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河津桜と天城越えサイクリング(二人)

3月2日(月)に、サイクリングに行ってきました。
この日は平日ですが、夜に伊東での仕事が入っており、伊東泊となります。
そこで、せっかくならちょうど満開となった本場河津町の河津桜を撮影しがてら、サイクリングで春の伊豆半島を楽しもうと言う企画を立てました。

日程とコースをSNS上にアップし、同行者を募ります。
すると、SNSで懇意にさせていただいている横浜のSさんから、同行してくださるとの手があがりました。
このため、Sさんと二人での行程となります。

実は当初予定では、この翌日3日に行く予定だったのですが、予報が曇りのち雨となっており、どうも不安定な模様。
当初より雨の予報があれば中止と告知していたのですが、Sさんと出会い一緒に走れるまたとないチャンス。
一日予定を早め、2日への変更を提案したところ、快く了承してくださいました。

そんな訳で、月曜日の朝、6:00頃に自宅を出発します。
スタート/ゴールは道の駅伊東マリンタウン予定なので、そこまでは車です。
前夜の強い雨の名残か、まだ路面は濡れた状態。
しかし、これは日が昇れば次第に乾いてくるでしょう。
雨で洗われたクリアな空気と湿気がもたらす低い靄を楽しみながら、伊東へと走りました。

7:30前に、伊東マリンタウン着。
二人での出発時間は9:00過ぎ(当初Sさんとは伊東駅で合流予定)です。
時間に余裕があるのでSNSを覗いていたところ、Sさんもかなり早めの電車で伊東駅到着の様子でした。

急遽メッセージと電話のやり取りをし、Sさんがマリンタウンまで来てくださることに。
二人揃って伊東マリンタウンからのスタートと相成りました。
しかも、出発時間も1時間弱早まり、後々の行程に余裕もできます。
なんだか、もうこの時点で二人の馬が合いそうな予感です(SNS上のお付き合いでも感じていましたが)。

初顔合わせとは思えない親近感で出会い、スタート前に互いの写真を撮り合います。

Sさん

私

ちなみに、この日Sさんがお使いのカメラは、SONYのDSC-RX100。
そして、私のカメラはCanonのPowerShot G7Xです。
SONY製1インチセンサーを搭載する両機種。
この辺りも、なんだか微妙にシンクロします。

あくまでもサイクリングペースで走ることを再確認し、写真が撮りたくなったらどこでも停まると言うことも共有します。
そして出発、コースを知っている私が前を走ります。
とは言え、この日のコースは単純で、少なくとも前半は迷う要素ゼロなのですが。
うっかり後ろを走って置いていかれるのも嫌なので、前で抑える意味が強いです。

漁港前を通る平坦路も、インナーでクルクル。
幸いにして、追い風気味。
前で走るビハインドは全く感じません。

漁港前を過ぎると、道は次第に上り坂に。
さらにギアを軽くし、スローペースで上ります。
「ここから伊豆高原までは上りが続きます」とSさんに声をかけ、遅い理由を釈明。
幸いなことに、Sさんはこのペースにジリジリしている様子ではありませんでした。

途中、海を見下ろす地点で手石島の説明などしながら写真を撮ります。
その後も、完全にマイペースのつもりでした。
それでも、知らず知らずのうちに後ろに控えるSさんのことを意識しているのかもしれません。
私一人の時より、若干ですがペースが速い気がします。

伊豆高原が近付き一碧湖への分岐を過ぎると、道は一旦平坦になります。
ここで、野焼きを済ませた大室山が目に飛び込んできました。
共通の知人のブログで大室山の様子をご覧になっていたSさんに、ちょっと行ってみましょうかと提案します。
予定より早く出た分、時間には余裕があったからです。

