大室山西展望台サイクリング

もはや単なる記録、忘備録となっていますが、ブログタイトルもWEB日記なのでご容赦ください。

昨年、12月25日(日)に、サイクリングに行ってきました。
この前の週、デローザさん、みかん、ビビさんとの富士山一周+パノラマ台サイクリングで燃え尽きた感があったこの年。
しかしまだ締めには早いと6:30過ぎに家を出ます。
門限は10:30なので、実質的には3.5h程の走行時間で平均速度を考えても富士ヶ嶺周遊がせいぜいです。
ジャージ背中ポケットにはいつものCanon PowerShot G9 Xが入っています。

前週比較的調子が良かったので期待して臨んだ朝霧高原への上り。
しかし、富士ミルクランド到着時の実走行時間は、これまで通り。
出発前にフルティフォームを吸引し忘れたのが原因か?
だとすれば、前週の好調は完全にドーピングです。

富士ミルクランド

どうにか1時間は切っていますが

この日の風景は、楽しむと言うにはほど遠いもの。
前週4人の時は全方位から、そして朝から夕方までしっかりと富士山を楽しめたのに、一人になったとたんこれです。
行いが・・・と言う論争には、もはや参加できそうにありません。
前週デローザさんが最後の写真を撮ったポイントで振り返りますが、その違いは歴然でした。

富士山見えず

前週の写真がこれ

下が行いの善い方の写真、上が・・・以下略

特に見るべきものもなく、淡々とペダルを回します。
でも、これはこれで考え事にはピッタリ。
ゆったりと富士ヶ嶺交差点を通過、時間的には大室山西展望台まで行けそうです。

やがて、展望台到着。
一応本栖湖を望む光景をカメラに収めます。
タイムは、相変わらず平々凡々。
ここにきての気温は0℃で、これも前週のコンディションとはだいぶ異なります。

大室山西展望台からの眺め

気温は0℃

さて、帰り。
門限もあるので、ペダルを回しながら下ります。
富士ヶ嶺付近まで走ると、雲間から富士山が。

富士山見えた

これはこれで幻想的な光景。
多少テンションを上げ(遅い)、国道139号から上井出、北山と下り自宅へと戻りました。

この日の走行距離は71.07kmで獲得標高は1,234m、実走行時間は3時間10分27秒で平均速度は22.3km/hでした。
門限まで20分を残して終了した燃えカスサイクリングでしたが、それでも走りたいのは困ったものです。

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雪景色の朝霧高原

雪の朝霧高原牧草地と富士山

雪の朝霧高原牧草地と毛無の山々

1月8日(日)昼頃から降り出した雨は、朝霧高原の標高700m以上の地点では雪となりました。
その雪は予想よりも勢いが強く、夜半過ぎまで降り続きました。
この時、少なからずの人の頭をよぎったのは、二年前の2月に降った大雪のことです。

しかし、今回の雪は幸いにしてその時のようにはならず。
除雪作業をスムーズに行ってくださったこともあり、翌9日の昼前の時点で主要道路はノーマルタイヤでも問題ない状況に。
ちょうど朝霧高原での打ち合わせがあった私も、雪景色を楽しみながら訪れることができました。

あさぎりフードパークそばの農道から見た牧草地越しの富士山は半分隠れていましたが、久々の雪景色は広大な景色をまた違った趣にしてくれます。
そして反対側、毛無の山々を見ると「これはいったいどこの国だ?」といった風情。
いずれの写真も撮影はCanon EOS M3+18-55mmキットレンズです。

この日は気温も高く、積もった雪はどんどん緩く、重くなっていきました。
上にも書いた通り、路面の除雪はすっかり終わり、通常の走行に雪の影響はありません。
しかし、これから一週間ほど強い冷え込みとの予報。
朝晩の凍結は予想されるため、十分ご注意ください。

あさぎりフードパークで8日に行われるはずだったどんど焼きのイベントは15日(日)に延期。
まだ雪の残る朝霧高原を愛でながら、是非ご参加ください。

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運と機材頼りの「月面X」

2017年1月5日の月面X

昨日(1月5日)、打ち合わせを終えた朝霧高原でふと外に出て空を見ると、月が浮かんでいます。
きれいな上弦の月に、思わず車からカメラを取り出しました。

機材は偶然積んでいたCanon EOS 7D Mark ⅡSIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporaryです。
35mm判換算で960mm相当の画角になるこの組み合わせで、月を狙います。

狙うとは言え、いつものズボラ撮影。
手持ちでISOは400に固定、絞り優先f8.0、月面のクレーターが写るようにと露出補正-2段です。
カメラが設定したシャッター速度は1/100秒でした。

換算960mmで1/100秒手持ちは厳しい条件ですが、レンズ手ブレ補正機構のおかげもあり(拡大するとブレはあるものの)ひとまず撮影ができました。
素人が適当に撮ってこれだけ写るのですから、大きく、重くとも、やはりこの機材の破壊力は凄いと実感します。

こうして撮影した画像を拡大して見ると、なんと月の断面に“X”の文字が浮かび上がっているではないですか!
本当に偶然ですが、この時は通称「月面X 」が見られる日、そして時間帯だったのです。

写真はトリミングしていますが、それをせずともわかる程に、この日のそれははっきりと見えていました。
もちろん、肉眼では月が小さく、そして明るすぎて見えませんが・・・。

