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朝霧乳業でのバター作り体験

道の駅朝霧高原に隣接するあさぎりフードパーク内の朝霧乳業工場。
ここでは工場見学や売店での飲食のほか、休日限定(2014年1月時点)でバター作り体験も行えます。

お値段は、おひとり(1セット)500円。
これには、つくったバターを塗って食べる特製牛乳パンも含まれています。
1月初旬、遅ればせながら子供たちと体験をしてきました。

バター作り体験

売店で申し込み、しばし待ちます。
すると、バター作りのセットが届き、説明をしてくれます。
作り方は紙にも書かれていますが、丁寧な説明で安心して体験することができます。

真剣な表情で説明を聞く

作り方は単純。
要するに、生クリーム、牛乳、塩の入った容器をひたすら振ります。
特に、最初はひたすら振る、振る、振る!
子供たちも、交代で力の限り振ります。

振る!

振る!

私も手伝いながら、3人がかりで振り続けます。
この時、容器の側面を握ってしまうと中身が暖まり、固まりにくくなってしまうとのこと。
蓋と底を持って振ることが肝心です。

しばらく振っていると、なんとなく固まりを感じることができるようになってきます。
子供たちは、疲れたのか、慣れたのか、先ほどまでよりはリラックスして振っているようです。

まだ振る!

まだ振る!

どのくらい振ったでしょうか。
やがて、バシャバシャとした音がなくなります。
ここからさらに振ると、今度は先ほどまでとは明らかに違う軽いパシャパシャとした音が聞こえてきます。
こうなったら、ひとまず蓋を開けてみます。

蓋を開ける

すると、中央部に明らかな固形物ができ上がっています。
これが、乳脂肪分、つまりバターです!
周囲にある分離した水分(バターミルク)は、慎重に別の容器に移して捨てます。

水分を捨てる

ここから再び蓋をし、20回ほど振ります。
これはリーキングと言い、バターをなめらかにする作業です。
私たちがリーキングを行うと、再び多少の水分が出てきたので、それを捨て、再度振りました。

そして、三度蓋を開けると・・・完成です!
なめらかな表面のバターがそこに。
期待を超えた出来上がりでした。

バター完成!

早速備えつけのトースターで牛乳パンを軽くトーストし、先ほどできたばかりのバターを塗ります。
そして、3人で味わいました。
適度な塩加減とフレッシュなバター。
先ほど昼食を終えたばかりなのに、スルスルとお腹に収まっていきます。

バターを塗って

牛乳パンいただきます

ちなみにこの牛乳パン、小麦粉よりも牛乳を多く含んでいる特製パン。
まさに、パンにもバターにも朝霧高原の恵みがたっぷりです。
バターをつくった容器は、作り方(原材料も記載されています)とともに持ち帰りOK。
ご自宅でも、この楽しさを再現できますよ。

朝霧乳業のバター作り体験、想像以上の楽しさでした!
週末はぜひ、あさぎりフードパークへお越しください。

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