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富士山五合目サイクリング

6月17日(日)に、サイクリングに行ってきました。
前週中ごろに入梅し、当初の予報では日曜日の天気は曇り。
ところが、週末近くなってくると、予報は晴れへと修正、天気がよいようです。
それならばと、ひそかに五合目サイクリングへのチャレンジを心に決めていました。
ただし、断念した際に恥ずかしいので、周囲には秘密です。(^^)

土曜日夜、妻と話しお昼までの時間をもらいます。
楽しみに床に就き、翌朝5:30に起床。
天気を疑いもせず準備し、家を6:00頃に出ます。
すると、天気は曇り、富士山も雲の中です。
それでも、雨が降りそうではなかったので、予定通り出発します。

この日の自転車は、C-40をチョイス。
型は旧いですが、上り坂での性能はもう1台よりよさそうだからです。
近所のコンビニで朝食兼補給食の調達。
補給食はポケットサイズの羊羹で、これが優秀なのです。
しかも、1本58円と、お手頃。
朝食には、おにぎり一つと菓子パンを食べます。
この日の自転車 補給食

本格的なスタート前に、今日のコースをイメージします。
自宅は標高160m地点にあり、富士山五合目(富士宮口)は標高2400m地点です。
つまり、この日の標高差は2140m。
これを36.5kmかけて上るので、平均斜度は5.86%。
しかし、最後の13km(富士山スカイライン)は、平均斜度7.23%と厳しく、そこは未体験ゾーンです。(^^;)
時間的な制約もあるので、途中で休んでいる時間がないことも課題です。

課題といえば、もう一つ、私の体型です。(^^)
朝、体重を測ると82.4kgでした。
私の身長は175.0cmですので、BMIは26.9と立派な肥満です。
この身体を持ち上げるのですから、それも不安要因です。

前置きが長くなりましたが、要するに失敗の理由を先に考えています。(^^;)
コンビニをスタートすると、曇り空の下を国道469号から県道180号(登山道)へと進みます。
登山道を上りはじめ、篠坂の交差点を過ぎると、この日もオートバイの爆音が轟いていました。
前回走ったときよりは台数が少ない気がしましたが「ひっかけてくれるなよ」と願いながら進みます。

やがて、一合目(標高1000m)地点に到達。
この先、看板ごとに写真を撮ろうと、ひとまず自転車を置いて撮影します。
この付近の気温は15℃と暑くもなく寒くもなく、ありがたい限りです。
ひとまず一合目

ここを過ぎると、次の目標は西臼塚駐車場へと変わります。
西臼塚までは、5km弱。
力を温存しながら進みます。
自宅出発から1時間43分(走行時間)経過で、西臼塚駐車場に到着です。
全体的に雲がかかっていた(というより、雲の中?)ので、ここは素通りしました。
西臼塚は雲の中

次の目標は富士山スカイライン入り口。
西臼塚駐車場からは3.5kmの距離です。
9%くらいの上り坂がいくつかありますが、難なく進みます。
そして、これまでの最長地点、富士山スカイライン(登山区間)入り口に到達です。
ここへの到達時間は2時間4分30秒、前回より3分ほど遅いタイム。
カーブを曲がると、すぐに元の料金所があり、ここが登山区間のスタートです。
登山区間スタート

ここからは、未知の世界&7.23%の平均斜度。
覚悟を決め、インナーローでそろそろ進みます。
私の自転車はローギアが23T、本来なら25Tくらいほしいところですが、いまさら言ってもはじまりません。
上りはじめると、天気は晴れに!
富士山もその姿をくっきりと現し、やる気を盛り立ててくれます。
晴れと富士山!

登山区間に入ると、五合目までの残り距離をカウントダウンする標識が道端に立っています。
おおよそ200mごとにカウントダウンしてくれるので、精神的に楽です(私にとっては)。
ここからは、時間との闘いです。
帰宅を11:30とすると、五合目には遅くとも10:30までには着きたいところ。
13kmからカウントダウンされる数字は、12km、11km、10kmと順調に減っていきます。

思ったほどきつくはならない傾斜を進むと、残り10kmを過ぎ、やがて二合目(標高1600m)に到達します。
ここでも写真を撮って出発です。
富士山二合目

標高1600mということは、まだあと800m上らなければいけません。
残りの距離を考えると、どこかに斜度のきつい区間があるはずです。
そんな不安を抱えながら、看板のカウントダウンを見て上ります。

すると、恐れていたものがきました。
残り7km弱の地点から、急に傾斜がきつくなります。
しかも、それが連続し、所によっては確実に10%を超えています。
特に、カーブのイン側はきつく、インナーローでも必死です。(^^)
どこまで続くのかわからないこの傾斜に、速度は5km/h程度まで落ち、汗を流しながら上り続けました。
精神的には、一番辛いポイントだったかもしれません。
辛いポイント

やがて、残り5kmの看板が現れる地点で、この急傾斜は一区切りつきました。
ホッと一安心ですが、残りどのくらいの高さを上るのか、気になります。
すると、まもなく富士山三合目の看板、標高は2000mです。
「あわてず、ゆっくり」との言葉がありますが、言われなくてもゆっくりです。
残り5km 富士山三合目

