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富士山富士宮口新五合目サイクリング(後編)

6月7日(日)にSさんとともに行った、富士山富士宮口新五合目サイクリングの続きです。
なんとか無事に五合目に到着した二人。
雲の中、一桁の気温に震えながら、食堂の入口を見つけたところから後編のスタートです。

軽く寒気を感じながら階段を下りる私。
途中にある売店の階を通り過ぎ、さらに下ると、そこには食堂がありました。

ひとまず自転車を立てかけ(知らずにここまで持ってきてしまいました)、誰もいないひっそりとした席の間を抜けると、カウンターがあります。
カウンターの中には人がおり、営業しています。
助かったと、二人は各々メニューを見て注文します。

五合目の食堂

もちろん、ふたりとも温かいもの、麺類しか念頭にありません。
Sさんは剛力うどん(力うどん)、私はカレーうどんを注文しました。

二人とも麺類

外は雲で何も見えませんが、気持ちだけ窓際の席へ。
二人で助かったと話をしながら、ゆっくりとうどんをすすります。
しかし、なかなか身体は暖まってきません。
ふと見ると、食堂内では大きなファンヒーターが点火されていました。

それでも、うどんを食べ終わると人心地つきます。
ここまでの道のリを振り返り、話に花が咲きました。
それにしても、雲を抜けられなかったことは残念で、その点はSさんに申し訳なかったと何度も伝えます。
Sさんは、これも貴重な経験と慰めてくれたので、助かりました。

いつまでもここにいたい気持ちはありましたが、そう言うわけにもいきません。
食器を片づけ、自転車を持って外に出ます。
先ほどの階段を上らずとも、ここから直接外に出られると教えていただきました。

そのドアを開けると、寒い。
本当に冷たい空気に一気に包まれます。
まるで先ほど食べたうどんなどなかったかのように。

二人とも、持参したウインドブレーカーを着ています。
Sさんは、それに加えアームウォーマーも着けていました。
それでも、先ほど上って来た時よりも寒さを感じます。

これで下れるのか?とちょっと不安になりましたが、とにかく下る以外ありません。
二人してゆっくりと、五合目の駐車場を後に走りだしました。

当初は2℃~3℃と思われた気温(ガーミンの表示は4℃)は、下るごとに少しずつ上がっていきます。
標高を下げると気温は上がる、理科の授業を体感しているようでした。
当初はゆったりでしたが、雲を抜けた標高1,800m程の地点からは、次第に速度も上がっていきます。

しかし、指は相変わらず冷たいまま。
ずっとブレーキ操作をしている手の指よりも、動かない足の指先が特に痺れを感じます。
経験した中でも辛い部類のダウンヒルとなりましたが、富士山スカイライン周遊区間に入る頃には陽射しも出て、気温も二桁に戻っていました。
結果として、この日最も走ってはいけない部分を走ってしまったようです。

周遊区間に出てからも、標高差1,000m弱のダウンヒル。
今度は、先ほどまでよりは楽に下れます。
しかし、動かさなかった脚はちょっとクランクを回すと股関節付近が痛みます。
あえて少しずつ回すように心がけながら下ります。

やがて、篠坂の交差点に到達。
下りは本当にあっという間です。
それでもここまで標高差2,000m弱、距離にして27km程のダウンヒルは、Sさんにとってもエキサイトなものだった模様。
雲さえなければと、改めて悔やまれる行程でした。

ここで、Sさんと相談し、ちょっと周辺を観光しながら戻ることにします。
帰着時間を16:00と定め、県道72号を上井出方面へと進みます。
この道は、適度なアップダウンの繰り返し。
景色は楽しめないものの、走りは楽しめる道です。
先ほどまで固まっていた脚と身体をほぐしながら上井出へ。

上井出交差点の手前で若獅子神社に立ち寄ります。
先の大戦時、陸軍少年戦車兵学校が建てられていたこの地。
サイパンからの帰還戦車や若獅子の塔を見学します。

若獅子神社の帰還戦車

若獅子神社を見た後、今度は白糸の滝を目指します。
途中、振り返るとそこにある富士山の中腹以上はすっぽりと雲の中。
あの雲の中を走ってきたのだと思うと、感慨深いものがあります。

富士山を振り返る

ここから白糸の滝は、もうすぐ。
自転車を降り、まずは豪快な音止め滝を見物します。

音止め滝

そこからさらに歩き、白糸の滝へ。
滝壺付近まで下りるには、自転車を抱えてサイクリングシューズでは厳しいので、上から見物です。

その後、戻りながら友人が営む「滝元屋」さんへ。
ここで、囲炉裏端に腰掛け、鱒の塩焼きをいただきます。
富士宮市は養鱒が盛んで、全国で出荷量が一番なのです。

滝元屋さんの鱒の塩焼き

富士山を上っていた時の、自販機一台すらないスパルタンな行程から一転し、今度は完全なゆるポタモードになった二人。
ここでもゆったり会話を楽しみます。
寒さに震えた身体のダメージはすっかりと去っていきました。

白糸の滝を後にし、裏手の道を上野に向かって下ります。
途中、朝日瀧そばを通り過ぎると、水田の広がる一帯へ。
ここから芝川にかけては、米どころとなります。
Sさんもその光景に思わず脚を止めていました。

水田の光景

上野から大石寺前を通り、国道469号を北山へ。
大月線を横切り、自宅へと走ります。

そして、予定通り16:00頃に自宅着。
悲喜こもごものサイクリングでしたが、事故もパンクもなく二人で走り切れたのは幸いでした。
同行してくださったSさんに感謝です。

この日の走行距離は103.23kmで獲得標高は2,521m(メーター読み)。
実走行時間は6時間2分11秒で平均速度は17.1km/hでした。

この日のルートは、以下の通りです。


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