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富士山新五合目サイクリング

10月12日(日)に、サイクリングに行ってきました。
台風19号の影響が心配された三連休の中日。
しかし、台風の速度が当初予報より遅くなり、この日の天気はかろうじて台風の影響を受けずに済みそうです。
週の初めには雨だった長期予報も、直前の予報では曇り時々晴れになっていました。

前週が台風18号に伴う雨で走れず。
その前の週には富士山一周をしてきたので、二週間ぶりのサイクリングにどこを選ぶかちょっと悩みました。
前夜になって、久しぶりに富士山スカイラインを新五合目富士宮口まで上ろうと思い立ちました。

新五合目付近は、紅葉がはじまっています。
しかし、月曜日から火曜日にかけて通過する台風19号の影響次第では、富士山スカイラインにも被害が出る恐れがあります。
そうなる前にと、アラームを4:15にセットしました。

アラーム通りに起床。
最初の言い訳、寝坊はなくなりました。

朝食は、ハムマヨパンとチョコパン、それに小さな粒あんパンを二つ食べます。
補給食にはミニ羊羹を持ち、ボトルには水を充たします。
防寒具等、準備にちょっと手間取り、出発した時には5時を過ぎていました。

気温は、15℃程。
アームウォーマーをしていれば、寒くはありません。
自宅から、国道469号への坂を、いつも通り上りはじめます。
調子は悪くありません。

真っ暗な中、ライトを点灯して進みます。
国道469号から山宮で登山道へ。
ひとまず、篠坂目指して上ります。
ここで調子が悪ければ、篠坂で左折し、朝霧高原方面と言う選択肢も。
しかし、調子は悪くないので、そのまま直進します。

篠坂の交差点を過ぎると、すぐに新五合目まで最後の自販機。
しかし、ボトルには水がたっぷり入っているので、スルーします。
この辺りの標高は500mほど。
ここから、さらに距離27km、標高1,900mの上り坂が続きます。

しばらく走ると、傾斜が急に。
急と言っても、10%程。
所謂「激坂」は登場しないのが救いです。

その坂を耐えながら、ダンシングを交えてじわじわと上ります。
使用するギアは、39-23Tまで。
25Tはいざと言う時の保険に取っておきます。
この辺りが、妙に貧乏性です。

やがて、周囲が明るくなり、フロントのライトを点灯から点滅へと切り替えます。
しかし、同時に周囲には霧が出はじめます。
そして、富士山スカイライン富士宮周遊区間開始の手前から、雨粒も落ちはじめました。

雨は、最初霧雨のようでしたが、次第に粒がはっきりしてきます。
折り返そうか悩みながら、それでも進み、やがて富士山一合目(標高1,000m)に到達。
ここで、はじめてカメラを取り出します。
ここまでの実走行時間は、約1時間16分でした。

富士山一合目

ここを過ぎると、次の目標は西臼塚駐車場です。
まだ路面はドライで、落ちてくる雨粒はそれを濡らすほどではありません。
しかし、西臼塚に向けて走っていると、次第に道路が湿り気を帯びてきます。
同時に気温はぐんぐん下がり、8℃を表示していました。
どうやら、霧ではなく、雲の中にいるようです。

下りのことを考えると、この時期の雨の中は危険です。
路面が飛沫を上げるようになったら、その時点で折り返そうと思いながら走ります。
しかし、幸いにして、ギリギリでそうはならず。
結局、西臼塚駐車場入り口に到達します。
ここまでの実走行時間は、約1時間42分でした。

西臼塚駐車場

上りで汗をかいたため、手首まで下ろしていたアームウォーマーを、肘まで引き上げてスタートします。
雨は西臼塚手前で止み、路面もドライに戻っています。
どうやら、最下層の雲を抜けたようです。
これで、第二の言い訳、天候もなくなりました。

西臼塚から3kmちょっと走ると、富士山スカイライン登山区間の分岐に到達します。
ボトルの水が減っていれば、そのまま直進して水ヶ塚駐車場で補給するところですが、この気温ではそれほど減っていません。
撮影だけして、残り距離13km、940mの上りに向けてスタートします。
ここまでの実走行時間は、約2時間3分でした。

富士山スカイライン登山区間分岐

門限を考えると、ここを7:30までに通過したいところ。
確認すると、時刻はこの時点で7:12で、多少の余裕を持って走りだすことができました。

旧料金所を過ぎて少し上ると、周囲にはまた雲がかかってきます。
どうやら、次の雲の層に突入したようです。
目の前を、雲がサーッと流れていきます。

また雲の中に

今度は霧雨のようなものが顔に当たります。
しかし、それもわずかな量。
路面は、ほんのちょっと湿った状態に止まっています。

やがて、雲を抜けたのか、また周囲はクリアになってきます。
ここで、後ろから声をかけて、アメリカ人サイクリストが抜き去って行きます。
「よい天気になりそうですね」と流ちょうな言葉を話す彼がアメリカ人だと思ったのは、USAジャージを着て、TREKのバイクに乗っていたからでした。

