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御殿場~箱根~熱海経由伊東サイクリング

11月23日(日)に、サイクリングに行ってきました。

この日は、昼過ぎから伊東市にある道の駅伊東マリンタウンでカジキバーベキューの手伝いをする予定。
当初、早朝サイクリングで3時間ほど走り、その後車で家族と伊東に向かう予定でいました。
しかし、前日に妻から「自転車で行けば」のありがたい一言。
そこで、私は自転車で伊東に向かい、帰りは家族の車で一緒に戻る予定としました。

富士宮から道の駅伊東マリンタウンまで、最短距離で走れば約63km。
上りもほぼ亀石峠のみで、獲得標高は550m程となります。
往復自走であれば、こうしたルートを取りますが、片道なのでちょっと欲張って走ることにします。

前夜にシミュレートしたコースは、自宅から国道469号経由で富士山こどもの国、十里木を抜けて裾野、御殿場と抜け、そこから箱根に上って芦ノ湖畔を走り、箱根峠、熱海峠と抜けて熱海に下り、伊東まで海沿いを走るルートです。
ルートラボで設定をすると、距離は103.5km、獲得標高は2,000m弱となる走りがいのあるルートです。

天気の心配は一切なし。
若干不安なのは、十里木近辺と箱根の凍結ですが、ここ数日の気温が高く降雨もなかったため大丈夫でしょう。

ウキウキした気持ちで自転車の準備をしようとすると、後輪のタイヤに空気が全く入っていません。
前週は普通に走っているため、どうやらスローパンクのようです。
タイヤをタオルで拭きながらチェックすると、一か所小さな金属片のようなものが刺さっていました。

仕方なく、チューブ交換。
チューブを取り出します。
結果、薄い金属片の先端がチューブまで到達しており、空気漏れが起こっていました。
タイヤには小さな亀裂のみ。
万全を期すためにタイヤも替えたい気持ちもありましたが、予備タイヤがなかったためそのままに。
気休めにと、チューブ用のパッチをタイヤの裏側に貼りつけました。

無事チューブ交換を終え、ひと安心。
逆に、この時に気付いてよかったと胸をなで下ろし、眠りにつきます。

当日、朝5:45起床。
コースを見ると6時間ほど(休憩込み)で走れそうですが、安全を見てもう30分ほど長く時間を取ります。
そのため、出発は6:30。
まだ日の出前ですが、周囲は既に明るく、ライトの必要もありません。
天気は晴れ、青空に朝日が当たり染まった富士山が映えます。
気温は、5℃ですが、体感的にはもう少し暖かい感じがします。

この日悩んだのは服装。
最高気温は20℃程度まで上がる予報なので、冬用のジャケットでは暑そうです。
しかし、標高の高い地点、特に朝のうちに通る十里木付近は相当気温が低いことが予想されます。
結果、上は冬用アンダーにアームウォーマーを付けて、半袖ジャージ。
下はロングタイツで、シューズカバーを装着します。
最後まで悩んだグローブは、指つきの薄手のものをチョイス。
結果、服装はこれで正解でした。

真冬とは異なりいくらか柔らかい空気の中、自宅から国道469号までの比較的急な坂を上って行きます。
途中、太陽が昇り、富士山がきれいに浮かび上がってきました。

富士山

太陽は、周囲の地形によって出たり隠れたり。
気温は、一貫して5℃程度です。
次郎長町から国道469号までの上りは、先のことを考え余裕のあるペースで走ります。

やがて国道469号にぶつかり、右折。
ここからしばらくは、急傾斜の地点です。
それをクリアし、正面に見える旭日の撮影をします。

太陽がありがたい

この写真を撮っていると、付近にいた外国人サイクリストが近寄ってきます。
どうやら、道を聞きたい模様。
彼のたどたどしい(とは言え私の英語より格段にましな)日本語と、単語レベルの英語を織り交ぜながら説明をします。
彼は、富士山新五合目を目指したいとのこと。
富士山スカイラインは、現在の地点からだと御殿場側から上るより、富士宮側から上った方が圧倒的に近いので、それを説明。
また、登山区間は冬季閉鎖中であることを話しましたが、彼は自転車を押して徒歩でも上りたい様子。
これ以上のコミュニケーションはお互いの語学力では難しいため、それだけで「Good luck!」と言って別れます。