そうしましょうと言うことになり、グランパル入口の信号を右折。
大室山へと続く坂を上りはじめます。
しかし、これが読み間違い。
車でしか上ったことのなかった坂は、予想以上の斜度です。
加えて、目指したシャボテン公園入口までは、距離も予想以上。
結構な坂ですねと言うやり取りを数回しながら大室山に近付き、写真が撮れそうなポイントで折り返すこととしました。

野焼き後の大室山

リフトの側まで回り込めませんでしたが、それでも一種独特の風合いは感じていただけた様子。
安心して、先ほどの坂を下り、国道135号へと戻ります。
後で地図を確認すると、あと数百メートルでリフトが見える場所まで行けたようですが、事前学習が足りず申し訳ないことをしました。

国道に戻ってからは、赤沢の先で海岸線に下るまで平坦。
赤沢から先は、海沿いを快調に流します。
途中、左手に伊豆大島が間近に見えてきます。
Sさんは先日、大島に渡って島を一周するサイクリングに出向いたばかり。
感慨深げに写真を撮っておられる様子を撮影します。

大島を撮影するSさん

北川から先は、小刻みなアップダウンが現れる道になります。
前回、一年半ほど前にこの道を走った時は、体重が今よりかなり重く、その時はこのアップダウンもきつく感じました。
が、今回はそれほどではありません。
Sさんには少し大げさに言ってしまったかと反省します。

稲取手前では、独特の形の半島に立ち並ぶ温泉街を撮影しました。

稲取温泉

稲取を過ぎれば、河津町まではそれほど距離がありません。
ここまでも断続的に渋滞の車列があり、その脇をすり抜けて走ってきましたが、ここにきて完全な渋滞となっています。
河津桜を見にいく行楽の車と、平日のため走る仕事の車が入り混じっているようです。

車列横のすり抜けには神経を使いますが、このまま渋滞にはまっていては予定通りの帰着は到底無理。
Sさんのことを気にかけながらも、そこは技術を持っておられる方と存じているので、遠慮なく前へと進みます。

程なくして、河津川河口付近に到着。
最後は、思ったよりあっけなく到着します。

早速、川沿いの遊歩道に出て、桜やお互いの姿を撮影しました。
途中、浜橋を渡り対岸へ。
さらに撮影を続けます。

河津桜まつり会場に到着

河津桜を撮るSさんを撮る

河津桜を撮る私を撮る

なお、ちょうど満開となっていた河津桜の写真は、先日の記事でUPしましたので、そちらをご覧ください。
申し遅れましたが、私が写っている写真は全てSさんの撮影によるものです。

桜の撮影にたっぷりと時間をかけた後、再び対岸へと戻り、買い食いタイムとします。
自転車を置き、露店を物色。
Sさんが発見したイカスミ焼きそば海賊焼を二人で買い求めます。
特に合わせようとした訳ではないのですが、私もそれが食べたかったのでちょうどよかったのです。

露店を吟味

ちなみに、私はこの日、伊東マリンタウンへと向かう途中におにぎり2個と菓子パン1個を朝食に摂っています。
当日走るコースを考え、万が一にもハンガーノックにならぬよう、多目に補給。
そして、河津町へと至る途中のコンビニでも、Sさんにいただいたパウンドケーキを食べました。
それでも、海賊焼を平らげ、まだちょっと食べたい気分。
これでは痩せる訳がありませんが、身体が求める時は食べておいた方がよいでしょう。

今度は私が選んだいわしバーグを、Sさんにもお付き合いいただきます。
ところが、写真を撮る前に一口食べてしまった私。
ふとSさんを見ると、なんとSさんも一口食べてしまってから写真を撮っています。
なんとも似た者二人です。

お揃いのいわしバーグ

すっかり腹も満たされたところで(いや食べようと思えばまだまだいけましたが)、今度は河津桜の原木を見に行くことを提案します。
駅の裏手から線路沿いを旧道へと進み、そこから左に折れて進みます。
この辺りは、駐車場を求める車でごった返し、人も多く歩いて混乱に拍車をかけています。

