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なるしまロングラン2015(初日後編)

5月16日(土)~17日(日)の日程で、東京のサイクルショップなるしまフレンドの主催するロングランイベントに参加してきました。
今回はその往路、初日の走行後編です。
初日前編に関しては、前回の記事をご覧ください。

穴山橋のインターマックスエイドステーションで鋭気を養った一行は、次なる休憩ポイントである道の駅蔦木宿目指して走りだします。
ここにきて、気温は上昇し、28℃~29℃を行ったり来たり。
青空も見え、天気が回復した喜びの方が大きいのですが、上っても気温が下がらないのには体力をそがれたメンバーもいたことでしょう。

私はと言えば、淳さんに加えインターマックス木下さんも加わったグループにワクワク。
先ほどのコンビニで飲んだ風邪薬がきいているのか、熱による寒気も感じません。
もちろん、ペースはこれまで同様のツーリングペース。
それでも、気持ちは先ほどまでとは打って変わって軽やかです。

幾度か上りが現れるものの、厳しい坂が長く続くようなルートではありません。
リズムをつくって走りやすく、暑さ以外に特に障害はない感じ。
ただし、大型トラックやダンプの通行量は例年より多い気がします。

やがて、道の駅蔦木宿が見え、最後の休憩地点に到着。
先着のグループと合流します。

ここで皆の目に飛び込んできたのは、果実氷の販売車。
果実を円柱状に凍らせたものを、薄くふわふわにスライスしたかき氷です。
暑さもあり、これには皆飛びつきます。

果実氷の販売者

突如、製造が間に合わない程の繁盛ぶり。
先方にとっても、ありがたい団体客だったことでしょう。
木下さん、私と淳さんも、お勧めのフルーツミックスをいただきました。

女性が持つと画になる

こちらは画になっている!?

道の駅蔦木宿では、穴山橋に負けず劣らずの大休止。
後半にきて、ゆったりしたペースでの進行となりますが、これからの上りを考えると、妥当でしょう。
私も果実氷に加え、ドリンクで補給します。

出発前に、淳さんのフロントタイヤのスローパンクが発覚。
チューブラーなので張り替えは面倒だと言っていると、他のメンバーから車輪提供の申し出が。
もちろん冗談ですが、ここからの上りを考えると、車輪を提供してサポートカーと言うのも悪くありません。

結局、シーラントを注入して様子を見ることに。
エアも問題なく入り、一件落着となりました。

雨天走行は小石や砂利が浮いてくるので、パンクが多くなります。
この日、パンクは相次ぎ、アンカーの飯島さんは前半だけで4件のパンク修理サポートをしたとか。
幸いにも、私は今年もパンクはせずに済みました。

そんなこんなで、気持ちも新たに出発。
ここから富士見高原までは、上りが続きます。
それでも、充分に休憩したメンバーは元気です。
相変わらずの暑さでしたが、これは標高と時間が解決してくれることでしょう。

富士見駅の先で、信号を右折。
この辺りまで来ると、少々遅れ気味になってくるメンバーもおり、ポイントポイントで後方待ちをしながら進みます。
それでも、誰も止まることなく、それぞれのペースで進んでいるのはさすがです。

富士見からビーナスラインに至る八ヶ岳エコーラインは、往路の行程でも最も気持ちのよい区間。
天気ももはや晴れと言ってよいもので、序盤の雨で濡れた靴の中もほぼ乾いてきています。
エコーラインは上り区間がありつつも、平坦分も多く、時折下りも現れるため、脚への負担も少なく、より気持ちがよいのでしょう。
実際、一旦は1,135m程まで上がった標高も、ビーナスラインに至る時には965m程まで下がります。

右を見れば八ヶ岳、左には上高地や乗鞍の山々が並び、あまりに気持ちよい光景に、ここまで150km近く走ってきていることなど忘れてしまいそうになります。
止まって写真を撮りたい気分になりますが、集団に追いつくために脚を使うのは嫌なので諦めました。
ちょっとペースを上げれば、忘れていたダメージが現れることは明確だったからです。

エコーラインを走りながらも、頭の中をぐるぐる回るのは、ビーナスラインの上り。
それほどの距離はないのですが、何せ傾斜がきつい。
初参加のメンバーは特に不安に思っていることでしょう。
「最悪歩いても上れる距離だ」と言っても、これまで散々騙されている(と思っている)メンバーには信じてもらえません。
確かに「もうすぐ」「そんなにきつくない」などの言葉は、たいがい話半分(いやこの場合話二倍か)に聞いておいた方がよい場面が多々あります。

そんなことを言っているうちに、ビーナスラインへと到達します。
ここからゴール地点までは、5.5km程しかありません。
距離的に言えば、ゴールしたも同然。
しかし、そこに立ちはだかるのは、斜度10%以上の区間です。
フレッシュな脚ならなんともないのでしょうが、ゴール直前なので精神的にも参ります。

ここからは、基本的にフリーラン。
私は加速する余裕はなく、先行する木下さんを見送ります。
淳さんたちとマイペースで走っていると、初参加の女性二名がしっかりついてきています。

ここで、頭をよぎるのは笹子峠の上り。
シッティングでクルクルと軽やかに上っていった二人を見送った私。
ここは、一応経験者として、また先行されるのは避けたいところです。

なので、心もち加速。
いや、加速と言うのは言葉が違うかもしれません。
とにかく、気持ち急ぎます。
すると、多少先行できた模様。
しかし、途中ほんのちょっとの平坦分でまた追いつかれます。