以前はSNSで情報を得て、狙って撮った月面X。
たまたま持っていた機材で何気なく撮った月にそれが見えたことで、なんとなく嬉しくなった夕暮れでした。
何かよいことあるかな? あるといいなの2017年です。

 

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富士山本宮浅間大社に初詣

富士山本宮浅間大社拝殿

1月3日(火)の昼過ぎ、一仕事を終えて家族とともに富士山本宮浅間大社に初詣。
毎年のことですが、お参りと縁起物の調達です。

これ以上ない天気と美しい富士山。
私は肩からCanon EOS 5D Mark ⅢEF85mm F1.2L Ⅱ USMを提げて。
息子はサンタさんに貰ったCanon IXY 180を腰につけています。

そこここでカメラを構えるのが二人になってさらに鬱陶しいとは妻の弁。
ま、それはそうでしょうね。

穏やかな空気の流れる浅間大社境内には、賑やかな神輿も。
息子も目を輝かせて撮影していました。

おみくじは私と娘が末吉、妻と息子は大吉。
これは家庭内での力関係か?
少し悔しかったので、持ち帰らずに結んできました。

なにはともあれ、こうして新年に家族そろって詣でられるのは嬉しいことです。
末筆になりましたが、皆様の平成29年が幸多き年であることを願っております。

富士山本宮浅間大社参道

神輿

カメラマン2

神籤をひいて

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新年明けましておめでとうございます

2017年富士山からの初日の出

2017年が明けました。

新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

今年も元旦は快晴。
例年通り朝霧高原へと出向き、富士山から昇る初日の出を撮影してきました。
あさぎりフードパーク、道の駅朝霧高原からは多くの方々が初日の出を楽しんでいらっしゃいました。

撮影はCanon EOS 5D Mark Ⅲ+EF100mm F2.8L MACRO IS USMです。

2017年が皆様にとって幸多き年であることを願っております。

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SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary(導入編)

今回ご紹介するのは、デジタル一眼レフカメラ用超望遠ズームレンズです。
SIGMA(シグマ)社のこのレンズは、35mm判フルサイズ対応で手軽に超望遠域を楽しめるとあって人気のレンズ。
開放F値こそ明るくはないものの、このレンズでなければ味わえない領域(価格面含め)があることも事実です。

私はかつて同社のSIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM(以下50-500mm)を愛用していました。
このレンズは10倍ズームの利便性(大きく重いですが)を持ちながら画質もほどよく、気軽に超望遠域を楽しめる点では当時唯一無二のものでした(同社の150-500mmもありましたが)。

しかし、その後TAMRONからさらに望遠端を伸ばした150-600mmの超望遠ズームレンズが発売され、さらにSIGMAも同焦点域のズームレンズを二機種発売するなど、この種のレンズも活況を呈してきました。
何しろフルサイズ対応で500mm、600mmといった焦点域のレンズをCanon(キヤノン)純正で手に入れようとすれば、単焦点で80万円以上ととても手の出る価格ではありません(少なくとも私には)。
ちなみに、Nikon(ニコン)には、フルサイズ対応超望遠ズームレンズ、AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRがありますが、これはTAMRONのOEMではないかと推察されています(真偽は不明)。

そんな中、使用頻度や費用捻出の面から一旦は50-500mmを手放した私ですが、富士山に絡めた月や太陽の写真を撮る際にはやはりこの手のレンズが必要と感じ、主にCanon EOS 7D Mark Ⅱ(以下7D2)と組み合わせて使用すべく再度入手することにしたのです。

入手にあたっての候補は三つ。
SIGMAの150-600mmがSportsContemporaryの二機種、それに加えTAMRONの150-600mm(Model A022)です(2016年10月現在)。

TAMRON Model A022は同年9月に発売されたばかりの改良型。
それまでのモデルよりAF速度や描画が改善されたとの評判でした。
しかし、発売後間もないため価格が高かったこと、またズームリングの回転方向がキヤノン純正レンズと逆(ニコンと同じ)であること等から、今回はSIGMAの二機種から選ぶことにしました。

SIGMAのレンズ二機種の焦点距離、開放F値はどちらも同じ。
Sportsは主に金属製の鏡筒で、フードも含めがっちりした造り。
レンズ前面近くに大きなFLDガラス二枚を使用し、描画にも定評があります。

これに対しContemporaryはエンジニアリングプラスチックを多用したボディで(比較的)軽量。
FLDガラスはマウント近くに一枚ですが、前面にSLDガラスを使用し、描画に関してはSportsに引けを取らないとの評判です。

双方の重さはSportsが2.86kgに対しContemporaryが1.93kg。
そして、実勢価格には7~8万円程の開きがありました(2016年10月現在)。

ずぼら手持ち撮影がほとんどの私は、価格面も含め迷いは少なく、SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary(以下150-600mm)を選択しました。

相変わらずどっしりとした箱を開けます。

SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporaryパッケージ

取り出したレンズはやはり重量級で巨大ですが、50-500mmで慣れていたせいもあり、違和感はありません。
50-500mmが重量1.97kgでしたから、ほぼ同じと考えてよい重さです。

SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary

見た目の印象は、少々ツルンとした感じ。
50-500mmのメカメカしさとはよくも悪しくも異なります。
おそらく、フォーカスリングが細く、控えめなデザインになっていることも大きいでしょう。