それでも、程なくして目的の原木へ。
少々早咲きの河津桜原木、花が残っているか心配でしたが、そんな懸念は払拭される咲きっぷりです。
再び、桜とお互いの撮影タイムです。

河津桜原木とSさん

河津桜原木と私

原木を過ぎると、すぐに豊泉橋へと続く道があります。
この橋の付近からの眺めは最高です。
二人でそれを堪能。
ちょうど青空が出てきたこともあり、この日最も時間をかけての撮影にお付き合いいただきました。

豊泉橋からは遊歩道を通り、今度は県道14号へと出ます。
この付近には、峰温泉大噴湯があります。
運がよければ、定時に噴きだされる温泉を見ることができるのですが、どうやらちょうど終わったタイミングだった様子。
残念ながら次の噴出までの30分を待つことはできず、現場を後にします。

峰温泉大噴湯公園

さて、行楽ムードもここまで。
ここからは、いよいよ天城越えに向けての走りです。
最後にもう一か所、まだ立ち並ぶ河津桜並木を橋の上で撮影し、県道14号から国道414号と走ります。

伊豆半島の多くの峠と異なり、海沿いから急激に立ち上がる道とは異なる天城路。
さすがは内陸部の道路です。
有名な河津のループ橋に至るまでの道は、比較的斜度も緩やかでした。

なので、決して急ぎはしないものの、余裕のダンシング。
そんな様子を撮影いただいていました。

河津のループ橋へ

河津のループ橋を自転車で通るのははじめて。
Sさんはこれまた以前、このコースを逆に下ってきたことがあり、二回目です。
自転車ならではの自由度を活かし、数回停まり写真を撮ります。

河津ループ橋にて

河津ループ橋にて

河津ループ橋にて

しかし、そんな余裕もここまで。
ループ橋を過ぎると、斜度が一気にきつくなります。
それもそのはず、ループ橋から新天城トンネルまでの約5.4kmは、平均斜度7.5%とのこと。
さすがに歌に唄われる天城越えです。

途中、一回トイレに立ち寄ったのと、写真を一か所撮った以外、基本的にノンストップで黙々と(私はゼェゼェハァハァと)上ります。

天城越えの国道414号

いよいよ天城峠(新天城トンネル)が近くなると、旧道への分岐が見えてきます。
Sさんは以前走った際に、この旧道で天城トンネルを越えておられます。
その道は、私も以前車で通ったことがある道。
できれば走りたかったのですが、天城トンネルへのアクセスにはダートもあり、今回は見送りました。

そうこうしているうちに、ようやく新天城トンネルが見えてきます。
Sさんと交互にトンネルの前に立ち、写真を撮ります。
えっ?私の写真?とてもお見せできる表情ではありません。

新天城トンネルとSさん

ライトを点灯し、新天城トンネルを越えます。
交通量は多目ですが、それほど怖い印象は受けません。
トンネル内は河津方面からだと緩い下り。
思ったより早くトンネルを抜けることができました。

トンネルを出ると、突然ひんやりとした空気に包まれます。
これまでが上りだったからだけではなく、明らかに気温がトンネルの前と違います。
これが峠と言うものかと実感しながら、下り一辺倒になった道で距離を稼ぎます。

途中、交通事故の処理現場にも遭遇し、気持ちを引き締めてさらに下ります。
この先、天城湯ヶ島から筏場に抜ける分岐は、とても細い道。
通り過ぎないよう注意しながら、予定通り天城会館手前を右に折れました。

ここから国士峠までは、細いうねった上り坂。
入り口から峠手前までは、比較的急な斜度です。
しかし、ここまでくれば、車はほとんど通らない道。
この日はじめて、ゆっくりとインナーローで走りながら会話を交わし上っていきます。

国士峠へ

途中、私の携帯が鳴り、しばし通話。
Sさんに待ってもらい、用事を済ませます。
再び走りだすと、程なくして峠。
しかしここは、撮影する意欲もわかないほどあっさりとした光景です。