距離は5km弱、標高差400mということは、残りの平均斜度は8%強。
まだまだ安心はできませんが、ひとまず上りやすくなった道を進みます。
この辺りから、林が切れて眺めがよいポイントも出てきます。
眼下に広がる雲海も、走りながらチラッと見ました。

何しろ、ここからは看板の数字との勝負。
4km台、3km台と、200mごとの看板をにらみつつ我慢の上りです。

途中、工事現場がいくつかあり、3月に発生した土砂流出の復旧工事が進んでいました。
下を覗くと、その部分だけベルト状に木々がなぎ倒されているのが分かります。
自然の驚異を改めて感じました。
なぎ倒された木々 工事現場

我慢を続け進むと、残り1.5kmを切ったところで、富士山四合目(標高2300m)の看板です。
あまりにも出てこないので、四合目は縁起が悪いのでないのかと思っていたら、ありました。(^^)
五合目が2400mなので何故?とは思いましたが、そんな細かいことを言っている余裕はありません。
さっさと写真撮影をして、残りを急ぎます。
富士山四合目

まもなく、残り1kmの看板です。
泣いても笑っても、あと1km。
ホッとしたのもつかの間、最後の500mはまたしてもキツイ坂でした。
最後の力が振り絞れず、かろうじて転ばないほどの速度で進みます。
あと1km!

やっとのことで、五合目着。
バス用の駐車場を越え、一般車駐車場へ。
ここまでの走行距離は自宅から36.6km所要時間は3時間40分30秒(走行時間のみ)です。
平均時速は、9.9km/hと、10km/hを割り込んでしまいました。(^^;)
ちなみに、写真を撮ったり、自宅そばのコンビニで買い物をした時間を合わせると、自宅からの時間は4時間ちょっとです。

少々して落ち着いた後、売店前に立っていた看板を入れて撮影。
居合わせた方にシャッターを押してもらい、自分と自転車も撮影しました。
これで、証拠は残りました。(^^)
富士山五合目 記念?撮影

落ち着いてゆっくり景色を見渡すと、富士山頂がすぐそこに見えます。
ちょっと歩けば到達できそうですが、それは明らかに錯覚でしょう。
ここからの標高差は1400mほどですが、その1400mは想像を越えているのでしょうね。
反対側を見下ろすと、雲海。
先ほど通ってきた西臼塚の辺りが雲の中でしょうか。
ちょっと、飛行機に乗っているような錯覚を起こします。
富士山頂 雲海

五合目の自販機でスポーツドリンクを買って飲み、10:30前に出発します。
それほど気温は低くなく、陽射しが暖かに感じましたが、下りはじめるとやはり空気は冷たいです。
路面状況はよいのですが、何しろカーブがきつく、時速40~50km/h位でゆっくりと下ります。

先ほど苦労した地点を思い出しながら、ひたすら下ること13km、登山区間入り口に到着。
右に折れてまたひたすら下ります。
ブレーキシューが削れ、粉末がフレームに飛び散るほど下って、11:30前に自宅着。
富士宮市内は相変わらずの曇り空でした。

走行距離73km強、最高速度は65km/h。
最終的には、平均速度が15.7km/hまで上がっていました。
シャワーを浴びて体重を量ると、2kgほど減。(^^)
その後、食事を取り、体重は元に戻りました。(^^;)

心地よい疲労感と達成感を味わえたサイクリングでした。
でも、一部富士市に入っただけで、ずっと富士宮市内なんですよね、このサイクリング。(^^)

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コメント

あさぎりさん!

断念したときのことを考えて周囲には内緒なのがいいですね。
達成したので今度はあらら!ご自分のお顔しっかりお披露目ですか。うふふっ
でもわずかの時間に体重が2kgの増減とは驚きですね。
お疲れ様でした。
(^0^)/~~see you again!

投稿 misa | 2007/06/24 21:20

misaさん、ありがとうございます。
基本的に見栄っ張り&弱気なもので・・・。(^^;)
自分のお顔は、あまりお見せするようなものではないのですが、証拠です。(^^)
さすがに、しばらくは再チャレンジ、したくありません。

投稿 あさぎり | 2007/06/25 07:15

あさぎりさん、凄い、すごい!偉いなぁ(^_^)v(私がVサインしてどうするの?)
読み進んでドキドキしますよ。息切れしてきます。

記憶がはっきりしていて、その上実況アナウンサーがついて行っているような(*^_^*)

新五合目、車で行っても遠いですよ~。
旧料金所のカーブからさぞやきついと思います。車で、上っていく自転車を追い越すの気が引けます。息遣いが聞こえますもの。
上りは辛抱で、下りは恐怖ですね。
やっぱり、あさぎりさん、すご~い。

ふじでこのご縁で。ずいぶん時間経過のコメントですがm(_ _)m

投稿 TERUSAN | 2007/12/17 13:54

TERUSANさん、ありがとうございます。(^^)
私も再度読み直して、息切れがしていました。
実際、身体で覚えた感覚は、翌日記事にしていても鮮明に思い出されます。
今思えば、こう書いておけばよかったなぁなどということもあります。

そうなのです、旧料金所のカーブから先、特に残り7km~5km辺りが最も辛い地点でした。
ここまで、相当走ってきていますしね。(^^)
でも、五合目到着の充実感は格別でした。

本当に、ありがとうございます。(^^)

投稿 あさぎり | 2007/12/17 14:22

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