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富士山スカイライン経由富士山一周サイクリング

11月30日(日)に、サイクリングに行ってきました。
この日の天気予報は晴れ。
週明けからグンと寒くなるとの予報でしたが、比較的暖かな週末になるとのことです。
当初、早朝サイクリングと考えていましたが、娘がちょっとしたけがをしたため、この日家族での外出は無理。
そんな訳で、ゆっくりとサイクリングに出てよいとのお達しが出ました。

前夜、色々とコースに想いを馳せます。
しかし、結論は出ず。
起きて出た調子で決めればいいやと、そのまま床に着きます。

翌朝、子供たちと一緒に7:30過ぎのゆっくり起床。
周囲は既に明るいですが、空には雲が多く、予報ほどの晴天ではないようです。
朝食後、ゆっくり準備をして、結局9:00頃に自宅を出発します。

この日の服装は前週と同様。
外に出てみると気温は14℃程あり、寒さは感じません。
走りだしてすぐに自宅付近から見た富士山はきれいでしたが、ちょっと標高を上げると、ご覧の通り雲に隠されてしまいました(山頂付近がわずかに見えます)。

富士山が隠れる

これを見て、何故か富士山スカイラインを上ろうと思い立った私。
ここのところ、低い雲に隠されているシーンが多かったので、それなら雲の上に出てやろうと思ったのです。
これからの冬場、富士山スカイラインは凍結するため自転車での走行は難しくなりますが、この日は大丈夫。
むしろ、富士山スカイラインを上るのは今シーズンラストチャンスになると思われたための考えです。

ちょっと迷いもありましたが、富士山スカイライン経由で御殿場に下り、そこから籠坂峠を越えて富士五湖を走り、富士山一周をしようと決意しました。
もちろん、調子によっては、途中いくつかのエスケープポイントがあります。

そんな訳で、後々のことを考えペースを若干落としながら、国道469号を目指します。
山宮の交差点を右折、ひとまず篠坂を目指します。
空は相変わらずの曇り。
この雲の上に出ないと、やはり富士山は拝めそうにありません。

脚の調子は悪くなさそう。
朝食にパンをしっかり食べたため、補給面でも問題なさそうです。
この季節なので、ボトルの水も充分足りるでしょう。

気温は変わらず14℃程。
急傾斜を上っていると、額から汗が滴ります。
11月も今日で終わりなのに・・・などと考えながら篠坂の交差点を直進、通過しました。

富士山桜の園を過ぎ、10%のキツ目の勾配の直線に差し掛かると、左右に植えられた木々の紅葉が見事。
ピークを過ぎて落葉した葉が絨毯のようになっています。
思わず坂の途中でペダルを止め、撮影。
駐車場では、紅葉をバックに停めた愛車を撮影している人がいましたが、その気持ちもよくわかります。

紅葉と落ち葉

この先は、我慢の走り。
緩急ある斜面を、ジワジワと上って行きます。
途中から、何故か路面が濡れはじめました。
もしかしたら、朝方まで雨でも降ったのでしょうか。
幸いにして飛沫を上げる程でない上に、上り坂でペースも遅いため、特に問題はありませんでした。

やがて、標高が800mを超えたあたりで、周囲に霧が出はじめます。
いや、これは霧ではなく、雲なのでしょう。
これで雲を抜けられると、気持ちも軽くなります。

雲の中へ

しかし、結論から言うとこれは甘い考えでした。
この雲を抜けても、と言うか雲を抜けられずにいつまでも空は白いまま。
富士山の姿も一向に見えてきません。

やがて、標高1,000m地点を通過。
ここまでの実走行時間は1時間13分程。
前回10月に富士山新五合目まで走った時が1時間16分ちょっとだったので、それよりは速いペースです。

そのまま次なる目標地点西臼塚駐車場を目指します。
ここからの3km程は、いつ走っても長く感じます。
脚には疲労が溜まってきたらしく、傾斜に対する脚の動きは明らかに鈍くなっています。
気温は下がって10℃程。
それでも、滴る汗が止まりません。
湿度が高いせいもあるかもしれません。

それでも、ここまで来ると緩斜面(ほとんど平坦)の部分も現れるようになります。
周囲は、完全に冬の光景。
しかし、この時点で寒さは感じません。

冬の光景

程なくして、標高1,240mの西臼塚駐車場に到着。
ここまでの実走行時間は、1時間38分35秒。
同様に前回の1時間42分10秒よりは速いペースです。
しかし、全くそんな感じは受けないほど、自分でペースが落ちていることを感じます。

