浅間大社流鏑馬連続写真(EOS M3)
毎年5月5日に、富士宮市の富士山本宮浅間大社にて開催される流鏑馬祭。
午前中より様々な神事や地元有志による「浅間大社流鏑馬保存会」の古式流鏑馬式などが執り行われ、午後3:00頃からはいよいよ神事流鏑馬式です。
この神事流鏑馬式は、馬場を疾走する馬の上から矢を放ち、的を射抜くと言う勇壮なもの。
射手は小笠原流一門の方々です。
馬場入り後、一ノ射手、二ノ射手、三ノ射手までが正射手と呼ばれます。
その後、間を挟み、平武者と呼ばれる射手が次々と流鏑馬を奉納します。
実は、私はこの流鏑馬祭を見物するのは初めて。
当日は、もちろん写真を撮ろうとカメラを持参します。
が、妻は用事があったため、子供たち二人を連れての見物となりました。
初めてのことで、撮影ポイントをどうするか、見当もつきません。
加えて、子供たちもいるので、ある意味ロケハンと割り切り、機材も軽量なミラーレスデジカメとしました。
お参りをし、露天での買い食いをしているうちに、14:00過ぎに。
馬場周辺は既に通行が規制され、二か所ある的の見える場所には、人垣ができています。
子供たちをずっと立たせる訳にも行かないので、社務所入口そばの「一の的」が見通せる場所になんとか場所を確保。
的までは距離があり、最前列とも行かなかったので撮れるかは不明でしたが、ひとまず二列目に入れてもらえたのでそこで待つことにします。
子供たちは、私から見える社務所入口で座っています。
ちょっとウロウロはしていますが、私の場所はきちんとわかっているので安心でした。
待つこと40分ほどで、いよいよ流鏑馬奉納がはじまります。
予想通り、馬が現れると私より的寄りの方々が身を乗り出し、思ったように構図が取れません。
また、初めての撮影でタイミングもうまく計れず、正射手の撮影は惨敗(二ノ射手、三ノ射手は一の的を外してしまったこともありますが)。
やはり、ロケハンは大切ですね。
その後、小学生騎手が馬に慣れる意も込めて馬場を往復し、高校生騎手は矢こそ射らないものの、馬場を疾走します。
そして、平武者の流鏑馬がはじまります。
この頃になると、私の斜め前が空き、その場を譲ってもらうことができました。
身を乗り出す人も減り、構図にもある程度の自由が利きます。
子供たちを呼び寄せ、一緒に流鏑馬披露を楽しみました。
上の連続写真は、その際に撮ったものです。
機材は、Canon EOS M3にマウントアダプター EF-EOS Mを介し、EF100mm F2.8Lマクロ IS USMをセットしたもの。
APS-Cセンサー機種なので、35mm判換算の画角は160mm相当となります。
設定は、ある程度被写界深度が欲しかったので、絞り優先でF5.6にセット。
ISOを800にセットし、シャッター速度が1/1000秒程度になるよう計算します。
フォーカスはあえてサーボAFにはせず、連写速度を優先します。
的にピントを合わせ固定、そのまま連写しました。
記録方式はJPEGラージ/ファインです。
こちらも連写速度を優先し、あえてRAW記録はしていません。
上の写真は、全てJPEG撮って出し、リサイズ以外の加工はしていません。
また、いずれもノートリミングです。
曇りがちで思ったほどの明るさはありませんでしたが、このシーンでは充分に対応できたと思っています。
来年の流鏑馬祭では、今回の反省を活かした撮影ができるでしょうか。
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コメント
こんにちは~。モモパパです。
流鏑馬神事。
馬に乗って駆けて行くのも大変なのに馬上で的に弓を射るとは。
すごいな~と思います。
僕には無理無理。
それにしてもすごい賑わいですね。
投稿: モモのパパ | 2015/05/07 04:58
モモのパパさん、ありがとうございます。
私も初めて目にした流鏑馬ですが、思ったよりも馬の速度も速く、本当に大変なことだと思いました。
人間の可能性は、凄いですね。
人の多さも、想像以上でした。(^^)
投稿: あさぎり | 2015/05/07 07:06