その後、国道469号を走りながら、御殿場側からの上り口は私も通るので、一緒に走って案内すればよかったかなと少し後悔。
しかし、ペースが合わないとお互い余計にストレスになると思いなおして進みました。

国道469号の緩やかな上りを走り、やがて県道と合流、富士山こどもの国方面へと左折します。
さらに標高を上げ、富士山こどもの国前を通過。
この辺りは、完全に冬の光景で、下がり続けた気温は、ついに1℃となりました。

冬の光景

気温は1℃

これは、富士サファリパークからの下りは厳しそうです。
それでも、路面は時折湿っている(おそらく露)所があるものの、基本的にドライ。
下るのにスリップの不安はありませんでした。

さすがに三連休の中日、裾野市境の駐車場には車が一杯。
富士サファリパークからの下りも、朝の割に車が多い印象です。

信号を左折し、陸上自衛隊東富士演習場への下りを走ります。
下っていると、風が明らかに暖かくなってきて、心配された手の冷たさも酷くありません。

サークルKのある信号を左折、国道469号に復帰すると、演習場越しに富士山がきれいに見えます。
そして、気温は10℃。
太陽が当たっていることもありますが、先ほどと比較すると別世界です。

東富士演習場と富士山

気温は10℃

結果、この後も気温は一桁になることはありませんでした。

演習場から太平洋クラブ御殿場コース前を通り、市街地へ。
ここから途中左に折れ、国道138号仁杉の交差点を目指します。
ここまでは、走り慣れたコース。
交通量は比較的多いですが、特にストレスもなく、マイペースで走り抜けました。

やがて、仁杉交差点に到達。
ここを右折して箱根方面へと向かうのは(自転車では)はじめてです。

仁杉交差点

右折するとしばらくして道は太く、走りやすくなります。
途中、二枚橋の陸橋は自転車通行不可ですが、側道に逸れると地下道があり、難なく元の道に復帰することができました。

東名高速御殿場I.C.付近を通過。
まだ9:00前でしたが、御殿場プレミアムアウトレットの駐車場には案内の人が立ち、来る喧噪を物語っていました。
そんな様子を眺めながら、釣り人が糸を垂れる東山湖を過ぎると、いよいよ箱根仙石原に向けての上りがはじまります。

ここから箱根への上り

仙石原への上りは、かつて車で何度か走った道。
傾斜のイメージはありませんが、距離はなんとなくイメージできます。
道端の光景を懐かしく感じながら走ります。

傾斜は、上り口の登坂車線のある個所が9%の表示がある最もキツイ部分でした。
そこをクリアしてカーブを曲がると、途中駐車場からロードに乗った二人組が出てきて、私の後ろから走ってきます。
しばらくは前を走りますが、どう考えても私より速そうな二人。
途中、富士山のきれいなポイントでストップし、先行してもらいます。

二人組に先行してもらう

富士山がきれいに

写真を撮った後、再び走りだします。
傾斜はそれほど急でなく、ダンシングを織り交ぜながら上ればペースは維持できます。
それでも、慣れない道なので脚が一杯にならないよう、かろうじて二桁のスピードを維持する程度で進みました。

やがて、乙女トンネル手前に到達。
先ほどの二人組は、ちょうど撮影を終えて再スタートをするところでした。
他にも、数名のロード乗りとすれ違います。

私もなんとなくその光景を撮影し、トンネルへ。
トンネルを抜けると、そこは紅葉の箱根町でした。

神奈川県箱根町

よく考えてみると、静岡に越してきてから、自宅スタートで神奈川県を走るのははじめてかもしれません。
立川スタートのなるしまロングランなどを含めても、相模湖周辺を走ったのみ。
近くて遠い神奈川県でした。

