伊豆アニマルキングダム(バックヤードガイドツアー)
1月26日に訪れた伊豆アニマルキングダムの続きです。
今回は、オプションとして催行されるバックヤードガイドツアーに関してです。
このツアーは土日祭日の10:00~と13:00~の二回(平日は13:00~のみ)行われるもので、各回限定30名、参加料金一人500円のオプショナルツアーです(天候や動物の体調によって中止もあり)。
所用時間は約30分で、普段は飼育員しか入れない施設屋上や飼育室にも入れます。
受付は先着順ですが、事前に予約整理券を取っておいたので、焦る必要はありませんでした。
13:00前に集合場所に出向き、料金を払って参加タグを受け取ります。
そして、13:00になるといよいよバックヤードガイドツアースタート。
まず最初にガイドの飼育員さんから、ツアー全体の説明と注意事項を聞きます。
もともと見学用につくっていない場所へ立ち入るため、皆真剣に説明を聞いていました。
説明を聞いた後、早速通路わきのドアから未体験ゾーンへと入ります。
ドアをくぐると、そこはまさにバックヤード。
従業員用の鉄の外階段を上り、施設屋上へと向かいます。
屋上へと上ると、まず最初にチーターのエリアへ。
先ほどは窓越しに見ていたチーターの親子を、上から直接見ることができます。
ここで、飼育員さんからチーターに関し様々な話を聞きます。
絶滅の危機にあること、血が濃くなることを避けるため、各動物園を回って繁殖させていること、成獣でも体重が40kg~60kg程しかないこと、太らないように特別な肉を与えていること、等々・・・。
野生動物をその生育環境に合わせて飼育することの難しさを感じました。
次に、屋上の反対側に回って、今度はライオンを眺めます。
こちらもチーター同様、様々な話を聞くことができました。
一番印象に残っていたのは、ライオンは狩がとても下手という点でしょうか。
ちなみに、ライオンは一か所に固まってのんびりと寝そべっています。
あそこに固まっている理由も、飼育員さんから聞くことができました。
ライオンの次は、草食動物のゾーンです。
ここから見えるゾーンは直接飼育のエリアですが、それでも動物相手は大変。
攻撃的になって向かってくることもあるので、こちらもムチを持って入るとのことです。
ここで、そのムチを鳴らす実演。
なれると、自分の体の周囲の思った方向で音を鳴らせるとのこと。
乾いたよい音が響きます。
これには、希望者もチャレンジできます。
私もやってみましたが、微かに音が聞こえる程度。
息子もチャレンジしましたが、むなしく空を切るだけでした。
なんでも、ムチの先端が音速を超えた時に音が鳴るとか・・・。
ちなみに、これを自在に鳴らせるようにならないと、草食動物ゾーンには入れないそうです。
ここで、屋上から降り、今度は別のドアから飼育室に入ります。
この飼育室は、ホワイトタイガーのもの。
ドアをくぐると、ツンとした匂いが鼻をつきます。
もちろん、これでも充分に清掃されている状態でのもの。
そうでないと、飼育員さんですら、入ったとたんクラッとすることがあるそうです。
飼育室の檻の前では、肉食獣の餌なども見せ、解説してくれます。
画像は、ダメな人にはダメでしょうから、割愛。
その動物に合わせて、何種もの餌が用意されていました。
檻の中には、一頭のホワイトタイガー。
横たわってこちらを観察しているかのようでした。
近くで見ると、より迫力があります。
以上で、バックヤードガイドツアーは終了。
とても興味深く、また貴重な体験でした。
このツアー、料金を払ってでも参加する意義は充分にあると思いますよ。
次回は、レストランをご紹介します。
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