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タイヤ装着(700Cクリンチャー)に一苦労

無事装着できたロードレーサーのタイヤ

久しぶりにロードバイクのタイヤ交換を行いました。

私の使っているホイールは、カンパニョーロ(Campagnolo)のシャマルウルトラ 2-WAY FITと言うもの。
昨今流行りのカーボンリムではありませんが、アルミリムとしては軽量の部類に入るホイールです。

2-WAY FITと言うのは、クリンチャー(WO)とチューブレスタイヤ双方で使用できると言うこと。
チューブレスタイヤならその名の通りチューブが必要ないですし、クリンチャーでチューブを使う際にも、リムフラップが必要ありません(リム内部にニップル穴がないため)。

実は、私も一度はこのホイールでチューブレスタイヤを使用した経験があります(セットはショップにて)。
チューブの必要がなく、乗り味も柔らかい(チューブラーに近い)ため、そのメリットは感じることができました。
しかし、いざタイヤ交換の際に、私のスキルではタイヤがどうしても外れず。
その時は幸いにも自宅でしたし、パンクではなく摩耗によるものだったのですが、この経験により出先でのパンク対応は難しいと判断し、以後クリンチャーに戻しています。

従って、今回はクリンチャータイヤの交換です。
そして今回もパンクではなく、タイヤがすり減ったことによる交換です。
ロードバイクに乗って早15年以上(ブランクはありますが)。
一向に速くはならない(むしろ遅くなっている)ですが、走り方は覚えているらしく、パンクをするのは数年に一度。
幸いにして(と言ってもよいでしょう)パンク修理の機会は希になっています。

前書が長くなりましたが、そんな訳で、かなり久々の(新品)タイヤ交換。
ちょっと不安はありましたが、これまで数度の経験はあります。
ましてや、スローパンクによるチューブ交換(タイヤはそのまま使用)は数ヶ月前に行っています。
時間をかければなんとかなるとたかをくくっていました。

まず、現在ついているタイヤ、ミシュラン(Michelin)のPro4 Service Courseを外します。

1. タイヤ(チューブ)のエアを抜く。
2. タイヤをよじり、リムにはまっているビード(ワイヤー)を中央部に寄せる。
3. タイヤレバーを使って、片方のビートをリムの外に出す。
4. 隙間からチューブを抜く。
5. 反対側のビードをリムから外し、完了!

ここまでは、至って順調です。
特に問題もありません。

さて、新しいタイヤの装着です。
新品のタイヤも、同じくPro4 SCです。
今回、後輪のタイヤのみ変えるので、同じものを調達しました。

さらに、念のためチューブも交換することにします。
使用するチューブはパナレーサー(Panaracer)のR'AIR W/O 700×18~23Cの仏式 48mmバルブモデルです。
使用するタイヤは700×23Cのため、23~28Cでもよいのですが、私はそもそもパンクが少ないので、少しでも軽量のものをと18~23Cを選択しました。

装着は、以下の手順で。

1. リムの傷や欠損をチェック。
2. 新品タイヤを箱から出し、伸ばす。
3. ロゴをバルブ口に合わせて(趣味)片方のビードをリム内に入れる。
4. チューブに少し空気を入れ(細く円くなる程度)、バルブ部を挿し込む。
5. チューブをタイヤの内側に入れ、リム内に収めていく。

ここまでは、実に順調です。
パンク修理(チューブ交換)などで何度も経験している作業です。

6. チューブがリム内に納まっていることを確認し、反対側のビードをはめていく。

ここは、諸説あるようですが、私がバルブ側からはめていきます。
最初(バルブ付近)のみ親指で、あとは手のひら(指の付け根付近)を使ってタイヤを伸ばすようにしながら、はめこんでいきます。

最初に気軽にはめていくと、最後がきつくなるのは経験済み。
そのため、リムを立て、体重をかけてタイヤを円周方向にできるだけ伸ばしながら作業します。
ここで力を使っておけば、最後が楽・・・なはずでした。

7. 最後の20cmくらいは少しずつ、はめ込んでビードを入れる。

の、はずでした。

はずでしたが、最後の30cm弱が、どうしてもはまりません。

いや、はまる気がしません。

何度も力を込めました。
額からは汗。
手のひらには、タイヤのゴムなのか、手の皮なのか、擦れたかすのようなものが出てきます。

面の皮はともかく、その他の皮膚は意外に繊細な私。
すぐに手も痛くなってきます。

でも、乗りかけた船。
ここでやめるわけにはいきません。

一旦、片側のビードを全て外し、再度チャレンジ。
が、1mmも前に進んだ気がしません。

おかしい。

上にも書いた通り、これまでも経験はないわけではありません。
数ヶ月前のチューブ交換の際には、あっさりとはまりました。

いや、伸びていない新品タイヤがきついことは承知しています。
それにしても、今使っている前後タイヤに付け替えたのは自分自身です。

今度は、タイヤレバーを使って無理やり押し込もうとします。
しかし、レバーがしなるばかりで、歯が立ちません。

もう一度、最初から。

タイヤを全て外し、最初のビード入れからチャレンジします。
結果、笑っちゃうぐらい進歩なし。

再度タイヤレバーを使って・・・プシュ。
あ、やってしまいました。
タイヤレバーとリムの間にチューブを挟み、新品のチューブが一本お釈迦です。

画に書いたような失敗。
正直、かなり落ち込みます。

ここで、気持ちはかなり諦め方向に。
しかし、先ほど外したチューブがまだあります。
予備に使用しようと思っていましたが、この状況で現役復帰です。
チューブに再度少し空気を入れ、セット。