そして、再びの急坂でちょっと加速。
淳さんに、先の緩斜面まで行って待つと告げ、先行します。

蓼科湖手前で、道は一旦緩やかに。
ここで自転車を降り、カメラを構えました。
そして、やってきた初参加の女性Kさんと淳さんを撮影。
「もう1mmも上れない」と言っていたKさんでしたが、ここまで軽く200m程(標高)上ってきています。

余裕すら見えるKさん

他のメンバーをサポートしながらの淳さん

淳さんは脚が攣りそうと言うメンバーをサポートした後、この先のジェラート屋さんの様子を見るため、加速してきました。
さすがのタフさで、この程度の坂は何ともなさそうな走りです。

私もさらに後続を待たず、二人の背中を見ながら再スタートします。
幸いにして、この付近は緩斜面。
程なくして、恒例の立ち寄りポイント、ジェラート屋さんに到着します。

蓼科湖畔のジェラート屋さん

このお店、本来はハム・ソーセージのお店なのですが、ここの手づくりジェラートが絶品とのこと。
以前はもう少し下にあったのですが、数年前にここに移転してきています。

以前のお店の時から、ロングラン時に多数のメンバーが立ち寄っていたお店。
私も話には聞いていたのですが(目にもしている)、実は立ち寄ったのははじめてです。
不思議なもので、余裕がない時ほど、ゴール直前の立ち寄りはパスしたくなるもの。
ここまで来たら、一秒でも早くゴールして安心したいと言う気持ちが勝っていました。

そのお店に立ち寄れると言うことは、私も少しは成長したのでしょう。
店内に入ると、ジェラートの並んだケースがあります。
どれにしようか迷ったのですが、長野県と言うこともあって信州リンゴをチョイス。

ジェラート

信州リンゴジェラート

皮まで入ったジェラートは食感も豊かで、疲れた身体に沁み渡ります
置かれていた岩に腰掛けて食べていると、後続のメンバーも次々到着。
皆店内に吸い込まれて行きます。

私もひとつでは満足できず、グレープフルーツを再度購入。
すっかり元気が出ました。
写真を見て初めて気付きましたが、ジェラートではなく、アイスクリームと書いてありましたね。
でも、皆の共通語では、ジェラート屋さんなので、それでよいことにします。

二つ目のジェラートを食べ終える頃、さらにメンバーが集まりました。
せっかくなので、記念撮影。
「もう1mmも動きたくない」と言うKさんを中心に、仕方ないので皆が動いて集まったのがこの集合写真です。
このあと、Kさんは元気に動いて、ゴールまで走っていましたが。

ジェラート屋さんでの集合写真

そうこうしているうちに、穴山から他のコースで練習してきたメンバーも登場。
神宮店藤野店長や小畑さん、佐藤さんなど、強豪メンバーです。
おそらく、相当に遠回りし、距離や標高を獲得してきたのでしょう。

コース間での情報交換

しばし情報交換し、やがてこの日のゴールに向かって出発することにします。
ゴールの蓼科グランドホテル滝の湯までは、もう1km程の距離。
傾斜はきついですが、最後のひと頑張りです。

私は先行して写真を撮るつもりが、脚が動かず。
結局撮影できたのは、こちらも初参加女性のYさんと、後方サポートをしていた淳さん、神宮店小林さんの三名だけでした。
Yさんは何度か腕や脚が攣りそうになりながらも、立派に完走です。

Yさんゴール!

淳さんにも笑みがこぼれます

小林さんもよい笑顔

皆、滝の湯の看板の前で記念写真を撮っています。
それはそうでしょう、ここまでの走りを考えれば、完走の記録は残しておきたいですね。

看板の前で

ホテルの建物前駐車場まで下ると、そこにはたくさんの人たちが。
サポートしてくださった方々の姿も見えます。
そして、鳴嶋会長の姿も。
ひとまず挨拶すると、嬉しそうに返してくださいました。
結局、1mもご一緒することはできませんでしたが・・・。

ウエスを受け取り、雨の中を走った自転車をざっと拭きます。
砂を落とし、タイヤを拭いて、ひとまず完了。
サポートカーに載せていた荷物を受け取り、自転車を三階の宴会場へ。
広間を一間、自転車保管専用に用意してくださっているのです。

こうして、序盤厳しく、尻上がりに気持ち良くなっていった往路の走りが終わりました。
この日の走行距離は174.5kmで獲得標高は2,675m、実走行時間は8時間38分31秒で平均速度は20.2km/hでした(いずれもメーター読み)。

この日のコースは、以下の通りです。

続く

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コメント

サイクルショップ主催のロングランサイクルのイベントに参加されたのですか。最近は女性も増えてきましたね。
みなさん楽しそうな笑顔。
果実氷。
シャーベットみたいなものでしょうか。
僕も食べてみたいです。

投稿: モモのパパ | 2015/05/22 04:48

モモのパパさん、ありがとうございます。
はい、以前から通い詰めていた(今は遠くて行けませんが)ショップのイベントなので、参加させてもらいました。
本当に、私が走っていた時は一人いるくらいだった女性が、増えました。
果実氷、どちらかと言うと綿菓子が冷たいような感じでした。
美味しかったですが、あっという間になくなりました。(^^)

投稿: あさぎり | 2015/05/22 07:26

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