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桜えび春漁中の由比漁港にて

3月29日に解禁となった2015年桜えび春漁。
解禁日となった29日、30日と二日連続で漁に出られ、幸先のよいスタートかと思われました。
決して満足いく水揚げではなかったのですが、4月以降にも期待が持てました。

ところがその後、31日は休漁。
4月に入ってから天候が安定せず、1日~9日までずっと漁に出ることができませんでした。
10日は出漁が決定し海に出たものの、桜えびの反応がなく網を入れることができず。
残念ながら、4月は現時点で水揚げがありません。
土曜日は休漁なので、12日(日)以降に期待ですね。

そんな状況の中、まだ解禁直後の漁の余韻が残る4月はじめ、由比漁港を訪れました。
この日の漁は既に休漁が決定。
漁港はひっそりと静まり返っていました。

由比漁港

桜えび漁は夕方(18:00頃)出港し、夜にかけて(19:00~20:00頃)漁が行われます。
これは、日中は深い海に潜っている桜えびが、夜になると比較的浅い海域に浮上してくるため。
漁港に戻るのは、21:00頃になります。

したがって、出漁の日であれば、出漁準備に追われているであろう時間帯でした。

桜えび漁船

桜えび漁の網

体長3センチ程~の桜えびを獲る網の目は細かく、水の抵抗も大きく受けます。
この網を二艘の船で引きながら漁を行います。
隣り合った二艘の船の一方に網がセットされていないのも、そのためでしょう。

夜間、目の細かい網を二艘で引き、巻き上げるため、衝突等の事故には十分気をつける必要があります。
したがって、風や海況には敏感で、出漁できない日も多くなる訳です。
さらに、船の大きさや建造からの使用年数なども、細かく規定されています。

桜えびのカゴ

網の中から吸い上げられた桜えびは、このカゴと呼ばれるケースに海水ごと入れていきます。
ひとカゴあたり約15kgの桜えび、漁の翌朝6:00からの競りではこのカゴ単位で入札されます。

漁船内

漁船内

漁船の中には、ストーブのようなものとやかんも備えられています。
春と秋の漁とは言っても、夜間で海の上、寒さもあるのでこれは必須の装備ですね。
エナジードリンクの空き缶も、短期集中の漁の様子を物語っています。

しらす漁の漁船

由比漁港には、桜えびだけではなく、しらす漁の漁船も多く停泊しています。
しらす漁は桜えびとは異なり、朝6:30頃の出港。
ちょうど競りが終わる頃に船が出て行く感じでしょうか。
漁師さんが一人、船の様子を見ていました。

今年は、しらす漁も4月の天候不順の影響を受けています。
漁に出られない日も多く、4月1日から営業をはじめた田子の浦港の漁協食堂も、4月13日(月)から当面の間営業を休止するとのこと。

由比漁港の直営、浜のかきあげやも、4月7日(火)~10日(金)は臨時休業となっていましたが、11日(土)からは通常通りの営業に戻る予定。
※桜えび漁は14日になっても出られず。
※桜えび在庫不足のため、14(火)〜17日(金)も臨時休業となりました。
漁期中(6月初旬まで)は、月曜日を除き毎日営業です(G.W.中例外ありなのでサイトで確認してください)。

しかし、仮に舌で楽しむことができなくても、目で楽しむ漁港もよいものですよ。

もちろん、休漁の日でも漁期外でも、地元の料理屋さんでは桜えび料理を楽しむことができます。
蒲原の味処「よし川」さん(あさぎりソフトクリームもお楽しみいただけます)をはじめ、調べて訪れてみるのもよいですね。

さてさて、4月中旬以降の天候の安定に期待していきましょう!

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