三度目(正確にはもっと)の正直!
最後の力を振り絞ってビードを入れていきます。

無理。

無理。

無理。

ここで、精根尽きはてました(軟弱)。
妻からも、早く風呂に入れと促され、この日の作業は断念しかけます。
少しでもタイヤを伸ばそうと、中途半端にはまったタイヤのままチューブに空気を入れます(気圧は低く)。

既に腕は筋肉痛に近い疲労。
手のひらはひりひりし、指の皮は擦り向けています。
風呂で身体を洗うと、滲みます。

今日は忘れようと思いましたが、やはりどうにも気にかかります。
子供たちを寝かしつけ、今度は座学。
もはや力ではどうにもならないことを、自分自身で認めました。

インターネットで検索すると、出るは出るは。
御同輩の体験談に、思わず笑みがこぼれます。
奇妙な一体感。

そもそも、チューブレスにも対応した2-WAY FITは、リムサイドが高く、通常のクリンチャーホイールよりはめにくい模様。
さらに、ミシュランのタイヤは、タイトな傾向にもあるようです。

そんな中、一つの動画を発見。
プロの技を紹介してくれています。
いくつか書かれたコツの中で、これが一番ピンと来たので、これをやってみることにしました。

そのコツとは、ビードを入れていき、最後の部分がきつかったら、それまではめた左右のビードをリム中央部に寄せると言うこと。

そこで、上記手順に追加です。

7. 最後の部分にきたら、それまではめたビードをリム中央に寄せる。

タイヤの左右から指でつまんで寄せます。
なるほど、確かに私のホイールでは、中央部が一段深くなっていて、こうすれば円周方向に径が小さくなる計算になりそう。
これは期待ができます。

そこで、勇気を持って次の工程に移ります。

7. 8. 最後の20cmくらいは少しずつ、はめ込んでビードを入れる。

おおっ!
入る、入っていきます!

もちろん、力は要りますが、先ほどとは比較にならない程、楽。
あっさりとビードはリム内に納まりました。
さすが、プロのコツです!

あとは、手慣れた作業。

9. ビードを持ち上げながら、リムとの間にチューブをかんでいないか確認。

10. 確認後、エアを充填。

できました!
タイヤ交換、無事終了です(涙)。

いや、無事ではありません。
新品のチューブ、1本無駄にしました。

が、それ以上の収穫も。
これまで、力任せになんとか行っていた新品のタイヤ装着が、怖くなくなりました。

これならチューブレスタイヤもと言う欲も沸きますが、そこは分をわきまえます。
何しろ、前回は外すことさえできなかった(最終的にはタイヤを切った)わけですから。

無事装着できたタイヤとチューブは、一晩経ってもエア漏れなし。

最終的には感謝と満足感に溢れた苦闘の記録でした。(^^)

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コメント

こんにちは~。モモパパです。
ロードバイクにミシュランのタイヤですか。
僕の自転車はブリジストンのタイヤです。
かなり一苦労されたようですね。
お疲れ様でした。

投稿: モモのパパ | 2015/05/13 04:50

モモのパパさん、ありがとうございます。
日本のメーカーなら、ブリヂストン、パナソニック(パナレーサー)、ソーヨー等が有名ですね。
ミシュランも古くから自転車用タイヤをつくっている(確かもともとは自転車用タイヤ)メーカーです。
今回は、勉強になりました。(^^)

投稿: あさぎり | 2015/05/13 06:30

こんにちは。
タイヤ交換の経過、読みながらも臨場感が伝わって来ました。自身で出来ることは、出来る限りやってしまいたいものですね。しかし、なかなかポイントが掴めないものですが、今はネットでずいぶん助けられます!
二輪車のタイヤは、ブレーキ系統に次いで非常に大切ですが、因みに、ロードサイクルのタイヤは、傷み等なければどれくらいの距離を目途に交換されるんでしょう。
バイクでは、5000㎞位が、後輪の交換目処にしています。

投稿: 883 | 2015/05/13 11:44

883さん、ありがとうございます。
本当は、こんな臨場感を出さずに、スパッとはめられれば良かったのですが。(^^;)
ネットで検索すると、臨場感たっぷりの描写がそこここに見受けられます。
皆さん、苦労なさっているのですね。
ロードバイクのタイヤは、その性質によってかなり摩耗度合いが異なります。
オートバイや車のタイヤと違って、目立つ山もないので、交換の判断も人それぞれでしょう。
私個人としては、今使っているタイヤ前提ですと、後輪で3,000km前後でしょうか。
そう考えると、安くはないですね。(^^;)

投稿: あさぎり | 2015/05/13 12:05

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