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Apple MacBook Pro (Retina, 13-inch ,Early 2015) 【機種選択編】

Apple MacBook Pro

このたび、Apple製パソコンを購入しました。
選択したのは、13インチRetinaディスプレイを搭載したノートパソコン、MacBook Proです。

実は、私にとってこれが人生初のApple製パソコンの購入となります。
今回は、その選択の経緯に関して、同じように迷っている方参考になればと記述します。

以下、長いです。
しかも乱文でただつまらないことを書きなぐっているのみであることをご了承ください。

思えば、私がAppleと言うメーカーの存在を知ったのは、かれこれ30年以上前になります。
当時のApple製パソコンはApple ⅡeやⅡcと言った機種がメイン、そして程なくMacintoshが発売された頃でもありました。
中学生から学生時代はパソコン少年(青年)だった私。
自宅の部屋には常時数台のパソコンがありました。
そして、情報処理系の学科を卒業し、就職した会社で最初に携わった業務もApple創業者の一人であるスティーブ・ジョブス(Steve Jobs)が世に送り出したNeXTコンピュータ関連のものでした。

そんな私ですが、何故かここまでApple社製のコンピュータを自分のものとして持ったことがありませんでした。
決してApple製品を避けていた訳ではなく、iPod photoやiPod touch、iPad、iPad 2、iPad mini Retina、Apple TVと言った製品は実際に所有しています(父から譲り受けたものも多いですが)。
また、2015年春にはスマートフォンもiPhone 6 Plusに変えるなど、むしろ家にはApple製品が多数存在します。

にもかかわらず、これまでMacを使用してこなかったのは、その昔父が購入したPC-8801からスタートし、MS-DOS、Windowsと使用してきたOS遍歴によるものかもしれません。
もちろん、MacintoshをはじめとしたAppleのパソコンは当時から比較的高価で、手が届かなかったことも無縁ではないでしょう。

そんな訳で今回も、当初の機種選択にMacが入っていた訳ではありませんでした。
今回のパソコン購入のもともとのきっかけは、仕事とプライベート双方で使用しているノートパソコンのリプレースを考えたことにあり、当初はWindowsベースで考えていたのです。

私がこれまで数年来使用してきたノートパソコンはAserのAspire Timeline X(AS3820T-N52B)と言うもの。
このパソコンは2010年8月に購入していますので、かれこれ5年ほど使用していることになります。
搭載されているCPUはintelの初代Core iシリーズ(Nehalem世代)のCore i5 450M(2コア、4スレッド、2.4GHz)。
250GBのHDDを搭載し、購入時にメモリを4GBに増設(もともとは2GB)、Windows 7(64bit)での使用で、特に重い処理をしなければ今でも充分活用できるマシンです。

Aspire Timeline X

にもかかわらずリプレースを検討したのは、主にグラフィックとディスプレイ性能への不満が発端でした。
AS3820Tのディスプレイはワイド液晶の13.3型。
持ち歩きを考えると15.6型よりコンパクトで優位なのですが、何せデスクトップパソコンと比べるとどうしても作業領域が狭くなります(1366×768ピクセル)。
また、色再現性も今ひとつで、簡易印刷物の製作などでもカラーの判別が難しいケースが多々ありました。
今後、私自身の仕事が変化し、デスクトップメインの作業から移動しながらの作業メインへと移行することもあり、現在使用しているデスクトップパソコン(Aser AX3960-H54D+MITSUBISHI RDT202WM-S)に引けをとらないノートパソコンをと検討をスタートさせたのです。

さて、Windowsが動くノートパソコンとは決めていたものの、当初は大いに悩みました(楽しい悩みですが)。
最初に検討したのは、15.6型液晶モニタを搭載したWindowsノートパソコンでした。

最近のノートパソコンはハイエンド機種を中心にIPS液晶を搭載し、15.6型でフルハイビジョン(1920×1080ピクセル)表示が可能なものも店頭に並んでいます(4Kもありますがまだかなり高価)。
これまで使用してきたマシンを考えると、CPUはCore i5もしくはi7を狙いたいところです。
デスクトップとそん色ないと言う点では4コアCPUが欲しくなりますが、消費電力や発熱の観点から現実的には2コア4スレッドメインで探すことになるでしょう。
このような機種を見ていくと、大手メーカーモデルの価格帯は量販店店頭価格で15万円~25万円程(2015年9月現在)となっています。
そんなモデルを中心に富士通、NEC、東芝などのメーカー製品をあれこれ見てみました。

しかし、やはり15.6型は大きく感じます。
えせタッチタイピングの私はテンキーの使用率が高いので、確かにテンキーを備えているものが多い15.6型モデルのキーボードは魅力的です。
移動は車がほとんどなので、大きさ、重さにそれほど神経質になる必要がないのかもしれません。
しかし、そう考えると、いっそのことディスプレイ一体型のデスクトップでもよいのではなどと、思考がさらに拡散してしまいます。
また、飲食店や新幹線等で使用するケース(それがどれほどあるかは別として)も考えると、やはり15.6型は大きすぎます。
せっかくのノートパソコンなら機動性を優先することとし、13.3型メインで探しました。

