« 桜と富士山の光景ラストチャンス? | トップページ | 2015年桜えび春漁はじまっています »

Canon EOS M3 ボディー EVFキット(導入編)

2015年3月26日に発売されたCanon(キヤノン)のミラーレスデジタルカメラ、EOS M3。
これを予約したことは、以前の日記にてUPしました。

前モデルであるEOS M2からの進化ポイントは画素数も含めいくつもありますが、初代のEOS Mも含め、劇的変化と言えるのは今回が初めて。
加えて、これまで揃えてきたEFレンズ、EF-Mレンズも使えるとあって、手持ちのデジタル一眼レフカメラを整理し予約していました。
そんなEOS M3が発売され、実際に購入したので、まずはファーストインプレッションとして導入編をお届けします。

カメラ店にて商品を受け取り、早速自宅に戻ります。

今回私が購入したのは、ボディーのみ。
レンズに関しては、EOS M2導入の際にダブルレンズキットで購入したため、EF-M22mm F2 STMとEF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STMが付属していました。
それに加え、後で購入した広角ズームレンズEF-M11-22mm F4-5.6 IS STMを所有しています。
さらに、ダブルレンズキットにはEFレンズをEF-Mマウントで使用するためのマウントアダプター EF-EOS Mも付属しています。
これで手持ちのEFレンズも使用できるため、ボディーのみで充分だったのです。

ただし、EVFに関しては、今回から使用できるようになったこともあり、ぜひ欲しいと考えていました(デジタル一眼レフの代わりに使いたかったため)。
このため、25,000台限定のEVFキットを選択しました。

パッケージを取り出すと、ミラーレスとは思えない大きさです。

EOS M3 ボディー EVFキットパッケージ

しかし、そのパッケージを開けてみると、ボディーのパッケージと別に、EVF(電子ビューファインダー EVF-DC1)のパッケージが詰まっているのみでした。

パッケージ中身

取って付けた感満載ですが、これはしかたないですね。

次に、ボディーのパッケージを開けます。
すると、レンズキットでないため、空間はスカスカです。

EOS M3 ボディーパッケージ中身

今回のキットの中から、常時使用するものを取り出すと、これだけ。
ストラップやケーブル類は特に使用しないので、箱に入れたままです。

取り出した内容物

ちなみに、バッテリーはEOS M2のものとは異なり、LP-E17となっています。
それに伴い、バッテリーチャージャーもLC-E17へと変更されています。
共用できないのはちょっと残念ですが、バッテリー容量アップは歓迎です。

さて、本体を見ていきます。

EOS M3本体前面

本体を前から見ると、M2とは大きく印象が異なります。
まずは、グリップ。
M2の申し訳程度のものとは違い、縦には小さいながらもしっかりとしたグリップが備えられています。
これにより本体は大きくなっていますが、EFレンズをマウントアダプター経由で使用する際など、不安感を解消する効果があるでしょう。

また、シャッターボタンの周囲には、電子ダイヤルが備えられています。
M2では背面ダイヤルのみでしたが、ここにメインのダイヤルが設けられたことも、使用感の向上につながります。

次に、本体上面と後部です。

EOS M3本体上背面

こちらも、使い勝手に関する大きな変化があります。
まずは、モードダイヤルが設けられたこと。
M2までは、シャッターボタン周囲のスイッチで撮影モードを簡易的に選び、詳細はタッチパネルで設定する方式でした。
これが、モードダイヤルで直接、直観的に切り替えられるようになったことで、デジタル一眼レフEOSシリーズを使用している方でも抵抗感なく操作できるようになりました。

さらに、モードダイヤルの脇には、露出補正ダイヤルも設けられています。
こちらも、ツーアクションの補正操作が必要だったものから、より直観的に操作できるようになっています。
ただし、デジタル一眼レフEOSにはこうした露出補正ダイヤルは設けられていないため、その点では異なることになります。

他、背面のボタン類も数が増え、便利になっています。
中でも、再生画像の拡大がボタンでできるようになったのは大きな変化です(M2まではタッチパネルでのピンチす操作のみ)。
また、EVFに対応したこともあってか、AFフレーム選択用のボタンも設けられています。

これらにより、再生ボタンの位置はM2と変わっており、併用しているとちょっと迷うことも事実でした。
ただし、全体としての使い勝手は、確実に向上しています。

チルト式背面液晶モニター

もうひとつの大きな変化は、背面液晶モニターがチルト式になったことです。
M2までは固定式でしたが、これが上下に動かせるようになったことで、ローアングルでの撮影や、カメラを頭上に掲げての撮影がしやすくなりました。
チルト操作に強度的な不安感もなく、PowerShot G7Xと異なり下向きにもできることで、幅広い撮影シーンに対応できます。
私自身、頻繁に使うわけではありませんが、いざという時に助かった経験はあります。

次に、アクセサリーシューです。
基本的な構造はM2と変わりませんが、今回EVF-DC1に対応したことにより、固定用の窪みが追加されています。

EOS M3のアクセサリーシュー

残念ながら、EVF-DC1はEOS M2までには対応しておらず、現時点(2015年4月)ではEOS M3とPowerShot G1X MarkⅡのみの対応です。

また、アクセサリーシューの傍らには、ストロボが内蔵されています。
外付けストロボを使用するM2までとは、この点も異なります。
もっとも、EVFを装着すると内蔵ストロボなしではストロボ装着ができなくなるので、こうでないと不便ですが。

