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Canon PowerShot G7X(導入編)

Canon PowerShot G7X

前回の記事で、悩みに悩んだ結果購入したCanon PowerShot G7X
結局、サイクルジャージのポケットに入るサイズ、広角24mmからの4倍ズーム、きびきびとした動作、価格面などを考慮し決定、持ち帰りました。
今回は、その導入編です。

自宅に戻り、パッケージを開けます。
中身は、実にシンプル。
保証書やユーザーガイド等が載った蓋を持ち上げると、中にはカメラ本体、バッテリー、ストラップ、バッテリーチャージャーが入っているのみです。
以前(PowerShot S110くらいまで)のモデルには同梱されていた添付ソフトのCD-ROMはなく、それらソフトはサイトからダウンロードするようになっています。

パッケージ内部

それでも、バッテリーチャージャーCB-2LHが同梱されているのは、USB充電に対応していないため。
SONY製のコンパクトデジカメの多くはUSB充電となっており、逆にバッテリーチャージャーは別売となっています。
これは賛否両論ですが、予備バッテリーを購入するのであれば、やはりチャージャーは欲しいところです。

早速バッテリーを充電しながら、ひとまず本体を見てみます。

PowerShot G7X本体

前面から見た本体の印象は、愛用しているPowerShot S120とよく似ています。
大きさ、重さを感じずにパッと見せられたら、一瞬で区別はつかないくらい。
しかし、1.0型センサーに対応した大口径レンズを備えているだけあり、レンズシャッター部分のボリューム感は異なります。
ここだけ見ると、むしろPowerShot G1X MarkⅡのイメージ。
さすがは、同じGシリーズです。

二段になっている露出補正ダイヤルとモードダイヤルは、下の露出補正ダイヤルが前面カバーに埋もれるように設置されているため、正面からは見えません。
モードダイヤルとシャッターボタンにあしらわれた赤のワンポイントリングは、ハイエンド機であることを主張してるかのようです。

しかし、前述のようにPowerShot S120を使いなれている私にとっては、レンズ周囲のコントロールリング含め見慣れたスタイルであり、新鮮さは特に感じられませんでした。
逆に言えば使い慣れたスタイルでもあり、違和感なく使えそうです。

PowerShot G7Xのフラッシュはポップアップ式。
サイドのレバーを操作して出します。
このフラッシュは残念ながら前向きに固定され、指で持ち上げての簡易バウンス撮影などはできません。
この点では、SONY DSC-RX100M3などのフラッシュに軍配が上がるでしょうか(私はほとんど使いませんが)。

フラッシュをポップアップした状態

本体を背面から見ます。
先ほど述べた二段になった露出補正ダイヤルとモードダイヤルが目立ちます。
これの印象もあり、背面から見るとPowerShot S120とはだいぶ感じが異なります。
背面液晶モニタは、上方向のみのチルト式。
ローアングルでの撮影の際には、下を持ち上げることでチルトします。

モニタは上方向に約180度チルト可能。
これにより、自分を撮影することもできます。
また、その際に画像を上下反転して表示させるかどうかは、メニューで切り替えられます。

本体背面

露出補正ダイヤルやモードダイヤルは、固く操作しづらいとの評価もありました。
しかし、ロック機構がないので、勝手に回ってしまうリスクを考えると、少なくとも新品時にはこの程度の固さがあった方がよいかと思います。
ただ、確かに親指の腹で回す際にはかなり力がいる固さです。

なお、S120同様に指止めのパーツがダイヤル下にあり、これがあることで片手での保持もしやすくなっています。
このパーツの盛り上がりは、DSC-RX100シリーズより大きく、前面塗装のざらつきも含め、落下のリスクはそれらより少ないと感じています(個人的に)。

背面にあるボタン類は、これまでのモデルより明らかに盛り上がりが大きくなっています。
押しやすくなった側面はあるものの、特に録画ボタンに関しては誤って押し、録画がスタートしてしまうリスクも考えられます。
実際そうした声もあったのですが、私は今のところ体験していません。
もっとも、私は動画を滅多に撮影しません。
そこで、動画ボタンには通常時JPEG/RAW切り替え機能を割り当てています(動画モードに切り替え時のみ動画スタート/ストップとなる)。

背面にあるこれら4つのボタンはそれぞれ突出量、表面形状が変えられており、誤動作を防ぐよう工夫されています。
この辺りも、さすがハイエンド機らしいつくり込みです。

本体底面には、バッテリーと記録メディアの挿入口があります。
この部分の蓋は、S120のスライドオープン式と異なり、レバーによる開閉操作となります。
蓋のつくりもしっかりした感じで、全体的な仕上がりには好感が持てます。

バッテリーと記録メディア挿入口

バッテリーパックは、NB-13L。
このバッテリーは現時点でG7X専用のようです。
センサーサイズやレンズ周りが大型化しているので、S120などよりは容量が必要なのでしょうが、それほど大きくなっている印象はありません。
今のところ、私の使用目的で特に心配はありませんが、宿泊での旅行などではバッテリーチャージャーか予備バッテリーを持参した方がよいでしょう。

