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伊豆半島サイクリング(初日後編)

9月22日(日)~23日(月)にかけて、伊豆半島をサイクリングするイベント「Giro11」に参加した際の日記です。
前回は、道の駅伊東マリンタウンから伊豆急下田駅までのソロランの様子をUPしました。
今回は初日後編、伊豆急下田駅で仲間と合流してから宿泊地までの行程です。

さて、もともと「Giro11」はここからがスタート。
伊豆急下田駅で待っていると、走る仲間やサポートメンバーが次々に到着します。
皆一様に気分が高揚・・・かと思いきやそうでもないメンバーも。
そして、コースの(特に終盤の)キツさをあまり理解していない人もいるようでした。(^^;)

ひとまず、そんな仲間たちと記念撮影をし、スタートします。

出発準備中

記念撮影

この先のコースは、ひとまず国道136号から県道16号に入り、石廊崎を回ります。
その後、差田で国道136号に戻ると、そこから雲見までの約20kmが「マーガレットライン」になります。
雲見から岩地、松崎、堂ヶ島と細かなアップダウンを繰り返し、さらに安良里、黄金崎を越えると、宇久須へと到着します。
ここから、仁科峠手前の西天城高原牧場の家までは、一気のヒルクライム。
標高差730mを10km弱で上る厳しい区間となります。

走りだしから15km程、石廊崎の手前までは細かなアップダウンはあれど、基本的に走りやすい道。
メンバーはフレッシュな脚もあってか、なかなかのペースで進みます。
私は脚をできるだけ使わないよう、二番手集団の付位置で走りました。
海辺の光景は、相変わらず穏やかです。

石廊崎への海岸線

やがて、石廊崎への平均斜度5%弱の上りがはじまります。
こうなると、地脚の差から、集団はさらにバラけます。
伊豆半島最南端の様子を何枚か写真に収めながら石廊崎を通過しました。

石廊崎付近の光景

石廊崎付近の光景

石廊崎までは、まだ何とか余裕があったのです。
しかし、中木手前の辺りから、またも波状的に傾斜の急なピークが続きます。
ここ中木は、以前職場の仲間とよくシュノーケリングに訪れたスポット。
そんな思い出の「ヒリゾ浜」を目にしながらも、写真に収める元気がないまま走りました。

中木を過ぎると差田へ、差田を過ぎると妻良へ、そして妻良からはいよいよマーガレットライン最大の難関が訪れます。
この区間、最大斜度10%の坂が繰り返し現れ、これにはメンバーも相当痛めつけられているようでした。
落居口バス停付近の休憩所で最初の小休止をします。

疲れが見えはじめ

この後、マーガレットラインはアップダウンの小刻みな繰り返し。
上りの斜度が高く、下りも短いため、体力は奪われこそすれ、回復は望めません。
その疲れは、波勝崎手前の伊浜付近、夕日ヶ丘休憩所でピークに達しました。
ここで二度目の休止です。

夕日ヶ丘休憩所

走ってきた海岸線

もうこの辺になると、私も一杯いっぱい。
両腿の内側は何度か攣りそうになり、それをなだめすかして走っている状態でした。
気温が30℃以上と高く、汗は真夏のように噴き出してきます。
もう、写真を撮る余裕もほとんどなくなっていました。
後ろを見ると、走ってきた海岸線の容易ならざる様子がよくわかります。

意を決して出発。
昼食は、松崎で摂ることにしました。
ペースは一向に上がらず、また両腿はついに攣りはじめます。
それでも、だましだまし・・・。

これまた海水浴の思い出の地、雲見の海岸を撮影しようと脚をつくと、両脚が上から下まで一気に攣りました。(^^;)
撮影後、手で膝の裏側を持ち上げてペダルに載せます。
でも、雲見は最も美しい湾のひとつなので、撮影できて満足です。

雲見の海岸

雲見を過ぎると、岩地。
ここはこの夏、家族で知人と海水浴を楽しんだ地です。
岩地の先からは、次の休憩地松崎がよく見え、勇気をもらえました。

松崎が見えた

倒れ込むように松崎に到着。
脚はもう限界に近いと思われます。
漕げない訳ではなく、攣りが・・・。
情けない限りです。

それでも、松崎で仲間数名と中華料理屋に入り、ラーメンを食べるといくらか回復。
体力と気力が戻ってきます。
仲間とシェアしたガーリックチャーハンもきいたのかもしれません。
辛い時こそ、食べるというのはやはり真実です。

このラーメンに救われる

程なくして、仲間と松崎を後にし、宇久須へと走ります。
ここから宇久須のセブンイレブン(上り前の分岐)までは10km程。
脚の攣りもなく、調子はまずまずに戻ってきました。
やはり、足りなかったのはエネルギーと塩分だったのでしょう。
もちろん、水分もですが。

やがて、宇久須のセブンイレブンに到着。
ここから県道410号を上るのですが、これが最初から懸念されていた激坂です。
距離にして10km、平均斜度7.2%、最大斜度は14%を超えます。
少なくとも、これだけ痛めつけられた脚で上る坂ではありません。

セブンイレブンでの補給とともに、サポートに預けたバッグからサンダルを取り出します。
脚が攣れば、すぐに歩きに切り替えるためです。
歩いてでも宿に辿り着くという、意地?もありました。(^^)

川沿いの道、最初の2km程は平坦か比較的緩い傾斜。
そこから、坂道が一気に立ち上がります。
残り8kmの平均斜度は、なんと9%程!

ダンシングで1kmちょっと上った頃でしょうか。
数名が休んでいるところにたどりつきました。
私もたまらず、そこで自転車を降ります。
これで、ジ・エンド。
もうこれ以上乗ると、脚の攣りが酷くなりそうです。

サンダルを出し、レーサーシューズを脱いでブレーキブラケットにぶら下げます。
そして、10%、12%、14%と現れる斜度表示を見ながら、ひたすら歩きました。

この斜面を歩く

歩くと言っても、この斜度だと楽ではありません。
比較的緩い部分は3km/h程でメーターの速度表示がされますが、キツイ部分では感知せず。
それでも、汗を垂らし、時折休みながらなんとか歩き続けます。

途中、頑張って上っているメンバーに何度も出会い、声を掛け合います。
皆それほど速くは上れないため、極端な差はつかなかったようです。
標高が高くなり、時間が経つにつれ、気温は下がってきます。
夕陽が西の空低くなってくる頃には、気温は21℃まで下がり、風も吹いてきました。

夕陽の光景

それでも汗だく、喉も乾きます。
一度、サポートの車にドリンクを補給してもらいました。
そして、歩くこと2時間程、ようやく今夜の宿である西天城高原牧場の家に到着しました。

挫折感一杯の私は、仲間のねぎらいの言葉にも力なく応えるだけ。
風呂に入り、汗を流してようやくひと心地つきました。
私の後に到着したメンバーも多数。
暗くなった峠道を歩いてきたとのことで、徒歩でもゴールはゴールと思いなおすことができました。

夕食は、サポートメンバーがピックアップしてくれたケータリング。
思いのほか豪勢で、皆一様に喜んでいました。

夕食

食事にビール、楽しい話と満たされ、ドラマの最終回を見ると、今度は眠気が襲ってきます。
体はまだ火照った状態で、すぐに寝つけるかは不安でしたが、就寝。
長い一日が終わりました。

結局、この日の走行距離は約128km。
そのうち7kmは歩きなので、サイクリングは実質120km程でしょう。
獲得標高は2,920mですが、これも歩き区間を考慮すると、実質2,300m程と思われます。

この日のコースは、以下の通りです。

以下、二日目へと続きます。

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