まだまだ上りは続くかと思いきや、平坦基調の内にあっけないほどすぐに仙石原の交差点に到達。
ここまでの道は、予想よりはるかに楽でした。
さすがにここに来ると、車も多く渋滞も見られます。
仙石原の交差点を右折し、芦ノ湖方面を目指します。

仙石原交差点

ここで一瞬、直進して強羅~宮ノ下へと走り、そこから国道1号を芦ノ湖まで上ろうかとも思いましたが、時間が読めなくなるため当初予定通りのルートに。
仙石原のススキ野原はピークを過ぎていましたが、多くの人で賑わっていました。

仙石原のススキ野原

ススキ野原を過ぎると、傾斜は一気に急になります。
この付近は、以前の会社の保養所があり、幾度も走った道。
傾斜はイメージできていました。

やがてピークを過ぎると、今度は桃源台への下り。
程なくしてロープウェイが見えてくると、そこは芦ノ湖の北端、桃源台です。

桃源台ロープウェイ

せっかくなので、湖畔の駐車場に入り、湖を撮影します。
ちょうど遊覧船も通りかかり、湖畔のボートの赤と青空、遊覧船の色がコントラスト抜群の光景をつくり出してくれました。

桃源台の風景

この風景と芦ノ湖に到達した満足感から、気持ち軽やかに再スタートを切ります。
しかし、ここからの芦ノ湖周辺が思ったよりもキツイ、アップダウンの道でした。
標高差は100mちょっとなのですが、気づけば湖は遥か下に。
その後も、細かなアップダウンが脚にダメージを蓄積させます。

先ほど湖畔にいたのに

そんなアップダウンをクリアすると、国道1号に当たります。
ここまでくれば、あとは元箱根までは下り。
再び湖畔に出ます。

元箱根

元箱根は多くの人と車でごった返しています。
鳥居をくぐり、渋滞中の車の脇をすり抜けながら走ります。
風光明美な地点ですが、自由に立ち止まって写真を撮れる状況ではありません。
若干残念な気持ちになりましたが、安全第一で走り抜けました。

箱根ホテルの前を通り過ぎると、今度は箱根峠に向けての上りがはじまります。
マイペースで上っていると、後ろからロードの方が追い抜きざまに声をかけてくれます。
追うつもりはなかったのですが、箱根峠まではそれほど長くない上り。
思ったほど間隔が開かなかったので、ちょっとペースを上げ追いつきました。

すると、先行させてくれたので、引き続きダンシングでペースを維持。
その先の道の駅箱根峠に立ち寄りがてらお礼を言おうと思いましたが、姿は見えませんでした。
行き先は気の向くままとのことだったので、途中で別のコースを取ったのかもしれません。

道の駅からはすぐに箱根峠の交差点。
ここを左折し、熱海峠を目指します。
箱根の喧騒と比べると、別世界のような走りやすい道。
標高850m程の平坦な道を快調に走ります。

熱海峠へ

快調と言っても、ここまでの行程でさすがに脚には疲れが蓄積しています。
向かい風もあって、ペースは思うように上がりません。
それでも、しばらく走ると十国峠に到着。
富士山はちょっと霞んでいましたが、立ち寄って撮影します。
十国峠レストハウスも普段より多くの車が停まっていました。

十国峠ケーブルカーレストハウス

十国峠からの富士山

十国峠を過ぎると、伊豆スカイラインの入口を過ぎ、すぐに熱海峠に。
熱海峠からは、熱海の街まで一気の下りです。
ここからの道は、様子がわからないので下りと言ってもペースは上げられません。
慎重に下り、函南からの道との交差点を過ぎます。

笹尻の交差点

笹尻の交差点を過ぎると、傾斜はさらに急になります。
路面には溝が切られていたり、塗装が盛り上がっていたりして、より慎重さが求められます。
こんな看板は登場するし、下りでも一切爽快感はありません。
走っていて楽しい道ではありませんでした。