大きさを比較するため、Canon純正のEF-70-200mm F2.8L IS Ⅱ USM(以下70-200mm)と並べて見ます。

EF-70-200mm F2.8L IS Ⅱ USMと比較

こうして見ると、サイズ感にそれほど差はありません。
もちろん、150-600mmの方が長いですし、重量も440g程大きくなります。
それでも、これなら何とか手持ちで振り回して使えると(少なくともこの時点では)思いました。

側面にあるスイッチ類を見てみます。

SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary

フォーカスリミッターは被写体との距離10mを境に切り替えることができます。
最短撮影距離が2.8mであることを考えると、この距離はやや微妙です。
明確に遠景を撮ると決まっているとき以外はFULLで使用することになります。

OS(手ぶれ補正)モードは1(通常)、2(流し撮り用)とOFFが選択でき、これは50-500mmと同様です。
流し撮り時のアルゴリズムは新しくなっているとのことですが、私はこのレンズで流し撮りをしない(少なくとも現時点では)ためよくわかりません。

フォーカスモードはAFとMF以外に、MOが追加されています。
モードをAFにセットしておいても、ピントリング操作で即座にマニュアルフォーカスできる(フルタイムマニュアルフォーカス)ことに変わりはありませんが、コンティニアスAFの最中でもそれが可能になるのがMOモードです。
モータースポーツや動物等を撮る際には上記流し撮り用OSモードとともに役立つのでしょうが、風景メインの私には使う機会がなさそうです。

ズームリングすぐ後ろにあるズームロックスイッチは、ズームリングに刻印された焦点距離ごとにロックすることが可能になりました。
50-500mmは広角端のみでのロックだったので、この点は一歩前進です。
任意の位置でロックできればなおよかったのですが、そこは今後に期待でしょう。

おっちょこちょいで臆病な私は、レンズ前面に保護フィルターを装着します。
このレンズのフィルターサイズは95mm。
さすがにこの大きさになるとフィルターも高価ですが、価格とのバランスを考え、Kenko MC プロテクター NEO 95mmを購入しました。

Kenko MC プロテクター NEO 95mm

フィルター、フードを装着したレンズを、7D2にセットします。
ううむ、やはり迫力。
全体的にプラスチッキーな感じ(実際プラスチックですが)は否めませんが、それでも存在感は抜群です。

Canon EOS 7D Mark Ⅱ+SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary

Canon EOS 7D Mark Ⅱ+SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary

さて、眺めていても何も写らないので、覚悟をもって持ち出します。
私の場合、車での移動がほとんどなので、そこから取り出すまでは大きさ、重さをそれほど気にせずに済むのが幸いです。

まずは、試し撮りです。
持ちやすさで言うと、50-500mmの方がしっくり来た気がします。
それは慣れかもしれませんが、形状的なものかもしれません。
ただ、重さに関しては、実際の撮影でも過度なストレスにはならず、バッテリーグリップを装着していない7D2とのバランスも悪くありません。

ファインダーを覗いてまず最初に感じたのは、OS(手ぶれ補正)の動作に関してです。
50-500mmではシャッターボタンを半押ししてフォーカスロックするとファインダー像が安定し(ゆったりと動くのですが)OSの効果を実感できたのですが、150-600mmのそれは本当に効いているのか?と思う程安定してくれません。
正直、壊れているのではと疑心暗鬼になり、何度もスイッチを切り替えて試した程でした。

そんな状況ですが、OSは確かに動いているようなのです。

OSモード1

OSオフ

上の写真一枚目はOSモード1にて撮影、二枚目はOSをOFFにして撮影したものです(いずれも望遠端、シャッター速度1/200秒)。
手持ち撮影なので構図はズレていますが、できるだけ脇を締め、手ぶれしないように撮影しました。

撮影した結果を見てみると、確かにOSモード1は効いていることがわかります。
しかし、ファインダー内での像の暴れにはほとんど違いが見られず、構図を定めるのに大変苦労しました。
実際、デフォルトでの設定はファインダー像の安定よりシャッターを切った瞬間の補正効果を優先し、最大化したものとのことです。

実は、シグマのレンズには、同社のUSB DOCK(USBドック)を用いてカスタマイズできる機能があります。
この設定の中にOSのモードに関するものがあり、それを“ダイナミック”に変更するとよりファインダー像が安定するとのレビューもあります。
そこで、実際にモード変更をして試したいのですが、それだけのためにUSB DOCKを購入するのも躊躇われました(実勢価格4,000円程度)。
そのため、しばらくはこのまま使って慣れたいと思いますが、AFリミッターの設定等も含め、いつかはUSB DOCKを入手することになるかもしれません。

上記ファインダー像の安定という面からも、少なくとも現設定での風景撮影においては、50-500mmに比べ三脚の使用頻度が高くなる傾向にあろうかと思います。
もっとも、望遠端+100mmもあるので、そうした方がよい面もあるのでしょうが。

その望遠端を実感するために、富士山の撮影をしました。
撮影地は富士市岩本の茶畑からです。

広角端150mm(換算240mm)で撮影

500mm(換算800mm)で撮影

望遠端600mm(換算960mm)で撮影

相変わらずの手持ち撮影で失礼致しますが、一枚目の写真は広角端150mm(7D2はAPS-Cなので換算240mm)での撮影。
二枚目は50-500mmの望遠端に合わせ500mm(換算800mm)での撮影です。

