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SONY HDR-AS100VR(導入編)

SONY HDR-AS100VRパッケージ

今回ご紹介するのは、最近人気が上昇中の「アクションカム」です。

アクションカムとは「ウェアラブルカメラ」や「アクションカメラ」などとも呼ばれる小型・軽量で防水・防塵性能が高
いカメラの総称です。
また一般的に耐ショック、耐低温などの特性も持ち合わせ、自動車屋オートバイの車載カメラの他、ランニング、サイクリング、サーフィン、ウインタースポーツなど、あらゆる分野で気軽に撮影をすることができます。

黎明期のアクションカムは動画撮影が主で画質もそれなりでしたが、昨今のそれはフルHD(1,920×1,080)での動画撮影はもとより、さらに高精細な4K動画に対応したものも現れています。
また、静止画に関しても画質が向上しており、インターバル撮影ができるものなど、多彩な撮影機能も魅力です。

そんなアクションカムの世界で先駆者とも言える存在が、GoProです。
それまでも小型軽量な防滴・防塵カメラはありましたが、GoProのHEROシリーズが一気にそれを身近にし、アクションカムの存在を広めました。
現在(2014年8月)ももちろん、GoProのアクションカムは根強い人気を誇っています。

これに対し他のメーカーも次第にアクションカムに力を入れてきました。
国内メーカーですと、SONYとPanasonic、JVCなどが量販店店頭でアクションカムを展示し、モデル展開をしています。

アクションカムの最大の魅力は先述のように、シチュエーションを選ばずに気軽に撮影ができること。
小型・軽量なボディは設置場所の自由度も高く、通常手に持って撮影したのとは一味違うシーンを撮影することができます。
そうした用途のために、メーカー純正の取り付け具(アタッチメント)も多数ラインナップされ、必要に応じて選択することとなります。

私の場合、アクションカムの主な撮影用途は、子供たちと出かける海や川での撮影。
水面~水中まで含め、動画を主体に撮影したいと考えていました。
また、サイクリングの際も、ここぞと言うシーンがあれば撮影をしたいと考えていますが、私の走るコースは単調でバリエーションにも乏しいので、どうもそうしたシーンは多くなさそうです。
用途はいずれ増えてくると考え(これが私の悪い癖)、購入を決断しました。

店頭から持ち帰り、パッケージを取り出します。
さすがにアクションカム。
GoProのものにイメージは近く、これまで手に入れたデジタルカメラとはパッケージの趣が異なります。
この段階で、既にアクティブなイメージですね(冒頭の写真)。

今回手にしたモデルHDR-AS100VRは、ライブビューリモコン RM-LVR1がセットになっています。

ライブビューリモコン RM-LVR1

このリモコンとアクションカム本体をWi-Fiにて接続し、手元でスタート/ストップやモードの切り替えが行えます。
また、リモコンにセットされたモニタのプレビュー画像を見て、画角を調整することも可能です。
ただし、残念ながら撮影された動画や静止画をこのリモコンで観賞することはできないようです。
その代わりと言ってはなんですが、RM-LVR1はHDR-AS100V専用ではなく、SONY製デジタルカメラ数機種(Wi-Fi搭載のもの)でも利用が可能となっています。

なお、RM-LVR1自体も3m防水なので、水辺でも心配なく使用できますが、水中ではWi-Fiの電波が飛ばないため、使用できません。
この点には注意が必要です(水面に出ればOK)。

ちなみに、HDR-AS100Vはライブビューリモコンが付属しないモデルです。
その場合でも、AndroidやiPhoneといったスマートフォンに専用アプリをインストールしてWi-Fiで接続することにより、プレビューやある程度の操作が可能となります。

パッケージの中には他に5m防水のウォータープルーフケース SPK-AS2、リチャージブルバッテリーパック NP-BX1、粘着テープによる取り付け具(平面用、曲面用)、三脚アダプター、マイクロUSBケーブルなどが入っています。
紙のマニュアルも入っていますが最低限のもので、基本的には電子デバイスで読むことになります。

ウォータープルーフケース SPK-AS2

その他付属品

上の写真の右下に写っているのが、三脚にカメラ(ウォータープルーフケースに入れない状態で)を固定するためのアダプターです。
HDR-AS100Vは本体のみでも防滴仕様のため、雨や少々の水がかかる程度のシチュエーションであれば、ウォータープルーフケースに入れずに撮影ができます(よりコンパクト)。
その際に、三脚や各種アタッチメントにカメラをセットするためのアダプターがこれです。

中段に写っているものは、左からウォータープルーフケースにセットするマウントアタッチメント、曲面用接着マウント、平面用接着マウントになります。

これら以外のセット方法でカメラを固定するには、いずれかのオプションアタッチメント等を用意することになります。

なお、使用するバッテリーはNP-BX1
これは同社のデジタルカメラDSC-RX1シリーズやDSC-RX100シリーズなどと同一です。
本商品に充電器は付属せず、USB接続による本体内充電ですが、私は他の製品の関係でアクセサリーキット ACC-TRBXを持っていたので、それが使用でき幸いでした。
予備バッテリーも共有できるので、この辺りの共通化はありがたいところです。