バッテリーパックとチャージャー

充電が完了したバッテリーパックをセットし電源を入れます。
繰り出されたレンズの径は、やはりS120とは別物。
本体のサイズと比しても、迫力を感じます。

レンズが繰り出された状態

レンズの繰り出し量自体は大きめですが、本体がずっしりとした重量感を持っていることもあり、バランスとしては良好です。
ズーム操作でも全長が大きく変わることはなく、この点も好感が持てます。
ズームでの動作はレンズ全体が重い分、わずかにS120の方が速い印象でした。
なお、レンズの開放F値は、広角端F1.8から望遠端でもF2.8。
100mm相当までをこの明るさでカバーできるのは、シャッター速度を稼ぎたい場合に有利です。

ちなみに、ステップズームで確認した各焦点距離の開放F値は以下の通りです。

28mm F2.0
35mm F2.2
50mm F2.5
85mm F2.8

24mmのみF1.8、85mm以上はF2.8となっていることがわかります。

背面モニタの見やすさは、S120やG1X MarkⅡと同様。
明るく見やすいモニタで、通常はファインダがなくても不便を感じません。

背面モニタ

表示モードごとに、表示する項目を選択できるのも便利。
上の写真では表示されていませんが、通常私は9分割ラインと水準器を表示させています。

また、背面モニタはタッチパネル式。
タッチパネルの感度も標準と高で切り替えられる他、もちろんタッチ操作をOFFにすることもできます。

私は誤ってシャッターが切れてしまうことを防ぐため、タッチシャッターはOFFにしていますが、AFポイントをタッチで選択できるメリットは大きいため、タッチ操作そのものはONにしています。
なお、静電式タッチパネルのため、スマフォ対応以外の指つきグローブをすると、タッチ操作は反応しません。

AFターゲットは通常(上の写真の状態)の他、スモールターゲットを選択することも可能。
これに関しては、EOS Mシリーズでもぜひ導入してもらいたい機能です。
もちろん、私はスモールターゲットに設定しています。

全体的な操作方法、メニュー構成はS120やG1X MarkⅡで親しんだもの。
シーンモードやクリエイティブフィルターはあまり使用しないので、操作感はよくわかりません。
これは、実写編でも同じでしょう。
私が多用するAEロックに関しては、特にボタンが設けられていませんが、S120同様RING FUNC.ボタンに割り当てて使用しています。

以上で、本体の印象や操作感のファーストインプレッションとさせていただきます。
全体的に縦横の大きさよりも厚み(レンズ格納時の突起含む)と重さがS120との違いです。
カタログスペックではなく、実際にこれらの違いがサイクリング時に許容されるのか、それは今後じっくりと使いながら感じていきたいと思います。
サイクリング自体のペース等によって使い分けることも考えているため、現段階ではPowerShot S120も手元に残してあります。

最後に、これを入れるケースに関してです。
通常、サイクリング時には汗よけのビニール袋に入れて、サイクルジャージの背中ポケットに格納します。
しかし、サイクリング以外で持ち歩く際には、やはりケース(ポーチタイプ)があると便利です。

今回、ひとまず手持ちのHAKUBA製デジタルポッシュ ST Sに入れてみました。
このケースは、厚みがギリギリ(逆に言えばピッタリ)ですが、縦横にはゆとりがあります。
ただし、取り出す際には摩擦があるので、やや注意が必要です。

HAKUBA製デジタルポッシュ ST S1

その後、WEB上の情報を見て、ELECOM製のデジタルカメラケースDGB-023BKを購入。
これは、クッション性こそHAKUBA製に劣りますが、緩めのフィットで取り出しやすいのがメリットです。
なお、私は落下防止のスパイラルストラップは使用しません。
このため、ケース横につけられているスパイラルストラップ用の金属製の環は外してしまいました(出し入れの際に本体を傷つけないよう)。

ELECOM製デジタルカメラケースDGB-023BK

背面モニタの保護には、ETSUMI製の専用タイプを貼ります。
これで、使用する環境は全て整いました。

次回はもう少し先になると思いますが、実写編です。

  

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コメント

こんにちは~。モモパパです。
Canonのカメラですか。
さすが元はカメラメーカーだけあってカメラ本体もレンズもいいモノなんでしょうね。
僕、デジカメはSONYのを使ってるんですが。
フィルム式のはCanonのカメラを使ってますよ。

投稿: モモのパパ | 2015/02/26 09:09

モモのパパさん、こんにちは。
このモデル、センサーはSONY製だと思われますが、牙城処理エンジンやレンズで独自性を出しているモデルです。
カメラメーカーもライバルでありながら協業する部分もあって、面白いですね。
SONYのデジカメもよいモデルが多いので、私もよく使っています。

投稿: あさぎり | 2015/02/26 09:46

私も昨日ポチりました。
実機を触ってからは頭から離れず大きい撮像素子と
全域2.8までは大きな魅力です。
XQ1からの買い替えです。

投稿: ☆MIZU☆ | 2015/09/18 07:34

☆MIZU☆さん、ありがとうございます。
このカメラ、よいカメラですよ~。
なんと言っても、気軽に持ち歩ける(私の場合サイクルジャージの背中ポケット)のにギリギリの大きさ、重さ。
これ以上だと、ストラップ必須になってしまいます。
XQ1に関しては、私はその前の機種XF1を使用していました。
こちらも軽くてよい機種でしたが、高感度画質がちょっとネックでした。
楽しみですねぇ。

投稿: あさぎり | 2015/09/18 07:46

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