本体に、EVF-DC1をセットします。

EVF-DC1をEOS M3にセット

レンズを装着していないのでちょっと間が抜けた感じですが、EVFの大きさはイメージいただけるかと思います。
EVF-DC1の前面にもCanonロゴが入っており、これはちょっとくどい感じです。

なお、ストラップの方式はM2までとは異なり、一般的なストラップホールとなっています。
幅はちょっと細めで、取り付け部幅が8mm程度までのものが装着できる形状です。

私はハンドストラップが好みなのですが、現時点で純正のものは出ていません。
色々検討した結果、Kingのデジタル一眼用ハンドストラップCCHS-01 BLACKを購入し、セットしました。

レンズはひとまず、お気に入りのEF-M11-22mm F4-5.6 IS STMをセット。
全体のイメージは、以下のようになりました。

EOS M3

使い勝手の向上につながる様々な変更に伴い、EOS M3のボディーサイズはEOS M2と比較し大きくなっています。
その差は、幅6mm、高さ2.8mm、奥行きは12.8mmのプラス。
グリップが設けられた分、特に奥行きは大きくプラスとなっています。
重さも92gの増(CIPAガイドラインによる)となっています。

しかし、実際に手にしてみると、これらの数字で見るほど大きく、重くなった印象はありません。
やはり、グリップが設けられ持ちやすくなった点や、レンズも含めたトータルでのバランスもあるのでしょう。
正直、私にとっては全く気にならない大きさでした。

以下に今一度、EOS M2とM3の変更点をまとめておきます。

【撮影関連】

・有効画素数が約1800万から約2420万画素にアップ。

・映像エンジンがDIGIC5からDIGIC6へ。

・ハイブリッド CMOS AFがⅡからⅢへ(AF速度アップ)。

・AFの測距点が31点から49点へ増加。

・内蔵ストロボの装備。

・外付けEVF対応。

【操作性】

・グリップの大型化。

・シャッターボタン周囲に電子ダイヤルの追加。

・モードダイヤル、露出補正ダイヤルの装備。

・チルト式液晶モニターの装備。

・水準器表示機能の追加。

・ストラップホールの変更。

上記の変更点はすべて撮影を快適な方向へと導いているため、使い勝手は飛躍的に向上しています。
画質面を含めた詳細に関しては、今後もう少し使いこんでから、実写編で各項目ごとに記述していきたいと思います。

劇的とも言える変化を遂げた今回のモデルチェンジですが、期待していただけに残念な点がいくつかあることも事実です。

まず一つ目は、相変わらずリモートレリーズ接続端子が装備されていないことです。
これに関しては、三脚にカメラをセットしての撮影などで、ぜひ使用したいもの。
リモートコントローラーRC-6を使用するか、Wi-Fi機能を利用しスマートフォンなどからコントロールするなどの操作は可能ですが、インターバル撮影機能は備えていないため、一般的なタイマーレリーズを使いたいシーンもあろうかと思います。

二つ目は、AFフレームの大きさが選択できないことです。
これはセンサーとAFモジュールの関係で仕方がないのかもしれませんが、AF枠が大きく、小さなポイントに合わせたい場合にどうも不安です。
もちろん、狙ったところにピントが来てくれれば問題ないですし、AF機能の限界以上であればMFピーキング機能を使って手動で合わせればよい話です。
しかし、この機能はPowerShot Gシリーズなどに登載されていることから、期待をしていました。

三つ目は、これは当然と言えば当然なのですが、EVFに表示を切り替えている時に、背面液晶モニターのタッチパネルが使用できない点です。
AFポイントの変更をタッチパネルで行えるのはとても便利で、EVFを覗きながらもついつい液晶モニターのタッチで動かしたくなります。
EVFを使用している際のAFポイントの変更は、AFポイント選択ボタンと背面コントローラーホイール(ボタン)の併用で行うため、ちょっとまだるっこしいことも事実です。

最後は、ボディーの質感です。
私はブラックしか手にしていないので、他のボディーカラーはわかりませんが、特に底面に使用されているプラスチックの質感は、EOS M2の方が良質に感じました。
バッテリーと記録メディアスロットの蓋に関しても、面積が増えたこともあり(グリップの関係で)、ちょっと強度に不安を感じます。
ただし、これはあくまでも私の主観です。

以上、トータルで考えると、どうしてもコンパクト・軽量さを追い求めると言うのでなければ、少なくとも価格面以外でEOS M3に対するM2の優位性はないでしょう。
それだけ、着実な改良を受けた機種と言えます。

現時点で使用したレンズは、EF-Mレンズ2本とEFレンズ(マウントアダプター経由)1本のみです。
これから様々なレンズをセットし、シチュエーションごとの撮影を楽しみたいと思います。
もう少し使いこんでからのレポートは、実写編にて続けてまいります。

  

|

« 桜と富士山の光景ラストチャンス? | トップページ | 2015年桜えび春漁はじまっています »

モノ好き!」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/91738/61365904

この記事へのトラックバック一覧です: Canon EOS M3 ボディー EVFキット(導入編):

« 桜と富士山の光景ラストチャンス? | トップページ | 2015年桜えび春漁はじまっています »