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下部温泉~本栖湖サイクリング

昨年12月27日(日)に、サイクリングに行ってきました。

もともとこの日は朝霧高原あたりを走るつもりではいましたが、前日の土曜日、静岡の仲間から電話が入ります。
電話は、アクマ(敬称略)と呼ばれる友人からでした。
「オガちゃん(敬称略)が走りたいと言っているので、どこか連れてってくれないか」(要約)と言う内容です。
もちろん、私にとっては嬉しい連絡です。
早速妻に連絡をし、昼過ぎに戻ることで許可をもらい、コースを考えました。

アクマとオガちゃんは、静岡の自転車仲間の中では健脚メンバー。
私も久々にプレッシャーがかかります。
どこへ行こうか?時間のこともあるのである程度読めるコースを設定します。
アクマには、富士川沿いから本栖湖に上ってあさぎりフードパークへと言うルートのみ話しておきました。

当日、集合は我が家。
そして、出発は7:00と早めです。
アクマとオガちゃんは5時台に静岡市を出発し、車の中で待機していてくれました。
挨拶も早々に出発します。
二人は、ここのところあまり自転車に乗れていないとのこと。
私にとっては好都合です。

自宅から富士宮市街を通って芝川に抜けてもよかったのですが、あえて一旦国道469号まで上り、北山経由で芝川に下ることにします。
実は前夜、仕事の後で焼き肉&飲酒をしてしまい、その影響が懸念される状態でした。
そんな状態でどれほど走れるのか?
そして二人の求めるペースはどの程度なのか?
それらを探るための序盤の上りです。

自宅から国道469号への坂を上ります。
富士山はきれいに見えています(アクマ撮影)。

サイクリングスタート

富士山はきれい

私は二日酔いのせいか、ちょっとした頭痛があります。
しかも、ここのところの不摂生で体重は一時期より3kg増加。
空気は冷たい(2℃ほど)のですが、変な汗も出てきます。
しかし、幸いにして、二人はそれほど速いペースを期待してはいないようです。
安心して、会話をしながら坂を上っていきます。

国道469号に入り、山宮、北山、上野と通り、一旦柚野まで下ります。
調子を見てここからのルートを決めようと思っていましたが、このペースでよいなら桜峠を上って稲子へと下るルートを走れそうです。
久しぶりの桜峠は、思ったよりもきつく、上りでは明らかに私だけ余裕がありません。
しかも、地元の利を活かせるかと思いきや、アクマもこの付近には縁があり、何度か走っているとのこと。
誤算です。

なんとか桜峠に到達、慎重に稲子へと下ります。
芝川への下り、稲子への下りは寒さとの勝負。
日陰がつづき、気温は1℃まで下がっています。
真冬より一段落とした装備のオガちゃんは、手足の指先が冷えて感触がない模様。
私は真冬装備ですが、それでも足の指先は痺れています。

稲子の採石場脇を通り、やがて身延線沿いへ。
ここから富士川沿いにかけてはアップダウンの続く道です。
相変わらずの変な汗をかきながら県境の上りをクリア、山梨県へと入ります。

小さなアップダウンの続く川沿いを身延方面へ。
この辺り、全く写真がありません。
仲間と走る際、余裕がないとストップして写真を撮ることすらできないのが現状。
それが如実に表れています。

既に出発から1時間30分以上走っているため、この先身延の街で休憩をすると告げます。
二人も賛同してくれたため、きつ目の上りをクリアした先、下って身延駅を過ぎた所で「こんびに」に立ち寄りました。
そう言う名前の店です。

こんびにえんす

二人は余裕

ここまで、私はいろんな意味で重い身体との闘い。
オガちゃんは寒さとの闘いです。
なにとも闘っていないアクマは余裕。
さすが、アクマたる所以です。

ここで、おにぎりひとつと菓子パンひとつを補給。
この先、本栖湖まで基本的に店はありません。
しっかり食べておいて欲しいと告げ、皆も補給を済ませます。

程なくして、再出発。
再び富士川沿いを走り出します。
陽だまりで暖まった身体が風に冷やされ、走り出ししばらくは休む前よりさらに動きが鈍くなる感じ。
オガちゃんともそんな話をしながら進みます。

それでも、下部が近くなる頃には、元の調子に。
気温も上がって(5℃~6℃ほど)日向になる部分も多く、次第に身体は暖まってきます。

やがて、道は突き当たりに。
トンネルを避け、手前の道を右折、下部温泉方面へと走ります。
ゆっくりと下部温泉前を通過。
二人には、ここから国道300号(本栖道)の上りがはじまることを告げます。

一行は気持ちを引き締め、国道300号へ。
しかし、この道は上りはじめは斜度も緩く、休めるポイント(ほぼ平坦部)も多くあります。
それほどでもないのでは?と思わせてくれる序盤なのです。
淡々としたペースで、いくつかの集落を抜けていきます。

しばらく走ると、道は完全に山間部のそれに。
中盤の撮影ポイントで、私とアクマは停まってこれまで上ってきた光景を撮影しました。
オガちゃんはゆっくりと先行するとのこと、後で追うことにします。

本栖道

アクマの笑み

写真で見るとそこそこ険しい道に見えますが、ここまではそれほど厳しくない本栖道。
本番はこれからです。
撮影後、再びゆったりしたペースでスタート。

ちょっと走ると、後ろでゴトンと音がします。
アクマが何かを落としたようです。
振り返って声をかけると「大丈夫」とのこと。
すぐに落としたものを拾っていましたが、ここで少し私との間隔が開きます。

