« あさぎりフードパーク&富士川サイクリング | トップページ | 富士山二合目&下部温泉サイクリング(後編) »

富士山二合目&下部温泉サイクリング(前編)

10月4日(日)に、サイクリングに行ってきました。
前日の土曜日は子供たちの通う小学校の運動会、その後会社の会議がありバタバタでしたが、午前中にSさんにメッセージを送り、日曜日富士山新五合目リベンジへとお誘いしました。

もちろん、日曜日の予報を見てのことです。
直前の予報では午後から曇ってくるものとなっていましたが、昼過ぎまでは晴れそう。
これなら充分に前回(ずっと雲の中)のリベンジを果たせる可能性があります。

当日朝、早朝に出発し新幹線でお越しいただくSさんを迎えに新富士駅へと向かいます。
二人で新富士駅をスタートしてもよいのですが、せっかく富士山の麓までお越しいただいて交通量の多い市街地を走るのもなんなので、いつも我が家までは車で移動しているのです。

天気は予報通り晴れで、青空が一面に広がっています。
しかし、新富士駅から見た富士山には、上半分に雲が。
この時から、若干嫌な予感はしていました。

新富士駅からの富士山

時間に正確なSさん(と新幹線)は、いつも通りの時刻に到着します。
いつもながらワクワクする瞬間。
笑顔で改札を通り抜けるSさんと、やはり笑顔で迎える私。
走る前から幸せになれるのは、Sさんのお人柄による部分が大きいでしょう。

Sさん到着

早速、車に自転車を積み込んで富士宮の我が家へ。
日曜日の朝の道路は車も少なく、比較的スムーズです。
これなら、いつの日か田子の浦スタートの海抜0-2,400mクライムを企画してもよいかも知れません。

車の中で、Sさんと相談。
Sさんも新幹線車内から見た富士山の雲が気にかかっている様子です。
しかし、前回の時より雲の状況はましな様子。
雲のかかり方も、時間とともに変化しています。
これなら勝算ありと、ひとまず前回同様のコースで富士宮口新五合目を目指すことにしました。
もちろん、私の頭の中には、途中でコース変更をするプランも入れておきます。

自宅到着。
むしろ私より浮かれている子供たちが絡みつく中、手際よく自転車を組み立てるSさん。
私も出発の準備をして、早々に自宅を出発しました。
我が家の標高は156m。
ここから標高2,400mの富士宮口新五合目までは2,000m以上の標高差があります。

前回同様のコースを取ると、途中に補給ポイントはありません。
富士山スカイライン水ヶ塚駐車場の売店も夏が終わり撤去されているとのこと。
そこで、自宅からわずか1.3km程のコンビニで補給ストップをします。

ひとまず補給

この日の朝、私は起きてすぐにパンケーキとミニあんパンで朝食。
Sさんを迎えに行く途中にもおにぎり1個を食べています。
そのため、この時点では特に補給の必要はなかったのですが、先々のことを考え、餡子餅を買います。
さらに、カフェオレを飲み、ミニ羊羹二つも背中のポケットに入れましたs。
Sさんも同様に補給し、おにぎり1個をポケットに入れていました。
途中、コンビニはおろか、自販機すらない道のりが長いので準備は必須です。

程なく再スタート。
国道469号に向かって県道を上っていきます。
入り口からの勾配は比較的急。
8%~9%の坂が続きますが、まだ元気なので特に辛くはありません。
車のほとんど通らない道を、ゆったりと会話しながら上ります。

県道を上る

私はと言うと、会話をしながらもやはり富士山の様子が気になります。
Sさんが撮影してくださった写真でも、富士山方向を向いています。
以降、私の写真は全てSさん撮影のものです。
この時の富士山は、中腹に雲。
しかし、山頂は見えており、希望は膨らんでいました。

やがて、国道469号に突き当たり、右折。
ここからの1km程は、さらに急な坂です。
富士山一周反時計回りの際、勾配で最も辛いのがここ(ルートによりますが)。
ここさえクリアできれば、そのコースに上れない坂はありません。
もちろん、この日は新五合目までのルートですから、これより辛い坂はいくらでも出てきます。

国道469号の坂を上る

一桁の速度(得意技)で坂を上る私。
余裕のSさんは、音も立てずに後ろからついてきます。
この上りをクリアすれば一旦少し下り、その後は緩い(とは言え6%程度はありますが)上りで標高を稼いで行きます。

そんな道を走っていると、途中で脇道からローディー二名が出てきて前を走ります。
その間隔は当初150m~200m程でしょうか。
私たちもゆっくり走っているので、その差はなかなか縮まりませんが、ジワジワと間隔は詰まっていきます。
途中まではそのペースを維持し、直前からは安全のためにややペースを上げてパスします。

ややペースを上げる

追い越しざまに挨拶をし行き先を尋ねると、山中湖に向かうとのこと。
おそらくこの先富士サファリパーク前を下り、東富士演習場から須走、籠坂峠を越えていくのでしょう。
この道でローディーと出会うことは少ないので、なんとなく嬉しくなります。

やがて、道は県道24号と合流し、今度は富士山こどもの国に向けての上りとなります。
もちろん、ここの上りも淡々とクリア。
富士山こどもの国前から富士山を見ると、先ほどよりかなり雲が増えています。
山頂はチラッと見えていますが、中腹付近はほとんど雲の中。
やはり難しいのかと思いながら、写真は撮らずにパスしました。