そして三枚目は今回のレンズの真骨頂、望遠端600mm(換算960mm)での撮影。
500mmとの差がお判りになりますでしょうか。
都市部のビル等を撮ればもっと明確に違うのかもしれませんが、そうした環境にいないのでいつも富士山(剣ヶ峰)が基準になってしまいます。

お次は、解像感です。
いくら廉価版ズームレンズと言っても、そこはフルサイズ対応レンズ。
シャキッとした写りには期待したいところです。

まずは、月を撮ってみました。

望遠端600mm(換算960mm)での撮影

上の写真等倍切り出し

くどいようですが、これも手持ち撮影です。
空にポカンと浮かぶ月を望遠端で撮影します。
一枚目の写真はノートリミング。
二枚目の写真はその一部を等倍切り出ししたものとなります。

手ぶれ補正のファインダー像は相変わらずですが(設定を変えていないので当然)、手ぶれ補正自体はよく効いてくれているようです。
もっとも、この時の設定は絞りf8でシャッター速度1/640秒ですから、それほどブレにシビアな状況ではありません。

等倍切り出しでの画像を云々いうことには賛否がありますが、デジタル時代の昨今、トリミングも積極的に行うケースが多いため、私もつい気にしてしまいます。
もちろん、手持ちの単焦点レンズ等と比較すれば解像感は明らかに劣りますが、焦点距離、被写体との距離を考えれば贅沢は言えません。
充分納得の範囲です。

もうひとつ、冠雪の富士山でも望遠端撮影、等倍切り出しの例を掲載します。

望遠端600mm(換算960mm)での撮影

上の写真等倍切り出し

一枚目の写真に写っている飛行機は、肉眼では全く見えませんでした。
ファインダーでも気づかず、パソコン上の画像ではじめて確認できました。
そう言う意味では、やはり600mm恐るべしです。

そして、一枚目の写真から剣ヶ峰付近を等倍切り出ししたのが二枚目の写真です。
剣ヶ峰に向かう「馬の背」の柵も写っているのがお判りいただけるかと思います。
さすがに等倍切り出しで旧富士山測候所のディテールを見て取るのは難しいですが、ここまで写るのであれば三脚+二倍テレコン等も試してみたくなります。

このレンズ、私の場合使用頻度は高くないものの、やはり一本あって損はないものだと再認識しました。
空気の澄んでいる冬場は、こうした超望遠レンズの出番が多くなります。
そんな光景をこれからどんどん撮ってご紹介できればと思います。

あくまでも現段階でのイメージですが、以下の通りです。

・質感は50-500mmの方がやや上か。しかしチープな感じはしない。

・大きさ、重さは許容範囲。

・三脚座は少々頼りない見た目だが、アルカスイスプレート装着で違和感なし。

・望遠端の写りは50-500mmのそれと比べそん色なしだが、やはり一段絞りたい。

・7D2との組み合わせでのAFスピードは大きなストレスなしで精度はまずまず。

・デフォルト設定での手ぶれ補正時ファインダー像は安定しない印象、設定変更したい。

・望遠端600mmはやはり強烈、圧縮効果もインパクトあり。

・持ち出すのは億劫だが、あると楽しいし撮影の幅も広がる!

私的には最後の点がほぼすべてです。
これだけ持ち出すのが億劫なレンズも珍しいですが、やはりこれでないと撮れない写真があることも事実です。
つまり、私にとって必要なレンズと言うことでしょう。

今後に向けては、フルサイズセンサーのカメラ(Canon EOS 5D Mark Ⅲ)での撮影や、シグマ純正のテレコンバーターUSB DOCKなども追加し、その真価をさらに高めていきたいとも思います。
特に、50-500mmと比較して大きく違和感のあるOSの効き(と言うよりファインダー像の安定)に関しては、是非とも他のモードを試して再評価したいと思っています。
つまり、結局はUSB DOCKが必要ということですね。

「600mmで何を撮るか」目的を明確に持って入手すべきレンズだと思いますが、その世界に興味がある方は是非一度味わってみてください。

  

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富士山一周サイクリング(後編)

12月18日(日)に“朝霧高原&ADT+B”で走ったサイクリングの後編です。

後方で脚攣りに苦しむデローザさん程ではないにせよ、脚をほぼ使い切って山中湖に到着した私。
コンビニ駐車場でびびさんの姿を見て少し元気が出るものの、しばらく休みたい気分。
この後すぐの三国峠へのアプローチは難しいと思われました。

そこで、パノラマ台行きをパスし、追ってくるデローザさんをここで待つとみかんに申告。
ところが、みかんは許してなどくれません。
そして、デローザさんからも「自分を待たずに上ってこい」との命が。
つくづく、生かさぬよう殺さぬようの二人です。

しばらく駄々をこねましたが「あさぎりさんのペースなら5分位ですよ」との言葉についフラフラと立ち上がってしまいます。

コンビニをスタート

ひとまず横断歩道を徒歩で渡り、その先で自転車に跨ります。
序盤はほぼ平坦。
この後ちょっと上るだけかな?と相変わらずのお人好しは多少楽観。
しかし、その楽観はすぐに落胆へと変わります。

「あのカーブを曲がれば」は詐欺ローディーの慣用句。
カーブを曲がるとその先は次のカーブでしかありません。

パノラマ台へ

びびさんはみかんコーチから変速アドバイスを受けながら、スイスイと上っていきます。
そんなペースに私はつけず。
上の写真は演技でも何でもなく、まさに縁起でもない状況でした。

