MarkⅢ(以下5D3)にセットしています。

まずは、あさぎりのモッツァレラチーズをたっぷり使った朝霧のチーズ天婦羅。
そして、バラちらしの軍艦版とも言えるみぞれ軍艦をいただきます。

朝霧のチーズ天婦羅

みぞれ軍艦

チーズ天ぷらは程良い塩気が舌に嬉しく、ビールのつまみとしてもピッタリ。
さらに、子供たちにも好評なサイドメニューでした。
みぞれ軍艦も、このままおつまみになりますね。
残念ながら、私は引率のためこの日は飲めませんでしたが。

写真はJPEG撮影。
カラーバランス、明るさ、コントラストは若干弄っています(Adobe Photoshop Elementsにて)が、ノートリミングです。
焦点距離50mmで最短撮影距離が0.35mのこのレンズ、フルサイズ機にセットしてもここまで寄って撮れます。
絞りは、どちらもf4にて撮影しています。

続いていの写真は、ぶりトロ握りとスルメ三種握り。
そして、馴染みの板前さんが子供たちにとつくってくれた一粒鮨。
もちろん、こちらもしっかりと食べることができます。

ぶりトロ握りとスルメ三種握り

一粒鮨

これらの写真も、絞りはf4にて撮影。
トリミングはしていません。

鮨の最後は、じんどういか生下足握り。
こちらは、開放f1.8にて撮影しています。

じんどういか生下足握り

安価なレンズですが、開放の描写も悪くありません。
そして、懸念された周辺光量落ちも、このケースではそれほど気になりませんでした。
レンズ補正、周辺光量の補正等は行っていません。

もう一枚、開放f1.8でテーブル上の醤油を撮ってみます。
こちらも、ピントの山がしっかりしています。
ボケはやや線が太い感もありますが、悪くありません。

開放f1.8にて撮影

続いて、食べ続ける子供たちを撮影します。
上の二枚は絞りf4での撮影、下の二枚は開放f1.8での撮影です。

絞りf4での撮影

絞りf4での撮影

絞り開放f1.8での撮影

絞り開放f1.8での撮影

室内(店内)で子供たちを撮ることも目的のひとつに揃えはじめた単焦点レンズ。
このレンズは、如何なくその能力を発揮してくれました。

正直、フルサイズ対応とは言え、ここまで5D3との相性がよいとは思いませんでした。
単焦点50mmとしては暗めの開放F値も、5D3の高感度耐性が補ってくれます。
もっとも、この時は比較的明るい店内で、最高ISOは640止まりでしたが。

そして、やはり驚いたのが周辺光量落ちの目だたなさ。
データ上の数値や他の方のレビューでは周辺減光がかなり気になるとの評価もありましたが、シチュエーションによるのかもしれません。
私としては意図的にカメラ設定を変えていないためレンズデータによる周辺減光補正はしていないと思いますが、これはまたカメラの設定を確認してみます。
もちろん、単に私が鈍いだけなのかもしれません。
周辺減光は写真の雰囲気づくりにつながることもあるため、個人的にはあまり抵抗がないのです。

今回は屋外での撮影ではありませんが、あまり期待をしていなかっただけによい意味で裏切られました。
さすがに、フィルムカメラ(35mmフルサイズ)時代の基本設計を踏襲したレンズです。

5D3にはEF85mm F1.2L Ⅱ USMをセットすることが多い私ですが、この組み合わせでの風景撮影もしてみたくなりました。
もっとも、風景で50mmの画角を使うのはあまり得意でない私なので、どこまで撮れるのかは未知数です。

  

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東海道サイクリング(後編)

1月24日(日)にSさんとともに走ったサイクリングの後編です。

大代峠を下り、松野で当初予定の富士川沿いコースを変更した二人。
「蓬莱橋」にてこの日二度目の富士川を渡り県道76号を直進、富士宮市街へと続く上りへと入ります。
白尾山公園付近へのこの上りは一部を除きとても緩やか。
先ほどの大代峠への上りとは全く異なります。

ゆったりとしたペースで頂上を越え、富士宮市街へ。
下る途中で富士山を撮影し、そのまま富士山本宮浅間大社へと進みます。
昨年、枝垂れ桜のきれいに咲く季節に、共に訪れた浅間大社。
この日は境内には入りませんでしたが、大鳥居越しの富士山を楽しみました。

