満開の河津桜まつり
3月2日(月)に、河津桜で有名な静岡県河津町へと訪れました。
これまで何度か春の河津町を訪れていますが、河津桜はまだほとんど咲いていない時や、既に散った後。
どうもタイミングが合いませんでした。
しかし、今回はタイミングがバッチリ。
まさに満開の河津桜を観賞することができました。
私たちは沿岸部から自転車で訪れたため、河津川の河口付近から遡って観賞します。
まずは、河口にかかる浜橋の上からの光景を撮影しました。
ちょうど前方の鉄橋に伊豆急のリゾート21黒船電車が通りかかります。
ゆっくりとゆっくりと、あたかも桜を観賞しながら歩くように河津駅へと滑りこんでいく車両は、桜のピンクとのコントラストも美しく目に映りました。
この後、河津川右岸の堤防上通路を歩きます。
浜橋からしばらくは民家の裏を通る細い通路ですが、人も少なく、対岸の美しい桜並木を堪能できます。
この日の予報は晴れでしたが、それに反し空の雲は多目。
陽光を浴びて透き通るような花の色が見られなかったのは、ちょっと残念でした。
右岸からの桜並木を堪能した後、伊豆急線路そばの館橋を渡り、左岸へ。
こちらには遊歩道から一段下がった場所に露店が並んでいます。
露天と言っても、ここにテントを立てるのではなく、ズラリと長屋のように並んだもの。
各店舗の区画はあいまいですが、ぶらぶらしながら見るにはちょうどよいですね。
ここまで走ってきてお腹が空いていたので、イカスミ焼きそば海賊焼といわしバーグをいただきました。
どちらも美味。
塩味の焼きそばとほんのり甘いいわしバーグで腹ごしらえした後、伊豆急線路沿いを通って東側の道へ。
ここを北上すれば、河津桜原木が見られます。
駐車場を求める車の列で混雑はしていましたが、歩きや自転車なら問題ありません。
程なくして到着した河津桜原木は、こちらも満開でした。
原木を過ぎて左に折れると、すぐにまた川へと到達します。
ここにかかる豊泉橋は、桜並木を撮影するのにピッタリの名所。
上流に目を向けると、素晴らしい光景が飛び込んできます。
この時になってちょうど青空が広がり日が射し、前夜の雨でできた水たまりまでピンクに染まっていました。
橋を渡り、再び右岸の遊歩道へ。
ここには足湯などもあり、人々もどこかのんびりした様子。
河口付近とはまた異なった趣があります。
堤防に設けられた階段から河原に降りての観賞もできるので、家族連れにはお勧めです。
遊歩道から峰温泉大噴湯公園方面へと向かい、県道14号に出ます。
ここから、さらに河津川上流を目指すと、さらに何本かの橋があります。
その中の一本、下田地区消防組合河津分署そばの橋(名前は失念)へと出てみると、まだ桜並木は続いています。
この辺りまで来ると人の姿は少なく、純粋に桜並木のみを撮りたいのであれば、お勧めです。
ただし、人の賑わいまで含めての河津桜まつりではありますが。
今週末、3月7日、8日までは充分に満開の桜が楽しめそうな河津町。
河津桜まつりは、3月10日(火)までとなっています。
週末を中心に、沿岸部の国道135号では断続的に渋滞が発生します。
桜まつりにお車でお越しの際には、どうぞ時間に余裕を持ってお出かけください。
また、混雑を避けたい方は、天城の国道414号から県道14号経由でアクセスし、峰温泉大噴湯公園付近の有料駐車場に停めて、下流へと歩くコースもお勧めです。
さらに、春の伊豆の景色を堪能しながら、伊豆急での電車旅もよいですね。
一面ピンクの並木道、ぜひゆっくりと歩いて見てください。
| 固定リンク
「静岡観光スポット」カテゴリの記事
- 富士山本宮浅間大社に初詣(2017.01.04)
- 牧水荘土肥館に宿泊しました(2016.10.05)
- 幸せの黄色いトイレ(2016.04.22)
- 用宗港で生しらす(2015.06.20)
- 浅間大社流鏑馬連続写真(EOS M3)(2015.05.06)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
河津桜が満開ですね~。
いや~。実にきれいです。
早速お花見といきたいところですがまだちょっと寒いかな。
投稿: モモのパパ | 2015/03/05 05:27
モモのパパさん、ありがとうございます。
はじめて満開の時期に訪れることができました。
日中であれば、お花見、寒くなさそうでしたよ~。
もう春ですね。
投稿: あさぎり | 2015/03/05 06:30