しかし、終わりのない上りはありません。
いや、坂はまだ上っていますが、ひとまずこの日の目的地であるパノラマ台に到着しました。
ここからの富士山を愛妻びびさんに見せたい。
そんなみかんの心が届いたのか、多少雲が出て、気持ち霞みながらも、この気温では文句なしと言える光景がそこに広がっていました。

パノラマ台にて

ひとしきり絶景を楽しんだ後、鬼のみかんコーチは言葉巧みにこの先まで上らせようとしますが、びびさんと私はもうその手に乗るほど彼を信頼していません。
デローザさんが待っていることを口実に、ここでUターンして下ります。

下りで先行し、デローザさんが待つセブンイレブンへと到着した私。
そこには、すっかり復活の狼煙をあげているデローザさんの姿がありました。
塩分補給か、珍しくスナック菓子をパクつくデローザさん。
私もここで肉まんを補給し、あさぎりフードパークまでの走りに備えます。

やがて、みかんとびびさんも到着。
補給を終えた一行は、山中湖畔のサイクリングロードへと出ます。
実は、私は平野からサイクリングロードに出るのは初めて(パノラマ台もそうでしたが)。
今までは車道を走り、ママの森を越えていました。

サイクリングロードには土や木の葉が被っている場所もありましたが、平坦で快適。
皆リラックス、のんびりムードで撮影をします。

山中湖畔にて

私も撮ったのですが、みかん撮影の写真(カメラはデローザさんのもの)の方がよかったので拝借しました。

当初予定では、ここから河口湖、西湖と湖畔北岸を走り、国道139号経由で朝霧高原へと向かう予定。
しかし、冬至三日前のこの日、日没の時間を踏まえるとそのコースではゴールが真っ暗になりそうです。
そこで、国道138号から139号直進、鳴沢から県道71号コースを提案、最短コースがよいと言うびびさんのご意向もあり、それで行くことになりました。

山中湖畔を離れると、平坦な国道138号。
もちろん、ここではみかんも先ほどまでのような走りはせず、ほぼ私の先頭固定でゆったりペースを維持します。
ありがたいことに追い風気味。
使い切った脚ですが、何の問題もありませんでした。

国道139号に入っても、秋季と異なり車の数は少なめ(一応厳冬期なので)。
しかし、片側二車線になると、いつもながら路面が荒れて走りにくいことこの上ありません。
石畳かと思うような路面を、我慢しながら進みます。

そして、この頃からでしょうか。
我々の後ろに一人のサイクリストがつきます。
ゆったりペースの私達に先行するのかと思いきや、そのまま追随。
私は先頭を走っていたためこの時はよくわかりませんでしたが、この“小僧”は14歳の少年でした。

河口湖大橋への分岐を過ぎると、道は次第に上り坂に。
出力を変えずに走るため、斜度が増すと遠慮なく速度は落ちます。
そんなペースにも小僧は追随。
どうやら前に出て先に行く気はなく、一緒に走りたいようです。

道は再び片側一車線に。
短い上りと平坦が繰り返されます。
そんな道でも、びびさんは快調についてきています。
そして、小僧も。

やがて、道の駅なるさわ手前で私が左に折れます(一旦道を間違えましたが訂正)。
この日の富士山のコンディションならぜひ立ち寄りたかったなるさわ活き活き広場へと皆を誘います。

なるさわ活き活き広場にて

ここで、小僧に確認。
忍野在住だと言う小僧は、特に今日の目的地もない模様。
自転車好きで、箱根を越えて小田原まで走ったりもするとのことで、実力はあるようです。

道の駅なるさわにて小休止。
小僧は我々のバイクに興味津々の模様。
そりゃそうでしょう。
みかんと私はこれまで数十年の経験を経て組んでいるバイク。
デローザさんは我々の数十年分をわずか数年で経験して選んでいるバイクです。

道の駅なるさわを出て、一行はさらに進みます。
やがて、県道71号の分岐を左折、入り口の8%の上りに差し掛かります。
ここで私はやや(いやかなり)力を入れて踏んでみますが、びびさんはしっかりと後ろについています。
着実に力がついているようです。

そして、緩斜面に。
マイペースのまましばらく走り、その後撮影のため少々先行します。

県道71号にて

皆実によい笑顔です。
この道は、サイクリストを笑顔にしてしまう環境が整っているのです。

撮影を終え、集団復帰して前に出ます。
しばしゆったりと走っていると、突然みかんが猛スパート。
デローザさんによると、上りにも関わらずブーンというホイールの回転音が耳に残る程だったとのこと。
呆気にとられる一同でしたが、私はついつい習性でその背中を追ってしまいます。
もちろん、追いつくわけなどないですが、フォトアタック潰しの冗談のつもりで。

それでも余裕で間隔を開けたみかん。
ストップし、苦笑いの私の写真を撮ってくれました。

県道71号にてみかん撮影

その場に佇み他のメンバーを撮るみかんに先行。
中途半端な距離感で前を行くことになります。

すると、背後に気配が。
小僧が一人で抜け出し、ついてきました。

私も脚は一杯でしたが、フラペ・チノパンの小僧に負けるわけにもいかず。
いや負けてもよいのですが、特に小僧が前に出る気配もないので、上りで数回加速を試みます。
しかし、切れません。
ま、所詮私の脚なので仕方ないのですが、どことなく悔しい。
そこで、息をあげている小僧に「前に出ないと強くなれないぞ」とかつて散々聞いた台詞を注ぎます。