浅間大社の鳥居と富士山

ここからの富士山は、右裾が霞んでいます。
雪が強風に舞いあげられているかのようでした。

撮影だけしてそそくさと退散。
ぐずぐずしていると、周囲に漂う富士宮やきそばの香りにノックアウトされそうだからです。
商店街を少し走り、JR身延線の富士宮駅へと進みます。
ここで、Sさんは富士宮駅を撮影。
その間、私はちょうど太陽が隠れた雲を撮っていました。

彩雲

昨年Sさんやトキちゃん達と走ったサイクリングの時と言い、どうも彩雲についているようです。

駅前から大月線を少々走り、高原(たかはら)、岩本山へと続く陸橋を渡ります。
陸橋の途中からは、富士宮市役所と富士山を撮影。
この日の富士山は、本当にどこからもクッキリと見えました。

陸橋上より

陸橋を下り、茶畑の広がる高原付近を通りぬけます。
この日、このコースを追加したのは、勘助坂も案内したかったから。
幼少時の山本勘助が遊んだとされる勘助坂ですが、その歴史よりも新東名高速と富士山を眺める光景を堪能できる場所としての案内です。

勘助坂にて

岩本山をくぐるトンネルを抜けた新東名高速は、まるで茶畑から突如生えたかのよう。
その光景に、富士山の雄大なパノラマが重なります。
Sさんもここまで散々富士山を堪能なさっていますが、やはり格別の情が生まれた模様。
コース追加をしてよかったと思えるコンディションにも感謝です。

元の道に戻り、岩本山公園への入口を通過。
岩本山公園の梅林の様子も気になりましたが、時間と装備の関係上スルーしました。
急な坂を下り、途中で脇道に逸れて富士川沿いへ、雁堤へと入ります。
雁堤からの富士山もひとしきり撮影し、県道396号(旧東海道)に出ました。

ここで「富士川橋」にて本日三回目の富士川越えです。
Sさんもブログに書かれていましたが、この三回はすべて別の橋で渡っています。

富士川橋からの光景

富士川橋を渡った後は、旧東海道を一路蒲原へと向かいます。
程良いペースでJR東海道線富士川駅、新蒲原駅前を通過。
ちょうど予定時刻の13:30頃にお目当ての割烹「よし川」さんに到着しました。

よし川さんにて

兼ねてより行きたい行きたいと仰っていた念願のお店。
Sさんの願いはようやく叶いました。

早速店内へと入り、カウンターに並んで座ります。
二人揃って注文したのは、ランチの「桜えびの黄金丼」。
たっぷりの桜えびをつかったかき揚げの下には出汁も美味い半熟卵。
サクサクトロッとした食感も堪りません。

桜えびの黄金丼

デザートのあさぎりバニラソフト

これにサラダ、香のもの、味噌汁がついて、さらにはデザートにあさぎりバニラソフトまで!
大満足の内容で税込1,000円はお値打ちです。

女将さんたちとゆっくり話をしながらの昼食。
もっとゆっくりしたいところでしたが、先もあるので40分程で失礼します。

外に出てみると、先ほどまでよりさらに西風が強くなった様子。
せっかくなので蒲原の旧宿場町を見るために、逆風の中しばらく走り、裏道へと入ります。

旧五十嵐歯科医院

蒲原夜の雪碑

ゆったりと走りながら、旧五十嵐歯科医院や志田邸、歌川広重の東海道五十三次に描かれた「蒲原夜の雪」碑などを巡ります。
この「蒲原夜の雪」にはその名の通り雪に包まれた宿場町が描かれていますが、そもそも温暖なこの地にあれほどの雪が降ることは極めてまれ。
この画は広重の創作か、はたまた記憶違いかとも言われているそうです。

そんな拙い知識で案内をしながら旧東海道へと戻り、新蒲原駅付近から再び海沿いの堤防へ。
朝も通った堤防上は、今度は強烈な追い風です。
漕がずとも進むほどの強風ですが、もちろん追い風なら歓迎です。
朝からこんな風が吹いていたら、興津まで向かう元気があったかどうか?
途中、数か所で撮影のため止まると、背後から吹いている風をより感じられます。

富士川河口まで戻り、再び新富士川橋を渡ります。
時間的に余裕があったので橋を渡ったところで富士川の対岸堤防に降り、ここからふじのくに田子の浦みなと公園まで流すことに。
相変わらずの追い風に背中を押されながら、途中で富士山を愛でます。

堤防上から富士の市街地と富士山

もう本当にお腹いっぱいと言う感じの富士山撮影でしたが、とどめは田子の浦からの富士山です。
まずは、ふじのくに田子の浦みなと公園より。
展望台のてっぺんまで上って撮影します。