それでもこの道を選んだのは、ちょっと下った先の筏場のわさび畑を見たかった(見せたかった)から。
その規模には、Sさんも驚きながらシャッターを切っていました。

筏場のわさび畑

国士峠からの下りは、路面がセミウエットで、前夜の風により木々の枝葉が落ちるコンディション。
峠の下りと言う爽快感は皆無でしたが、集落を過ぎる頃には路面もドライに戻ります。
しかし、この付近では空一面のどんよりした雲。
それは天城峠への上りでもそうでしたが、今度は雨滴も落ちてきます。

幸いなことに、この雨は本降りにはならず。
ほんのりアスファルトに雨が浸みる匂いがする程度で済みました。

ちょっとしたピークを越えて、やがて道は県道12号へと突き当たります。
ここまでくれば、後は冷川峠のみ。
もちろん、冷川峠はトンネルでパスすることもできますが、私はともかくSさんはそんなことは微塵も必要としない様子。
さすがの健脚家でいらっしゃいます。

そんなSさんに勇気づけられ、私も挫折することなく、それでも超スローペースで冷川峠へと挑みます。
ここでも、途中インナーローが活躍。
Sさんによると、楽しく話をしている間にあっけなく峠とのことでしたが、私は常に坂を意識していました(もちろん会話はとても楽しみました)。

やがて、冷川峠に到着し、この日の上りは終了です。

冷川峠のSさん

冷川峠の私

冷川峠からの下りも、当初は国士峠同様。
注意して進みます。
途中、ごみ焼却場を過ぎると、そこへと向かう収集車と多数すれ違います。

思ったよりもちょっと長かった峠の下り。
しかし下り終わると、そこはもう伊東の温泉街です。

まだ走り足りない様子のSさんとともに、出し切った私は伊東マリンタウンへ。
どうやら無事ご案内することができ、心底ほっとします。

マリンタウンに到着し、本日の走りを讃えあい?ながら、ソフトクリームで乾杯。
ここでも、二人ともこけももミックスソフトでした。

あさぎりこけももミックスソフトで乾杯!

ソフトクリームで補給した後、伊東マリンタウンのシーサイドスパへ。
Sさんの自転車は、輪行袋に収納し、私の車に入れます。
温泉で汗を流し、ロビーで寛ぎ休憩。
もちろん、その間もずっと話に華が咲き続けます。

その後、伊東駅までSさんを送り、この日のサイクリングは終了。
精一杯楽しみながらも、予定通りの行程にご協力いただき、感謝、感謝です。
本当に楽しいサイクリング、そして一日でした。
Sさんのお人柄に触れ、次回のお約束ももちろんさせていただきました。
今から楽しみでしょうがありません。

結局、この日の走行は、距離103.44km(メーター読み)、獲得標高は1,965m、実走行時間は約5時間30分で平均速度は18.7km/hでした。

この日のコースは、以下の通りです。


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コメント

こんにちは。
サイクリング、良いですね。コメント・写真を拝見しても、Sさんとは初めてご一緒したようには思えないほど、素敵なサイクリングを感じさせて頂きました。共通の趣味を持った間柄でも、走り方ひとつとってもなかなか息が合わないこともありますが、全然そのことを感じませんね。
暖かくなって来ましたので、私たちもそろそろツーリングに動き出したいと思った次第です。

投稿: 883 | 2015/03/06 11:48

883さん、こんにちは。
お会いしたのははじめてですが、交流はもうだいぶ長くなりますので、本当にそんな感じでした。
コンパクトデジカメ購入の際に相談を受けたり、自転車で共通の話題でのやり取りなどもしていました。
そして、二人とも共通した認識は、ブログやSNSでの文章は人となりを現すと言うこと。
侮れませんね。
春のツーリング、ぜひお楽しみください!

投稿: あさぎり | 2015/03/06 12:10

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