西臼塚を過ぎると、空には多少青い部分も見られました。
正面に、宝永山がチラッと見えます。
が、すぐにまた雲が多くなり、辺りは白くなってしまいました。

宝永山が見えた

ここから再度4km程走ると、今度は新五合目までの登山区間入口です。
西臼塚からの道のりは、同様に距離以上に長く感じました。
こんな状態で、下った後の行程は大丈夫なのか?
不安もありましたが、ここまで来たら前に進むしかありません。

富士山スカイライン登山区間入口の標高は1,460m。
冬季閉鎖中のため、ここから富士山新五合目富士宮口までは通行できません。

富士山スカイライン登山区間入口

ここまでも、一向にペースが上がらず。
到着までの実走行時間は2時間を切れず、2時間1分32秒でした。
ちょっと残念な気持ちになりましたが、前回の2時間3分9秒より短かったと、帰宅後に知りました。

ここまでの実走行時間

気温は9℃に下がっています。
停まっていると、ちょっと身震いします。
これは行けないと、写真だけ撮ってそそくさとスタート。
ここから水ヶ塚駐車場までは、ほぼ平坦です。

すぐに水ヶ塚駐車場に到着。
脚のだるさは残ったままです。
当初水ヶ塚に立ち寄る予定はなかったのですが、上ってくる途中の看板にて売店の一時休業を知り、様子を見たく駐車場に入ります。
来年夏ごろまでの予定で休業中の売店からは、自販機も撤去され寂しい光景でした。

しかし、最初は雲の向こうだった富士山が、ちょっと待つと見えてきます。
青空の面積も大きくなり、日射しも!
これには、ちょっと嬉しくなります。
これからの下りを前に、立ち寄ってよかったと感謝しました。

富士さんの雲が取れはじめ

見事な富士山が見えました!

これにすっかり気を良くし、これからのダウンヒルにも明るい気持ちで向えると出発。
しかし、出発して3分も経たないうちに、私はまた雲の中に入り込んでしまいます。
行く先が白く霞み、路面はウエットに。
しかし、この時点では振り返ると陽光がまぶしく照らしてくれていました。

再び雲の中に

陽射しが幻想的な光景

ひとまず、路面に注意しながらソロソロと下ります。
やがて、陽光も射さなくなり、辺りは一面のグレイの世界に。
気温も、8℃とさらに下がり、それ以上に空気の冷たさを感じます。
顔にはミストが当たり、グローブの指先も冷たくなっていきます。

傾斜はどんどん急になり、10%程度の下りが続きます。
条件が良ければ爽快なダウンヒルなのかもしれませんが、この日は我慢の下り。
やはり、冬場は下りが鬼門です。

長い直線の下りを終え、米軍キャンプ富士脇に達した時には、足も手も指先はすっかり凍え、痺れていました。

米軍キャンプ富士

この写真を撮っていると、ロードに乗った青年(先ほど追い越した)が停まり、ふじあざみラインへの道を尋ねてきます。
咄嗟のことで私も上手に説明できず、ひとまずこの道を真っすぐ行って左方向に折れ、道の駅すばしりを目指せばよいとだけ話しました(私もはじめてのコースだったため、国道138号へのアクセス地点がよくわかりませんでした)。
今となっては、とにかく山中湖方面を目指せばよいと言えばよかったと思いますが、後の祭り。
ただし、ロードには乗っているもののヘルメットも被っておらず、この状況下でふじあざみラインを走るのは(上りはともかく下りは)お勧めする気にもなりませんでした。

先行した彼を追い抜き、しばらく走ると、山中湖左折の看板が。
当初考えていた国道469号より手前に、国道138号へと抜ける道があるようです。
合図をして左折。
が、彼はそれに気付いたのかどうか、直進してしまったようです。

私は公園脇を通り抜け、平坦で走りやすい道を進みます。
足と手の指は凍えたままですが、ひとまず下りが終わったことに安どしていました。
この辺りは乗馬クラブがあったり、馬頭塚があったりと、何かと馬に縁のある場所のようです。

乗馬クラブ

それよりも不安なのは、天気です。
雲を抜けたと思ったのですが、その雲は大きく広く、どんよりと空を覆っています。
かろうじて雨は落ちてこないものの、いつ降ってもおかしくない天気。
今日は一日晴れではなかったのかと、ちょっと恨み節も出てきます。