ふじのくに田子の浦みなと公園よりの富士山

この時の風はもはや暴力的。
展望台に自転車を持って上ると、自転車が風に煽られ飛ばされそうになります。
スポーク数の少ないホイールがまるで凧のように風を受けています。

身体も冷えたので、早々に展望台を降り、トイレに直行。
公園を後にしました。

ここからは田子の浦港を回り込むように走り、新富士駅へのルートを取ります。
田子の浦港のしらす漁は資源保護のための休漁期。
漁協の食堂も周囲のしらす店も静かな様子でした。
ここでSさんと最後の富士山撮影をします。

田子の浦港にて

潤井川河口付近から新幹線駅前通りに入り、新富士駅へ。
向かい風ですが、距離もなくペースを上げる必要もないので、それほど苦になりません。

15:30頃、予定通りの時間に新富士駅着。
Sさんは自転車を輪行袋に格納します。
次の新幹線までお茶でもと思いましたが、強風(積雪も?)の関係か新幹線は遅れている模様。
1本前の列車がまだ発車できずホームにいるとのことです。
この列車の後もまた遅れてくることが予想されるため、ここでお別れすることに。
最後は少々バタついて申し訳ございませんでしたが、二人でのサイクリングは幕を閉じました。

ホームへと上がるSさんを見送り、私は再び富士見大通りへ。
ここから国道139号(大月線)経由で自宅を目指します。
上り基調の道ではありますが、まだ脚に余裕はあり、問題なし。
富士山がほんのり色づきはじめる16:30前には自宅に到着しました。

自宅付近からの富士山

結局、この日の走行距離は101.94kmで獲得標高は1,123m、実走行時間は5時間9分22秒で平均速度は19.7km/hでした。
Sさんとともに走った距離は80km弱でしょうか。

走行距離やコースの難度はともかく、最初から最後まで富士山を堪能でき、そして何よりも懸念された寒波の影響を大きく受けずに済んだ、充実のサイクリングでした。
誘いに応じてくださったSさんに感謝です。

この日のルートは、以下の通りです(一部車道に変更されています)。


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東海道サイクリング(前編)

1月24日(日)に、サイクリングに行ってきました。
この日の天気予報では、この冬最強、十数年に一度?と言うクラスの寒波が列島を襲うとのこと。
強い冬型の気圧配置となり、しかし静岡近辺は晴れるとのことでした。

そんな予報の一日ですが、子供たちと妻は午前、午後にそれぞれ用事があり、私はフリーでよいとのこと。
久しぶりにゆっくり時間を取ってサイクリングに出られそうです。
とは言えこの寒波の中、朝霧高原や富士五湖方面に向かうのはリスクがあります。
直前に降った雪の影響や凍結も心配です。
そんな訳で、東海道を中心に海沿いから近辺の山を走ることにしました。

そうと決まれば、いつものお仲間Sさんにお声かけをしない訳にはいきません。
前夜のことでしたが、予定のコースをSNSに載せると快く参加を表明してくださいました。

寒波の影響も考慮し、いつもより一時間半程遅い新幹線での来静をお願いします。
9:07新富士駅着のこだまにて新富士駅集合、準備をして9:30前に出発の予定でコースを組みます。
私はそれに間に合うよう起床。
家族と朝食を摂りました。
走る前の栄養補給は、これです。

ヌテラでパンを

我が家から新富士駅までは、実走行時間にして20~30分ほど。
下り基調なので、時間は読みやすいのです。
外に出てみると、確かに気温は低目。
指先は冷たいのですが、太陽が昇っている分、寒さは厳しく感じません。

国道139号に下り、富士市街へと走ります。
身体を暖めたいので、下りでもクランクを回し、脚に力を込めます。
心配した強風は、この段階では吹いていません。

東名高速富士I.C.付近で、富士見大通りに入ります。
ここまでくれば、もう時間調整をしながら走る余裕も生まれます。
途中の歩道橋に上って、富士山を撮影。
雪は多く、本来の冬富士の姿を取り戻しています。

富士見大通り歩道橋からの富士山

再び大通りに降りて、新富士駅へ。
予定時刻の10分程前に、無事到着します。
考えてみれば、名古屋以西の積雪や小田原付近での強風などにより新幹線が遅れる可能性もあります。
しかし、どうやらこの時間帯は通常通りの模様。
ひとまず安心しました。