しばし躊躇していたものの、意を決して前に出る小僧。
私はあえてつかず、見送って脚を休ませます。
すると、100m程先で明らかに失速する小僧。
それを見た老獪な大人は、小僧に現実を見せるため再加速(実に大人げない)。
今度はつききれない速度差で先行し(心の底から大人げない)、そのまま大室山西展望台まで逃げ切りました。

やがて展望台に到着した小僧。
明らかに不本意なようでしたが、残念ながら経験とコース知識、そして機材が違います。
しかし、これは私もみかんも通ってきた道。
様々言い訳をしながらも、現実を直視してだんだんと強く(そしてずるく?)なっていくのです。

みかん、びびさん、デローザさんも展望台へと到着。
南アルプスの山々は気温の高さにやや霞みでしたが、たっぷり載った雪は白く輝いていました。

大室山西展望台にて

再び一団となって展望台をスタートします。
ここは、本日のKOM。
この先は基本的に下りです。

ドクタービレッジ手前の長い下りになると、今度は私が先頭から飛び出します。
ここまでのみかんとの走りで昔の虫が疼き、どうもお遊びをしたくなっていたようです。
別格の体重を持つ私の下りでのアタックに追随できる者など・・・と思いきや、下りの直後、平坦からの上り返し手前でみかんが私を軽く交わしていきます。
後で知ったのですが、下りで私を追った小僧(懲りない)にまたもや大人の実力(いろんな意味で)を見せつけてきた模様。
びびさんにも後に指摘されましたが、男っていくつになっても子供です。

上り返しで失速する私を絶妙なペースで誘導してくれる心優しきみかん。
いや、もういいから先に行けよ!と思いながらも、やはりペダルを踏んでしまう悲しき習性です。

富士ヶ嶺交差点で後方を待とうとみかんに提案。
ストップし、皆の到着を撮影します。

富士ヶ嶺到着

これも後に知ったのですが、ここまでの走りで力尽きた小僧は失速。
結果デローザさん、そしてびびさんにもパスされて実に悔しそうだったとのこと。
よいよい、それが最高の経験となるのです。

そして、ここからは朝霧カントリークラブ前を通ってのんびりあさぎりフードパークへ。
フードパーク到着は15:00過ぎでしたが、何時だろうかここで食事は我々のお約束です。
小僧にも声をかけますが食事はしないとのことだったので、この後日没までの時間を考えて国道139号ルートで帰しました。

ここまで悲喜交々の我らメンバーは、まずミルクコーヒーで乾杯。

あさぎりフードパークにて

その後、次々と運ばれてくる料理が食卓を賑わします。
本来はセルフサービスの青空キッチンですが、この季節のこの時間に食事をしているのは我らだけ。
親切なスタッフが席まで運んでくれました。

あさぎりフードパークにて

バターチキンカレー、あさぎりチーズのピッツァ、じゃがバター、皆思い思いのメニューを口に運びます。
ここでの食事に合わせ、最小限の補給で切り抜けてきたこともあり、実に美味です。

二次会は店内に入り、スイーツで。
さすがに外で冷たいものを食べるには厳しい時間帯になってきていたからです。
私はデローザさんと同じく、ソフトクリームエスプレッソで。
誰も規則正しい夕食までの時間など考えていません。

あさぎりフードパークにて

いつまでもゆっくりしていたいのですが、この日のゴールはここではありません。
車が置いてある我が家まで、ここから約27kmあります。
いくら下りとは言え、陽が沈むと途端に寒くなるので要注意。
もっとも、この日は冬至間近とは到底思えない暖かさでしたが。

重い腰を上げ、農道から県道71号へと下ります。
夕日は毛無の山々に沈みかけ、柔らかく色づいた富士山はまた格別。
この日は本当に360度どこからでも富士山が見える、またとない富士山一周日和でした。

朝霧高原の夕景

朝霧高原の夕景

朝霧高原の夕景

ここまで来て心配なのは、暗くなること。
私は路面状況を熟知しているコースですが、皆にとっては不安でしょう。
特に、びびさんが怖い思いをしては元も子もありません。

途中、横移動する国道469号では緩い上りが二か所。
ここで「下りのみでなかった」と後にボヤいていたのはデローザさん。
びびさんを気遣っての台詞か、それともご本人の脚が辛かったのか。
いや、フードパークであれだけ補給したのですから、当然前者でしょう。

そこそこペースを上げながら下り、自宅到着は薄暗くなった頃。
何とかギリギリで間に合いました。
しかしその直前に私のメーターがホワイトアウト。
画面が消え、ここまで走ってきた今日の記録は消え去りました。

コースマップによると、この日の走行距離は141.80kmで獲得標高は2,090m、実走行時間はわかりませんが、平均速度は20km/hをほんの少し超えた位だと思われます。

ともあれ、様々な場面で色々と楽しめた朝霧高原&ADT+B一周年イベント。
本日の主役びびさんにお楽しみいただけたようで、企画としては大成功です!