アメリカ人サイクリストに抜かれる

極めて軽やかにクランクを回す彼のペースに着いていくのは到底無理。
撮影をしながら走っていることもあり、去りゆく背中を見送ります。
彼は私が新五合目手前2kmを過ぎたあたりで下って行き、私が下っている際に再び上ってきました。
トレーニングで走っているようです。

自分なりのペースで走っていると、やがて富士山二合目(標高1,600m)地点に到達します。
まだ空は白いですが、所どころに青空も覗き、彼の言っていた通りよい天気になってきました。
ここでも、写真撮影だけして再スタートします。

富士山二合目

路面はちょっと湿っていますが、これは先ほどまで雲があったからでしょうか。
いずれにせよ、この時点で降雨の心配はほとんどない印象でした。

やがて、富士山頂も姿を見せてくれます
青空と、紅葉に色づいた富士山の姿を目にすると、俄然やる気が沸いてきます。
だからと言ってペースが速くなるわけでないのが悲しいですが。

富士山

しばらくつづら折りの道を上ります。
コーナー手前でふと振り返ると、自分の上ってきた道の向こうには雲海が見えます。
ああ、あの雲が、私が抜けてきた雲なのかと感慨深くなります。
同時に、またあの雲の中を下るのかと少し憂鬱にもなりました。
が、いずれにせよ雲海は目を奪われる光景です。

道路と雲海

二合目の看板を過ぎて、どれほど走ったでしょうか。
七曲駐車場を過ぎると、ようやく傾斜が多少緩くなります。
残り5kmを切った頃、富士山三合目(標高2,000m)に到達しました。

富士山三合目

ここまでくれば、ラスト1kmまでは比較的傾斜が楽な道です。
心配だった脚の攣りの前兆は見られず。
力を入れてペダルを回せそうです。

変わり映えしないと言えばそうですが、富士山に向けて道は続きます(この場所自体が富士山ですが)。
そんな光景を目にするごとに、立ち止まって撮影をしながら進みました。

富士山を撮りながら

ボトルの水はだいぶ少なくなってきましたが、充分に持ちそうです。
太陽が雲間から覗くようになり、気温は上昇しました。
この時点で、15℃程度まで上がっています。
先ほどの8℃と比べると、身体もだいぶ楽です。
アームウォーマーを再び手首まで下ろし、走ります。

新五合目まで2kmの看板を過ぎ、残り1.5km程の地点に、富士山四合目(標高2,300m)の看板があります。
展望広場はもうすぐのメッセージに、勇気をもらえました。
しかし、最後の500mが結構きついことを知っているため、油断はできません。

富士山四合目

緩斜面を走り、残り1kmを切ります。
登山区間は、200mごとに(反対向きも合わせると100mごとに)表示板があるため、残りの距離は把握できます。
記憶通り、残り600mを切った頃から、傾斜が急になります。

大型車駐車場の手前、最終コーナーを曲がったところで、残り0.0kmの表示。
しかし、新五合目登山口は、もう少し上です。
最後の力を振り絞り(大げさ)、登山口前に到達しました。

到着!

展望広場には、途中大型バスで追い抜いて行った中学生(たぶん)たちがいました。
聞くと、これから宝永山に登るとのこと。
台風の影響が出る前で何よりでした。

しばらく展望広場をウロウロしながら、写真を撮ります。
それにしてもこの雲海、低い雲と高層の雲との間に自分がいるのが不思議です。

登山道富士宮口

雲海と上の雲の狭間

ともに走った愛車

結局、ここまでの実走行時間は3時間27分31秒。
平均速度は10.6km/hと、かろうじて二桁でした。

これまで、新五合目には自転車で三度上っています(今回が四度目)が、同じコースを走った過去二回の到達時間は、はじめての時(2007年6月)が3時間40分30秒、二度目の時(2012年8月)は今より体重もあり4時間30分19秒かかっています。
気温(暑さ)もあるので一概には言えませんが、やはり調子は悪くなかったようです(自分比)。

ここからの下りは、途中雲の層で雨も予想されます。
そのため、下りには1時間以上を見ておきたかったので、9:00過ぎに出発します。

下りは、一気。
富士山スカイライン登山区間はカーブも多く、慎重に下ります。
あっという間に、登山区間終了。
周遊区間に入ると、よりスピードも上がります。

西臼塚も通過、篠坂の交差点までノンストップで下りました。
心配された雨はなし。
路面もほとんど乾いており、不安はありませんでした。
途中、上ってきた知人とすれ違ったようですが、全く気付かず。

雲の中で身体が冷えたため、篠坂の交差点を左折。
国道469号に出て、少々上りを走ることにします。
脚はまだ動くようで、緩斜面をアウターでじわじわ上って身体を暖めました。

国道469号を上る

国道469号から次郎長、杉田と下り、自宅へ。
10:10頃、自宅に到着しました。

結局この日の走行距離は77.5km、獲得標高は2,320m、平均速度は17.1km/h。
本格的な雨にならず、久しぶりの新五合目ライドを楽しめたサイクリングでした。

今回のルートは、以下の通りです。


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