私はちょっと迷いましたが、待つことなくオガちゃんを追って走ります。
これで後にアクマから「鬼」と呼ばれることになりました。

マイペースで坂を上っていきます。
オガちゃんの姿はなかなか見えません。
アクマも後方に消え、一人旅に。

1~2km走った頃でしょうか、ようやく前方にオガちゃんの姿を捉えます。
追いつくまでにさらに1km程走り、しばらく一緒に走ります。
するとオガちゃんが「もうそろそろ終わりですか?」と尋ねてきます。
「いや、まだまだ」と応えると、それならペースを落として脚を残すとのこと。
さすがベテランだけあって、ペース配分はよくわかっています。
私は二人を前方から写す唯一のチャンスなので、そのままペースを維持して上ります。

前夜の影響は完全に抜け、この辺りが一番調子が上がっていた私。
しかし、自分でもきついと理解していた本栖湖トンネル手前1km程の地点では、完全に売切れ。
ペースがガクンと落ちます。
それでもどうにか先行したままトンネル前に到達。
二人の到着を撮影できました。

本栖道クリア!

先に到着したオガちゃんは、坂道を行き来してアクマを待ちます。
急に停まらないあたり、さすが基本を押さえています。

皆でそろってトンネルに入り、本栖湖へ。
雲が増えていなければ、トンネルを抜けると同時に絶景が飛び込んでくるはずです。
果たして、その光景は私たち三人を迎えてくれました。
これには、皆思わず笑顔になります。

本栖湖畔で記念撮影

湖畔で撮影をした後、ゆったりと流し、国道139号へ。
国道139号を右折し、県境に向けて最後の上りを走ります。
先ほどの本栖道に比べればなんてことない坂なのですが、脚にきているだけに辛く感じます。
でも、ひとまずゴールのあさぎりフードパークはもうすぐそこ。
県境を越え、根原の坂を下り、道の駅朝霧高原を通ってフードパークへと到達しました。

フードパーク朝霧乳業売店にて

ここまでくれば、皆安堵の表情です。
案内している私も、本栖道をクリアした二人もそれは同じ。
後はほとんど下りだと理解しているからです。

暖かな売店の中で、ソフトクリームと牛乳パンをいただきます。
優しいアクマにご馳走になってしまいました。
感謝です。

ソフトクリームエスプレッソ

あさぎり牛乳パン

三人で歓談していると、乳業売店の方が試作品のおにぎりをサービスしてくれました。
年始の特別販売で提供するモッツァレラチーズのたまり漬を具にしたおにぎりです。
一行は喜んでいただき、お腹はかなり膨れます。

おにぎり

暖かな室内でゆっくり休憩し、本栖道の疲れはすっかりどこへやら。
元気に出発し、農道を走ります。
空はますます青く、富士山もクッキリ。
この光景は、誰もが喜んでくれる朝霧高原ならではのものです。

牧草地と富士山

余裕を持って光景を楽しむ

余裕を持って光景を楽しむ

ここからは、一気の下りです。
途中、若干の上り返しはあるものの、標高900mから160m弱まで、25km程の道のり。
休憩中に汗は引いていたため、下りでも寒さは感じません。
気温は二桁、朝の1℃とは違う世界です。

県道71号、富士ミルクランド前から上井出、大月線で北山、ここからは国道469号経由で来た道を戻ります。
帰宅時間はほぼ読み通り。
13:30前には自宅へと到着しました。

結果、この日の走行距離は110.91kmで獲得標高は1,749m、実走行時間は5時間02分08秒で平均速度は22.0km/hでした。
二人にとっては思った以上の距離、強度だったとのことで、私も満足。
アクマとオガちゃんに感謝の半日サイクリングでした。

この日のコースは、以下の通りです。


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コメント

キートンです。
 いつも西富士道路を上り下りしている者にとって、茶畑の存在が気になっていたのですが、暮れに行った帰りに469号線から24号線を下った時に念願の”茶畑と富士山”を一緒にとることができました。紹介していただいた場所からの富士山を撮って回ってみたいと思います。宜しくお願いいたします。

投稿: キートン | 2016/01/05 09:03

キートンさん、ありがとうございます。
茶畑と富士山は、仰る通り国道469号から県道24号に下ると撮れますね。
他には、富士宮市高原から富士市岩本にかけての茶畑からもよい光景が撮れる場所があります。

https://www.google.co.jp/maps/@35.1855865,138.6309376,15.75z

この地図の中心付近です。
よろしければどうぞ。(^^)

投稿: あさぎり | 2016/01/05 10:39

「牧草地と富士山」の写真ですが、このような、のどかな富士山の景色は初めて見たような気がします。

私的にはかなり衝撃的な写真でした。

素敵な景色を紹介していただき、ありがとうございます。

投稿: すぎ | 2016/01/05 23:13

キートンです。
 ありがとうございます。早速、地図を確認、今度行ってみようと思います。楽しみです。

投稿: キートン | 2016/01/06 09:05

キートンさん、幸運を祈ります。(^^)

投稿: あさぎり | 2016/01/06 09:58

すぎさん、ありがとうございます。
この光景は朝霧高原ならではのものだと思います。
国道139号沿いからも楽しめますが、これは一本内側に入った農道沿いです。
またご紹介しますね。

投稿: あさぎり | 2016/01/06 09:59

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