すると、ないのです。

なにがないかと言えば、店頭に13.3型高解像度(フルHD以上)のモデルが置いてないのです。
存在しないのか?とネットで調べると、13.3型液晶ディスプレイモデルの主流はフルHDのようで、最も多くの機種数がヒットします(価格.comにて)。
しかしそれらは、ほぼすべて直販モデル。
ニーズの多くないモデルは、店頭販売用に量産しないのでしょう。
これに限らず、自分の好みのモデルを入手しようとした場合、今はWEB上でオーダーする(BTO)が主流のようです。

と言うわけで、実機を見て、触っての購入は諦めざるを得ませんでした。
そうなると、BTOでの購入となります。
しかしこれにはリスクもあります。
今回、特にディスプレイの見え方、色再現性にはこだわりたいところ。
それが改善しなければ(満足いくレベルで)、そもそも買い換えの意義すらも薄れていきます。
ここで、浮上してきたのがMacBookだったのです。

私の住む静岡県でも、店頭でAppleの製品を実際に見て、触れる場所は少なからずあります。
つまり、実機を体験した上で購入することができる訳です。
さらに、ラインナップが限られるApple製品であれば、どのモデルであっても使用感がネット上に多々UPされています。
これらをよく見てから購入すれば、失敗のリスクは少ないでしょう。

と言う訳で、急浮上したApple製品。
人生初の選択は、ここからスタートしました。

店頭に出向き、Appleのノートパソコン(ついでにiMacも)を触ってみます。
2015年9月現在で現行モデルとして販売されているApple製ノートパソコンは、大きく分けて3種類。
MacBook ProMacBook AirMacBookです。

これら3種類は、そのコンセプトによって区分されます。

MacBook Proには13インチモデル(13.3型)と15インチモデル(15.4型)が用意され、どちらにもRetinaディスプレイモデルが用意されます。
13インチRetinaディスプレイモデルの重さは1.58kgと、このサイズのノートパソコンとしては重め。
ディスプレイの表示ピクセル数は2560×1600と必要十分です(後述)。
そして、15インチRetinaディスプレイモデルにはクアッドコアのCore i7が搭載されています。
その名の通り、軽さより処理能力、各種ポート数を優先させたモデルです。

MacBook Airには11インチモデルと13インチモデルが用意され、2015年9月時点でRetinaディスプレイモデルは用意されていません。
重さは11インチモデルで1.08kg、13インチモデルでも1.35kgと、MacBook Proと比較して軽量(そして薄い)ですが、13インチモデルでも画面のピクセル数は1440×900となり、今使用しているもの(1366×768ピクセル)から微増にとどまります。
比較的リーズナブルで初Macとしては魅力的な選択肢ではありますが、少なくとも私としては積極的に選ぶ理由がないことから、対象から外れました。

MacBookは2015年4月に発売された新ラインナップです。
MacBook Airよりさらに薄さ、軽さにこだわり、12インチRetinaディスプレイ(2304×1440ピクセル)を搭載しているにも関わらずその重さは920g。
intel Core MをCPUに搭載し、ポートもUSB-Cがひとつだけと言う割り切りようです。
実に潔いモデルで、外出時に使用するにはピッタリなのでしょうが、残念ながら処理能力、拡張性ともにデスクトップの代用としては厳しそうなので選択肢から外れました。

ちなみに、Retinaディスプレイモデルの標準解像度は上記の通りですが、OS Xではスケーリング解像度が採用され、外部ディスプレイの接続なしには上記ピクセル数一杯の表示設定ができません(例えばMacBook Pro 13インチRetinaディスプレイモデルでは1680×1050ピクセルまで)。
これは、作業領域の拡大よりも表示の美しさを優先するための技術で、確かに表示される文字の美しさなどは群を抜いています。
なお、一部のアプリケーションでは画像などを実際のピクセル数で表示することができるようです。
また、どうしても作業領域を広げたい場合にはApp Storeにある無料のユーティリティを使用することで標準解像度までの表示が可能となります。
パフォーマンスに多少の影響を及ぼす可能性はあるでしょうが、これも試してみたいところです。

と言うわけで、今回の私の用途を考えると、MacBook Proが最有力候補となります。
実際店頭で見てみると、Appleのデザインであれば15インチモデルでも大きく感じないのが不思議。
先述の通り15インチモデルはクアッドコアのCPUを搭載しているため、それなりの魅力もあります。
しかし、ここは初志貫徹(予算を完全にオーバーしていることもあり)。
13インチMacBook Proが最有力候補として浮上しました。