そして、Sさんは予定の新幹線で到着。
相変わらずテキパキとした動作で、あっという間に自転車を組み立て、出発準備が整います。
このあたり、もう阿吽の呼吸と言ったところです。

9:20頃に新富士駅を出発。
この日は国道1号バイパスに出て、道の駅富士に向かいます。
前日掲載したコース案内で、道の駅富士9:30と書いていたので、万が一誰かが待っていた場合には合流するつもりだったからです。
しかし、当然のように誰もおらず。
Sさんと二人で振り返り、富士山を撮影します。

道の駅富士にて

スッキリと姿を見せる冬富士に、Sさんもご覧の表情。
ひとまず、順調なスタートです。
富士山の山頂付近には雪煙が立ち、強い西風に柔らかな雪が舞い上げられている様子が窺えます。
そんな解説をひとしきりして、出発。
「新富士川橋」にて富士川を渡りました。

日本一の河口幅を誇る富士川。
その最も河口付近にかかる新富士川橋の長さは相当なものです。
渡る途中でも、立ち止まり富士山を撮影。
本来は反対側の歩道からの方がよいのですが、そこは我慢していただきました。

新富士川橋上より

ここまで、心配された西風はそれほどに感じません。
確かに、西向きに進む我々にとってやや向かい風ではあるものの、大寒波の襲来を感じさせるようなものでなく、むしろ河口付近の橋上としては穏やかな印象すらあります。

橋を渡り切ったところで、堤防上の道路に降ります。
ここは、以前もSさんと一緒に走った部分。
しかしあのときは時間に余裕がなく、今回の方が楽しみながら走れます。

駿河湾沿いに出て富士川河口を眺めると、流れ込む川と波がぶつかり、白波の飛沫があがっています。
さすが日本三大急流のひとつ、富士川。
最後の最後まで川の流れが主張をしています。

富士川河口

相変わらず風はそこそこの駿河湾沿い堤防を話をしながら流します。
この日最大のお楽しみは蒲原の「よし川」さんでのランチですが、ひとまずは堤防上にて通過。
薩た峠経由で興津を目指し、その後峠道を走るコースに関しても今一度確認します。

新蒲原付近で堤防を降り、車道へ。
ここからしばらくは、黙々と走るポイントです。
由比に入る手前で東海道線の踏切を渡り、旧東海道へと入ります。
そしてすぐに由比駅前へと続く道へ。
「正雪」で有名な神沢川酒造の前を通り、東海道広重美術館、由比駅と通過します。
ここは、昨年Sさんが撮影で歩いた場所。
この日のサイクリングは、点を線でつなぐようなルートです。

由比駅前を過ぎ、今度はさらに旧道を倉沢地区へ。
ここから薩た峠への道も、Sさんは同様に歩いています。
細い道をゆったりと走り、やがて薩た峠入口に到達します。

私は数回上っている薩た峠由比側ですが、Sさんは自転車で走るのは初めて(徒歩では上っている)。
なので、ここはSさんのペースで行ってもらいます。
私はひとまず撮影をし、後に続きました。

いざ、薩た峠へ!

軽やかに上る

さすがに体重が軽いSさん。
急坂をものともせず、軽やかに上っていきます。
対して私は、トルクで上るしかありません。
路面に気を使いながら、それでもいつもより力を込めて続きました。

上り口が急に見える薩た峠ですが、実は一番傾斜がきついのはほんの一呼吸ついた後。
自転車だと、それが如実にわかります。
その二段目を上り終えたところでSさんが私を撮影してくれました。

薩た峠にて

まさか、こんなところで写真に収まる日が来るとは。
Sさんに感謝です。
この次は、同様の場所で私が正面からSさんの笑顔を撮りたいと思いました。

ここまでくれば、後は短い上りの繰り返し。
平坦部分もあり、距離的にも短い薩た峠への道はあっという間です。
峠の駐車場手前で、撮影。
Sさんと富士山の画は、実に気持ちよさそうに撮れました。

Sさんと富士山と

クリートのついたシューズのため、遊歩道の展望台へと向かうことは断念。
そのまま興津側へと下ります。
工事中の道を慎重に下り、興津川沿いを河口付近へ。
橋を渡って国道52号の起点を過ぎれば、この日最初の目的地、興津のたい焼き屋さんです。

以前は興津駅の西側で歴史を刻んでいたこの伏見たいやき店。
火事で店舗を焼失し、この地で復活を遂げています。

伏見たいやき店

時間が早いせいか、混雑はしていません。
店内に入り、ひとつ100円のたい焼きを二匹注文。
この後の行程を考えると、一匹ではちょっと物足りないか?と思ったからです。
続いて、Sさんも二匹注文していました。