さて、まずは本体から見ていきます。
購入時にセットされていたウォータープルーフケースから、HDR-AS100Vを取り出します。
本体のカラーはホワイト。
前モデルまではブラックでしたが、このモデルはホワイトのみの一色です。
一説によると、熱吸収を少しでも抑え、動作を安定させる意味もあるとか。
本体のみだと、さらに小ささ、軽さが際立っています。

HDR-AS100V本体

HDR-AS100V本体正面から

HDR-AS100V本体背面から

私の悪い癖で、大きさを比較できるものを一緒に撮りませんでした。
が、感覚的には私の愛用するPanasonic製モバイルバッテリー(QE-QL103)とほぼ同じ大きさです。
カメラにバッテリーをセットした時の重量もほぼそれと同じくらいでした。
これは、少なくとも手に持って撮影する際には全く負担を感じない大きさ、軽さです。

本体底部には、各種コネクタを格納した蓋が設けられています。
本体のみで防滴のHDR-AS100Vは、この部分の固定も固く、開ける際に壊してしまわないか若干不安になりました。

本体底面のコネクタ類

バッテリーと記録メディア(私はマイクロSDXCを使用)は、本体背面部を開けて挿入します。
なお、HDR-AS100Vから新たに記録可能となったハイビットレート XAVC Sに関しては、容量に関わらずマイクロSDHCカードでは記録できず、マイクロSDXCカード(Class10)が必要となりますので、ご注意ください。

購入後に情報を得て残念だった(私に撮って誤算だった)のは、標準で付属するウォータープルーフケース SPK-AS2の性能です。
このケースはとてもスリムで、装着しても大きさの変化は最小限と言った印象。
また、5m防水ながら、本体後ろのスタート/ストップボタンの他、側面のPREV/NEXTボタンにもアクセスできるなど、使い勝手は上々のようです。

ウォータープルーフケース SPK-AS2をセットした背面

側面ボタンにもアクセス可

また、底面には三脚穴もあり、この状態で各種アタッチメントを直接利用可能です。

ウォータープルーフケース SPK-AS2をセットした底面

反面、このケースを装着すると、水中でのピントが合い辛くなるとの情報があったのです。
HDR-AS100Vの撮影画角は、約170°(120°も選択可)と非常に広角です。
電子式の手ブレ補正機能を働かせる場合、120°に限定されますが、それでも広角と言えます。

そのためか、ウォータープルーフケース SPK-AS2のレンズ格納部は湾曲した形となっていますが、どうやらこの影響で水中での正確なピント合わせができないようです。

確かに、5m防水と言う仕様も含め、積極的にシュノーケリングやダイビングに利用できるものではないと判断することもできます。
しかし、本体のみで防滴、ウォータープルーフケースをつければ防水と言う謳い文句を見る限り、どうもこのケースの性能、用途は中途半端と言う感を受けます。

そうそう出かけられない海などのレジャーの機会に失敗作を産み出すのも嫌なので、結局60m防水&平面レンズカバー採用のアンダーウォーターハウジング MPK-AS3を注文しました。
これは防水性能は充分ですが、広角に対応するためのフロントドアカバーが光を反射し、水中に影(というか明るい枠)を写し出すとの情報もあり、実際に使用してみるまで不安もあります。

アンダーウォーターハウジング MPK-AS3

アンダーウォーターハウジングにカメラをセット

PREV/NEXTボタンは操作できない

アンダーウォーターハウジング MPK-AS3を使用することにより、防水性能は60mへと強化されます。

その一方で、前面の平面レンズカバー部分が張り出し、ケース等への収納性は悪くなります。
また、ウォータープルーフケースSPK-AS2では可能だった側面のPREV/NEXTボタンへのアクセスはできなくなり、撮影モードなどを変えるにはハウジングから出すか、ライブビューリモコンを使用、もしくはスマートフォンにPlayMemories Mobileをインストールして操作(録画モード、手ブレ補正、画角設定が可能)することが必要となります。
ただし、いずれの手段を用いても、これら操作は水中ではできません(Wi-Fi電波が水中では飛ばない)。
アンダーウォーターハウジングを使用した場合、途中での設定変更はできない覚悟で臨んだ方がよさそうです。

いずれにせよ、本体価格以外にこうした出費がかさむのはちょっと残念です。
もちろん、用途によっては全く問題ない場合もありますので、事前に充分ご確認ください。
むしろ、広く利用されるであろう用途に絞って本体価格を抑え、用途に応じて拡張すると言うのは理にかなっているとも考えられます。

GoProの牙城だったアクションカムの世界に一矢を報いるSONYのHDR-ASシリーズ。
細かな不安や割り切らなければならない点は多々ありますが、タフな状況で気軽に動画(静止画も)撮影ができるようになったのは画期的なことです。

実際の撮影はまだ行っていません。
8月上旬には海に出る予定があるので、それを皮切りに(その前にテスト撮影はしたいですが)使用し、使い勝手や写りに関するレビューは実写編にて書いていきたいと思います。

 

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