この機種をターゲットにすると、突然もうひとつ気になる機種が浮上しました。
それはMicrosoftが発売するSurface Pro 3です。
こちらはタブレットとしても利用可能なタッチパネルを装備し、12インチながら2160×1440ピクセルと高解像度表示が可能なディスプレイとなっています。
CPUはデュアルコアのCore i5もしくはi7を選択可能。
Core i7搭載の機種で256GB SSD、8GB RAMモデルはWindows 10にMicrosoft Office Home and Business Premiumも載っています。
もちろん、この機種のWindows 10はフルバージョン。
Windows用の各種ソフトウェアはそのまま使用可能です。

この夏、落として壊すまでSurface 2を使用していた私にとって、Type Cover(キーボード)の使い勝手まで含めて理解できているこちらも魅力的。
どの道、MacBook Proを購入してもBoot CampにてWindowsを走らせる(業務上必要)ことから、こちらの方が近道ではとさえ思えます。
しかし、結局は拡張性(ポート)、発売時期(MacBook Proの方が新しい)、何よりも未知のMac OSへの憧れが強く、MacBook Proの購入に決めました。

さて、MacBook Pro 13 Retinaに決めてからも、まだまだ悩みは続きます。
今回、先立つものがないため(MacBook Proの価格帯は完全に当初検討予算をオーバー)、Appleローンを利用することにしました。
そうなると、WEB上での申し込みが便利なため、購入はApple Online Storeでと決めます。
量販店店頭の方が多少安価に買えるのですが、そこはカスタムオーダーも可能と割り切ります。

Apple Online StoreでのMacBook Pro 13 Retinaオーダーは、CPUを3種類(2.7GHz Core i5、2.9GHz Core i5、3.1GHz Core i7)から選択可能。
いずれも2コア(4スレッド)なので大きな差はなさそうですが、ここは必要に応じて選択したいところです。

そして、メモリは8GB、16GBから選択可能。
後の増設は事実上できないため大きいに越したことはありませんが、通常の使用であれば8GBで充分そうです。

また、SSDは256GB、512GB、1TBフラッシュストレージから選択可能。
今回、Boot Campを用いてMac OS XとWindows 10の双方をインストールするつもり(各種アプリもそれぞれに必要)なので、大きい越したことはありませんが、ここもお値段との相談になります。

以上、各種の選択肢を自由に組み合わせられる訳ではない(基本モデル3種にカスタムできる項目が決まっている)のですが、悩むには充分な選択肢です。

さらに、価格は同一ですが、キーボードも各国語に合わせ8種類から選択できます。
私の用途では現実的にJISキーボードもしくはUSキーボードの二択になる訳ですが、今回はWindowsでの利用も踏まえ、慣れ親しんだJISキーボードを選択しました。
カナ入力をしない私にとって、デザインが洗練された(そう見える)USキーボードも魅力的だったのですが。

上記の組み合わせから結局選択したのは、以下の仕様です。

13インチMacBook Pro Retinaディスプレイモデル
3.1GHzデュアルコアIntel Core i7(Turbo Boost使用時最大3.4GHz)
8GB 1,866MHz LPDDR3 SDRAM
512GBフラッシュストレージ(PCIeベース)
バックライトキーボード(JIS)+製品マニュアル(日本語)

この仕様で、Apple Online Storeでの価格は230,800円(税別)。
当初検討していた予算の軽く2倍です。
これに、AppleCare Protection Plan(23,800円)を付加します。
合計して8%の消費税をのせた金額は・・・見ないようにしました。
興味ある方は計算をしてみてください。

お小遣いの範囲で分割払いできる限界を計算すると、24回払い。
この時点のキャンペーンで、12回までは金利手数料無料なのですが、それには収まりそうもなく断念しました。
2年間はさらに質素に節制して暮らすことになります。

AppleCare Protection Planに関しては、ハードウェア本体の無償修理サービス(通常1年間)と無償電話サポート(通常90日間)を3年間に延長するもの。
電話サポートにはあまり(ほとんど)期待していない私にとって、ハードウェアの保証延長がキーでした。
残念ながら、AppleCare Protection Planでは落下、水濡れなどによる故障は保証の対象外となります。
この辺りは、2年間ではあるもののそれらも保証してくれるMicrosoft Complete for Surface Pro(Surface Pro 3の場合税込15,120円)の方が魅力的です。
しかし、AppleCare Protection Planにはバッテリーの保証(保持する容量が本来の容量の80パーセント未満になった場合)も含まれているため、モバイルデバイスにはその意味合いも大きいと判断しました。

9月6日(日)にApple Online Storeで注文した製品は、上海から発送され、13日(日)に我が家に到着しました。
ふとした思いつきからスタートしたノートパソコンの買い換え、ここまでで既に長い道のりとなってしまいました。
とは言え、選んで購入してしまった(勢いもかなりあり)以上、これを活用していくことが必須となります。

到着したMacBook Pro

長文にお付き合いいただき、ありがとうございます。
次回以降、届いた製品の設定編を記述していこうと思います。

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