興津のたい焼き

店内のベンチに腰掛け、たい焼きを食べます。
温かいたい焼きに、気持ちも温かく。
しかし食べ終わって外に出ると、青空に風花が舞っていました。
興津川を渡る頃から、向かい風が強くなったことも感じていました。
寒波の襲来は、やはり現実のものだったようです。

この先清水の市街に向かえば、清見寺、清水の街並み、清水港、三保の松原、日本平など見どころもありますが、この日はここで折り返すことに。
あくまでも、ランチの時間帯に「よし川」さんへと到着することが目的ですから。

Uターンし、来た道を戻ります。
しかし薩た峠興津側の上りと由比側の下りはあまり面白味を感じません。
そこで、駿河健康ランド前を通り、海沿いの道へと出ます。
国道1号沿いのこのルートは、富士山を正面に見ながら走れます。

海沿いを走る

スマル亭の前で歩道に入り、押しボタン式信号にて国道1号を渡り、倉沢地区へと続く道に入ります。
ここは、先ほど上った薩た峠入口。
ここからしばらくは、来た道を戻ることになります。

旧東海道に出てからは、由比駅前に入らずにそのまま進みます。
そして、途中のコンビニでトイレ休憩。
この後しばらく山中を走るので、ドリンクも補給しておきました。

Sさんのバイク

この日のSさんのバイクは、コルナゴC-59にカンパニョーロスーパーレコードEPS。
そんなバイクを愛でながら、私と二人静岡にカンパ襲来・・・などと思います。

下らないことはさておき、出発。
入山入口の信号を左折し、入山地区、そして大代峠(おおじろとうげ)へと向かう道に入ります。
入口から新幹線の高架をくぐるまでは平坦路、その後ジワジワと傾斜が出てきます。

そんな平坦路を走っていると、何やら交通規制が。
なんと、車道に露店が並んでいるではないですか。

露店が並ぶ

いい匂いも漂ってきます。
先ほどたい焼きを二匹食べていなかったら、ここでもストップしたかもしれません。

しばらく走ると、菅原天神宮の前にだるま露店が出ています。
どうやら、ここの氏神様のお祭りのようです。
そんな光景を撮影しながら、先へと進みます。

由比のもう一つの造り酒屋、英君酒造の前を過ぎると、傾斜はいよいよ急に。
Sさんには「大垂水峠高尾側位です」と伝えましたが、最大斜度はそれをはるかに上回っていたようで、失礼致しました。
どうも峠道の表現が上手ではないようです。
と言うよりも、記憶があいまいなのかもしれません。
体調によって、峠道の辛さには違いが生じますからね(言い訳)。

いずれにせよ、斜度のキツイ部分では、Sさんも若干辛そうです。
呼吸が上がってくると、弱い咳が出る状態。
これは、昨年2月~3月頃の私と同じ症状です。
後に、どうやら花粉症らしいと判明しましたが、Sさんは風邪が長引いているかと思っていたようです(私のは不明)。

海沿いでは強く背中を押してくれた西風も、ここでは感じず。
途中に咲く紅梅を、休みついでに撮影し、春を感じます。

紅梅がきれい

やがて、道はつづら折れに。
普通の峠ではつづら折れになると斜度が緩くなります。
ここも同様なのですが、終盤また勾配がきつくなるのが大代峠の特徴。
しかし、この大代峠を入れなければ、ほぼド平坦と言ってよいルートになり、あまりにも走りの面白味がなくなってしまいます。
辛くはありますが、峠手前で見る富士山は相変わらず気持ちよい光景でした。

あと少し

大代峠と富士山

Sさんもそんな富士山を撮影

二人で無事に大代峠を越え、下りに入ります。
ここの下りは、序盤のみカーブがきついですが、それほどテクニカルではありません。
路面が整備されている部分も多く、快調に下り、松野へと出ました。

当初予定では、ここで右に折れ、富士川沿いを蒲原へと向かうこととしていました。
しかし、予定通過時刻を勘案すると、まだ余裕があります。
そこで、当初ルートには入っていない富士宮行きを追加することに。
これだけ富士山がきれいに見えるなら、きっとSさんにも喜んでいただけるはずです。

ただし、獲得標高、距離ともに少々増えることとなりますので、Sさんにはそのことを告げず、私の頭の中だけにとどめました。

後編に続く。

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