危険

もちろん、仮に上っていたとしても楽しい道ではないでしょう。
上りなら、私のエンジンブレーキは如何なくその力を発揮するのですが・・・。

そんな訳で、ようやく来宮駅に到達したときには、ホッとしました。
ここからさらに熱海市街を下りますが、もう距離は知れています。

来宮駅

来宮駅から下り、途中信号を右折、商店街を抜けて国道135号に合流します。
この付近にある熱海後楽園ホテルは、その昔仕事で何度も泊った思い出の場所。
懐かしく見ながら、通過しました。

熱海後楽園ホテル

熱海から多賀に向けては、海沿いの崖の上を走ります。
気温は15℃を超えていますが、風も適度にあり汗をかくほどではありません。
実に気持ちのよい光景。
自転車ならでは、途中で立ち止まり撮影しながら進みます。

海沿いの光景

海沿いの光景

そんな道も、網代で再び海辺まで下ります。
網代は、味のある漁師街。
そんな街の入口にあるコンビニで、この日はじめての休憩を取ります。
チョコレートでもと思いましたが、こんな幟に誘われ、とろろそばとおにぎりを食べてしまいました。

網代に

おにぎり100円

目的地まで残すところ10km程で休憩、補給をする自分のセンスのなさにいささかうんざりしながら、再スタート。
宇佐美まで、またちょっとした上りがあり、その後トンネルがいくつか続きます。
やがて、宇佐美に下る手前で、目的地付近の光景を撮影。
宇佐美海岸の波が陽光に輝き、とてもきれいでした。
遠くに見えるサンハトヤの向こう側が、道の駅伊東マリンタウンになります。

宇佐美からの光景

宇佐美からは、海沿いの平坦な道。
車でしょっちゅう走る、走りなれた道です。
程なくして、道の駅伊東マリンタウン着。

そのまま海沿いのマリーナ沿いに向かい、自転車を降りて手と顔を洗い、仕事(カジキバーベキューイベントの手伝い)に入りました。

到着

カジキバーベキュー

合流した家族は、その間大道芸を楽しみます。
1時間ほどでカジキバーベキューイベントは終了。

その後、家族とともに、伊東マリンタウンのシーサイドスパに。
温泉で汗を流し、さっぱりと着替えて帰路に着きました(車で)。

そこそこの距離に新鮮なコース。
ペースは20.2km/hと速くありませんでしたが、充実した約104kmのサイクリングでした。

今回のコースは、下記の通りです。


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コメント

キートンです。
 留守してた間にたくさんの富士山情報ありがとうございます。綺麗ですよね! やっぱり!!
 12月第1週は冷え込むとの予報 楽しみですね。
     
         

投稿: キートン | 2014/11/30 22:22

キートンさん、ありがとうございます。
富士さんの雪は、既に理想的な感じまで積もっています。
今日(12月1日)の雨で、さらに降り増すことでしょう。
そして、今夜から冷え込むとのこと。
仰る通り、楽しみではあります。
寒いのは辛いですが、冬らしい富士山は堪能できそうですね。

投稿: あさぎり | 2014/12/01 06:36

こんにちは。
なかなか走りごたえのあるルートですね。
私も、函南方面から熱海峠越えをして、熱海の梅園前を通過し熱海に抜けることも何度かありました。その反対コースで、箱根へ抜けることも。ただし、カーブに刻まれた溝は二輪にとっては気がかりですね。特にタイヤの細いロードサイクルは、緊張の連続ではないでしょうか?
しかし、当日の様な晴天下、伊豆の海は本当に綺麗ですね。そそられる情報、この度もありがとうございました。

投稿: 883 | 2014/12/01 10:39

883さん、ありがとうございます。
函南方面から熱函道路を通って熱海に抜けるルートも走りやすそうですよね。
一度走ってみたいと思いますが、今回は御殿場、箱根経由を選択しました。
本当に、熱海峠からの下りはストレスでした。
スピードを出さないようにとの措置なのか、凍結防止なのか、いずれにせよあの溝は恐怖です。
ただし、それ以外の個所に関しては理想的な条件下、十分楽しめました。
伊豆の海、本当にきれいですよね。(^^)

投稿: あさぎり | 2014/12/01 10:54

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