皆それぞれの課題を抱えつつも走るこの4名。
来年もぜひまたよろしくお願いします♪

この日のルートは、以下の通りです。


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富士山一周サイクリング(前編)

12月18日(日)に、サイクリングに行ってきました。

この日は、皆がとても楽しみにしていた“朝霧高原&ADT+B”(びびさん命名)サイクリングの日です。
昨年11月に再会を果たしたなるしまの旧友トキちゃん(旬の時期のみ「みかん」に改名)とその奥様びびさん、そして2年近いお付き合いをさせていただいているデローザさんに私を加えた4名が朝霧高原でのサイクリングを楽しむのです!
補給の拠点はもちろん、あさぎりフードパーク。
朝霧乳業特製のバターチキンカレー、ピッツァ、ソフトクリーム等は一行のお目当てでもあり、私が共に走る口実でもあります。

これまで何かと天気に悩まされた我らですが、この日の予報は心配する必要もないほどのもの。
あとは、絶景ポイントからの富士山が見えるかどうかだけが皆の(特にみかんの)心配ごとです。
それによって、今後のびびさんのモチベーションが大きく左右されるからです。

いつもなら4人そろってのスタートとなるADT+Bですが、この日は第一ステージが別に用意されています。
どうせなら距離を乗って我らを弄びたいみかんは、なんと新幹線新富士駅までデローザさんを迎えに行ってのスタートを提案してきたのです。
そこからびびさんの待つ山中湖までは、みかん、デローザさん、そして私の三人での走り。
嫌な予感しかしない私と、その恐ろしさを知る由もない?デローザさんでスタート時のテンションは相当違っていたと思われます。

びびさんのゴール地点に車を置くため、早朝に山中湖を出発し我が家までドライブのみかん。
5時過ぎに出発した山中湖の気温は-6℃だったとのこと!
それにしても、そんな努力までして我らを引きずり回したいのですから、ある意味頭が下がります。

私は自宅でノソノソ準備。
そして、予定通り到着したみかんと一緒に、7:00過ぎに出発します。

自宅から新富士駅のある富士市街までは、下り基調。
標高差で150m程下がります。
この標高は、どうせ後で上るもの。
ちょっともったいない気がしますが、走りたいというモチベーションには敵いません。

大月線まで下り、傾斜の緩くなった道をひた走ります。
途中「まっすぐですよね」と言いながら、みかんが前に出てくれます。
牽いてくれるのはありがたいのですが、私のペースより明らかに速く、不安も募ります。

実は、最近の私は努力不足もあり、普段より強度が高まると後に脚が攣る傾向にあります。
やはりデローザさんと一緒だった本栖みちのサイクリングや、秋のなるしま会長ランの往路でも酷い目に遭っています。

それに加え、この日の私には三つのビハインドがあります。

一つ目は、喘息。
どうもここ数年冬場になると咳が止まらない症状が出ていたのですが、意を決して(妻に命じられて)行った医者でまさかの宣告。
一週間ほど前から薬を服用し、治療がはじまっていました。

二つ目は、練習不足。
11月最終の日曜日に、このメンバーで60km程乗った翌週は乗れず。
12月に入ってこの日までの走行距離は、わずか50km程でした。

三つ目は、二日酔。
前夜、お得意様の忘年会にお呼ばれし、生ビール、日本酒、焼酎とご馳走になりました。
帰宅は身延線の終電。
よい酒で悪酔いしなかったのが幸いですが、これがどう出るかわかりません。

そんなことを考えながら、なんとかみかんの走りを抑え、新富士駅へと向かいます。
途中、いつもの歩道橋に上がり、富士山を撮影。
この素晴らしい天気ですが、この後デローザさんが合流すればどうなってしまうかわからないからです。
なんたってデローザさんは快晴予報の箱根で雪を降らせる男なので侮れません。

富士市からの富士山

みかん

この日も、私の背中ポケットにはCanon PowerShot G9 Xが入っています。
みかんも同機種、そしてデローザさんは同社のPowerShot G7 Xと、皆この系列のカメラです。

撮影後、再び道路へと戻れば、もうすぐそこが新富士駅です。
いつも通り始発のこだまで到着するデローザさん。
まるで通勤電車かのようなペースで当たり前のように来静いただけるデローザさんには、これまた頭が下がります。
こうした方々のおかげで、私は自宅から出発しながら一緒に走ることができるわけです。

デローザさん到着

会話を交わしながら自転車を組み立てるデローザさん。
ひたすら朗らかなその表情と、一抹の不安を抱える私の表情には明らかな差がありましたが、皆一様に平常時のテンションよりは高く、この天気の下でのサイクリングを楽しみにしています。

山中湖で待つビビさんのもとになるべく早く到着すべく、すぐに走り出します。
走り出してからしばらくはドがつくほど平坦な富士市街を走り抜けます。
富士山は相変わらずクリア。
さすがのデローザさんも、今日はいささかパワー不足のようです。

富士市街を抜ける

やがて、道は少しずつ上り坂になってきます。
それもそのはず、限りなく海抜ゼロに近い富士市街から、ひとまずのピークとなる十里木までの標高差は優に800m以上あるのです。
しかし、そんなことを知ってか知らずか、デローザさんの表情はあくまでも朗らかです。

少しずつ上りに

朗らかなデローザさん

実は、富士市街から県道24号大渕付近までの道は、私にとっても初体験。
マップで見ると細く入り組んでいる様子もありましたが、ひとまずルートミスをすることなく進みます。
そんなわけで、ここでは私の先頭固定。
ペースも平和なものです。

やがて、東名高速を横切ると、次第に斜度がきつい場面が増えてきます。
既にずっと前からフロントギアはインナー。
リアを一枚ずつロー側に移し、なんとか上っていきます。