富士山こどもの国入口を通り過ぎ、十里木カントリークラブ入口を左折。
富士山スカイラインへと続く基幹林道へと入ります。
この道は、最初から最後まで気持ちよく走れる二人のお気に入りコース。
ゴルフ場沿いの並木は紅葉にはまだ早かったのですが、前回と異なる季節感を得ることができました。
Sさんも嬉しそうです。

十里木カントリークラブ付近

ストップして撮影

しばらくは上りの道を走り、富士山こどもの国草原の国ゲートへと続く分岐を過ぎると、アップダウンの続く道へ。
最大8%程度の上り下りが繰り返されるのですが、いずれも短いためアウターでグイグイ走れます。
この区間約10kmはぜひ堪能してほしいコース。
ただし、標高が900m~1,000mほどあるので、冬場は厳しくなります。

富士山スカイラインへと向かう

上りも勢いでクリア

林道から見える(はずの)富士山は雲の中。
やはりダメなのかと諦めの気分になります。
Sさんと話をし、別ルートへの変更も視野に入れます。
Sさんは当初ルートにこだわらず、柔軟に変更でOKとのこと。
考えながら進み、やがて富士山スカイラインへと突き当たります。

ここからのコース変更に関しては、確たるものは持っていない私。
ここで富士宮方面へと下って朝霧高原を目指すもよし、富士山スカイラインを上って水ヶ塚経由で御殿場へと下るもよしです。
その判断もできず、ひとまずこの時点では青空も広がっているため、わずかな希望込みで判断し、富士山スカイラインを上ることにしました。

ここから3km程で西臼塚駐車場、さらに4km弱で登山区間分岐があります。
先ほどまでとはガラリと雰囲気が変わり、上り一辺倒の道。
そして、斜度は9%程度のものが繰り返し現れるコースです。

富士山スカイラインを上る

空には雲が増えていますが、陽射しはあります。
この勾配なので、脚には負担がかかり、汗も噴き出します。
この時点では、軽く標高1,000mオーバーとは思えない陽気。
前回のような寒さは感じませんでした(前回も上りでは感じなかったかもしれませんが)。

西臼塚から見えるはずの富士山は見えず。
さらに希望が薄くなります。
Sさんに声をかけ、前回同様登山区間のゲートまでノンストップで行くことに。
引き続き坂を上ります。

前回、この区間が辛く感じたと仰っていたSさん。
この日もこの区間は思いの他きつかったようです。
とは言え、上り坂は得意なSさんは相変わらず息を乱すことなく静かに上っていきます。

やがて、富士山スカイライン登山区間分岐が見えてきます。
ここを左に折れるとすぐに旧料金所(現在は無料)ゲートに到着です。
ここで自転車を降り、小休止と相成りました。
ゲート前で撮ってもらった私の写真。
様々な要因で実に微妙な笑顔です。

ゲート前にて

Sさんは余裕

腰掛けてひとまず補給。
Sさんからいただいたおにぎり半分とミニ羊羹を食べながら考えます。
空を見ると、どんよりとした曇り空。
このまま上れば、前回同様雲の中に突入しそうです。

ここまで来たらと言う考えもなかったわけではありませんが、二回連続で眺望ゼロの五合目はいかにも辛いものです。
しかも、分岐直前で見た気温表示は13℃。
標高が上がって雲の中に突入すれば、一桁間違いありません。
この日は二人とも防寒対策は手薄でウインドブレーカー一枚を持つのみ(私がそれで大丈夫と言ったのですが)。
意地でもこの先を上ると言うのは、あまり懸命な判断とは言えません。

そこで、Sさんと再度相談。
「上れないのではなく、上らないのだ」と言う言い訳のもと、新五合目は断念して下ることにしました。
となると、この後の方向は大きく二つ。
ひとつは富士宮側に下ってあさぎりフードパークで休憩、その後本栖湖方面から身延へと下って富士川沿いを走るルートです。
もうひとつは、水ヶ塚を通って御殿場に下り、籠坂峠から富士五湖を巡りながら富士山一周をするコースです。
いずれも時間的にちょっと厳しいですが、そこは臨機応変にルート変更をすればよいと思い提案。
するとSさんはせっかくなら走ったことのないルートをとのことでした。

そこで、前々からお連れしたいと思っていたあさぎりフードパークを含むコースを選択。
そうとなった善は急げと、下ることにしました。

二人でひとまず篠坂の交差点までのダウンヒルです。
下りはじめるとすぐに、寒さに震えます。
前回と異なり標高1,460mからのスタートですが、それでもウインドブレーカーを着るか迷うレベル。
これは、新五合目は断念して正解でした。

事故なきよう慎重に(自分比)下って篠坂へ。
標高差1,000m弱のダウンヒルはあっという間に終わります。
ここまで来ると、空は再び青空に。
先ほどまでとは、やはり別世界です(先ほどまでが別世界なのですが)。

下りで固くなった脚をゆっくりと回しながら、二人は県道72号を上井出に向けてスタートしました。

続く

|

« あさぎりフードパーク&富士川サイクリング | トップページ | 富士山二合目&下部温泉サイクリング(後編) »

サイクリングへGO!」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/91738/62445820

この記事へのトラックバック一覧です: 富士山二合目&下部温泉サイクリング(前編):

« あさぎりフードパーク&富士川サイクリング | トップページ | 富士山二合目&下部温泉サイクリング(後編) »