程なくして、国道138号に当たります。
仁杉交差点より2km程上でしょうか。
レストランヒノキのある信号は、以前からよく見ている地点です。
先ほどの彼は、国道469号をちゃんと左に曲がれたのでしょうか?
そんなことを考えながら、須走への坂を上りはじめます。

須走へはすぐに到着。
やはり、冬のこんな天気の日は上りの方が快適です。
東富士五湖道路の入り口を側道にそれ、ふじあざみらいんの入口を過ぎて道の駅すばしりも通過。
いよいよ籠坂峠の上りです。
斜度はきつくない籠坂峠ですが、さすがにここまで脚にきているため、堪えます。
それでも急ぐ必要はないと、12~15km/hのスローペースで上ります。

いくつかのコーナーを過ぎ、道は山梨県へと入ります。
ここまでくれば、籠坂峠はもうすぐ。
ようやく身体も暖まり、余裕が出てきます。

山梨県へ

空は相変わらずですが、路面はかろうじてドライ。
最後のコーナーのイン側を脚に力を込めて踏みきり、籠坂峠を越えます。
ここからの下りは、寒さを感じるほどの長さではありません。

山中湖畔に下ると、雲はますます怪しさを増します。
旭日丘から湖を時計回りに走りだすと、時折雨滴が額に当たります。
幸いにして、路面が濡れていないため、急いでこの地点を抜けようと、疲れた身体にムチを打ちながら(大げさ)走りました。

山中湖

湖畔から国道138号が離れ、次は河口湖へ。
相変わらず雨滴は落ちていますが、間隔はだいぶ開いてきました。
どうやら、本格的な降りにはならなそうです。

しかし、ここまで来ると、次は時間との闘い。
妻には、15:00頃までには帰ると告げて出ました。
もっとゆっくりでも構わないとは言われていましたが、なんとなく約束の時間から遅れるのは気が引けます。
向かい風もあって一向にペースは上がりませんが、ダルくなってきた腰をかばいながらそれなりのペースで進みました。

道の駅富士吉田前を通過すると、走りなれた道。
河口湖大橋への分岐を過ぎると、道は上り坂になります。
最大6%程の地点は、無理せずインナーでクルクル。
やがて、片側二車線の道路は、一車線の対面通行へと変わります。
この地点にあったセブンイレブン(閉店)は、道路向かい側に移り新店舗で営業していました。

緩やかな上り基調の道を、鳴沢へ。
道の駅なるさわを過ぎると、県道71号の分岐です。
一瞬迷いましたが、距離を考えると県道71号経由の方が時間短縮できそう。

県道71号に入った頃には、天候はすっかり回復し、まさに晴れと言ってよい様子になっていました。

鳴沢は晴れ

先ほどまで一桁だった気温も、再び14℃程まで上がります。
しばらくは上り基調の道であることもあり、身体の冷えは解消しました。
本栖湖を望む展望駐車場を過ぎる頃には、富士山もきれいに見えています。

富士山

相変わらずの向かい風。
下りの道に入っても速度は思ったように上がりません。
加えて、県道71号手前でメータの調子が悪くなり、リセットがかかったまま動かなくなってしまいました。
これはショックです。

時刻表示すらおかしい

最近ちょくちょく不調になるメーター。
そろそろ寿命なのかもしれませんが、買い換える財力がありません。
しばらくは、だましだまし使います。
幸い、帰宅後にリセットをかけると再び作動しはじめました。

県境を越え、朝霧高原へ。
ここまで補給のタイミングを失い、気づけば家を出てから信号と撮影以外ノンストップ。
県道71号にもさしたる補給ポイントはないため、そのまま帰宅することになりそうです。
ハンガーノックの兆候は見えていませんが、調子は明らかに下り坂です。
それでも、きれいな青空と富士山に勇気づけられ、淡々と進みました。

朝霧高原からの富士山

県道71号にて富士ミルクランド前を通過。
上井出、北山と走りなれた道を下ります。
そこから国道469号経由で自宅へ。
メーターが頼りにならないため、走行時間ももはや不明です。

結局、予定より15分ほど遅れて自宅着。
ちょっとした思いつきから走った今年最後(と思われる)の富士山一周は、天候にかなり左右された走りとなりました。
それでも、距離約113km(ルートラボ調べ)、獲得標高2195mの思いがけないロングライド(自分としては)に、充実感は得られた一日でした。

今回のルートは、以下の通りです。


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