次第に斜度がきつく

ただし、この辺りはまだ序の口。
標高で言えば、まだ自宅付近まで戻ったに過ぎません。

やがて、県道24号は本道へと合流し、一気に道幅が太くなります(片側一車線ですが)。
それとともに、斜度は高位安定、いよいよ本格的な上りのスタートです。

県道24号の上り

そして、ここで恐れていたことが起きます。
これまで背後でおとなしくしていたみかんが、前に出たのです。
道幅も太く、この先ずっと一本道。
そんなことを察しての行動でしょう。

時折ペースを上げては、我々を撮影してくれるみかん。
そのギアを見ると、フロントがアウターに入っています。
53Tではないと言うものの、アウターローは52×23T。
10%はあろうかと言う坂を上るギア比ではありません(少なくとも私達には)。

県道24号を上る

みかんが前に出ると、ペースが上がります。
彼は自分でも言っている通り、同行者を「生かさぬよう殺さぬよう」虐めながら牽くのが得意。
また、私は以前の癖でどうしてもその(マイペースよりちょっと速い)前を追ってしまう習性が抜けていません。

ひたすらの上り

くどいようですが、この日の私には三重苦が。
ところが、実際にみかんに追従してみると意外と上れるのです。
喘息の薬で気道が開いているのか、パワーを上げてもこれまで程息が苦しくありません。
恐るべし、ドーピング効果!

気づくと、デローザさんが少し離れています。
しかしこれはいつものこと。
途中写真を撮ったりして間隔が開いても、すぐまた後ろにいるのが持ち味です。

思ったより上れることに気をよくした私は、この表情。
自分でも嫌になる程単純です。
そしてやはり、背後からはデローザさんが猛追してきていました。

みかん撮影

デローザさんの力走

みかんは前になり後ろになり我々を撮影。
いたぶられる小動物のような我々が、それに抗う術もありません。
みかん撮影の写真では勇ましくダッシュしているように見える我らですが、そのギアは遠慮なくインナーローに叩き込まれています(デローザさんは余らせていたようですが)。

姿は勇ましく

しばらくマイペースで走れていた私達ですが、再びみかんが前に出るとペースが上がります。
先にも書いたように、私は悲しき習性で追います。
すると、またもやデローザさんとは間隔が開きました。

みかんが前に

もういいだろうと言いたくなるくらい、延々と斜度のきつい坂が続く県道24号。
それでも、左手から国道469号が合流してくれば、ここからは走り慣れた道です。

国道469号が合流

デローザさんの姿は見えなくなってしまっていたので、責任を取ってみかんがこの先で待つことにします。
あさぎりさんはゆっくり行ってと言われましたが、もう上りはあと少し。
私も途中で待って、二人の写真を撮ります。
何しろ、ここまではカメラを取り出す余裕すらなかったですから。

こどもの国まであと少し

ここまでくれば、富士山こどもの国まであと1km程の上り。
そのあとは軽いアップダウン、そして富士サファリパーク手前からは下りです。

この日は気温が高く凍結の心配はない道でした(その分汗はやたらとかいた)が、路面はセミウエットのため慎重に下ります。
そして、サファリ入り口の先、忠ちゃん牧場そばの道に入り、富士山を撮影。
ここからの絶景も楽しめたのは、やはりデローザさんを弱らせておいたおかげでしょうか。
まったくもって何が幸いするかわかりません。

忠ちゃん牧場そばより

国道に戻り、さらに慎重に日陰を下ります。
途中信号で須山方面に左折。
ここからはダイナミックなダウンヒルポイントです。

私は重さを活かして疾走。
ほとんどクランクを停めたままですが、下りきったコンビニで二人を撮影する程度の差はつきました。

須山

須山のサークルKはファミリーマートへと姿を変えていました。
いずれにせよ、ここは富士山一周時、富士南麓の貴重な補給、休憩場所。
時間は押していましたが、この後籠坂峠への上りに備え、ここで補給することにします。

コンビニで補給

みかんはナポリタンパスタとパン、私はおにぎり二個とアイスにパンとやや過剰気味に補給。
デローザさんもアイスを追加して補給は万全?かと思われました。
が、ここでの塩分補給不足がこの後デローザさんを窮地に追い込むとは知る由もありません。

少々ゆっくり目に休憩し、再びスタートします。
東富士演習場内から見る富士山には、少し雲がかかりはじめていました。
このままでは、今日最大の目的である山中湖パノラマ台からの富士山に不安が残ります。

途中、道を知っているみかんが前に出てペースアップ。
緩やかなアップダウンですが、これが脚にきていると辛い。
習性で背後に張り付く私と、あくまでもジェントルにマイペースなデローザさんとの間隔は再び開きます。

それでも、要所要所で我々の背中が見えるように調整して進む二人。
これがみかん流「生かさぬよう殺さぬよう」なのでしょう。
やがて、須走へとつながる国道138号に出るポイントへ。
ここでデローザさんを待ち、三人そろって国道へと出ます。

余裕のみかん

国道138号須走までの道は、それほどきつくない斜度。
しかし、ここまでの走りで脚にきている私(とデローザさん)には堪えます。
私の脚は幸いにして攣る兆候は見えず。
コンビニで梅おにぎりを補給しておいたのがよかったかもしれません。

しかし、気づくとまたもや離れていたデローザさんは、私とは逆に脚攣りの兆候が出ていたとのこと。
そうとは知らず、我々は呑気に須走へと進みます。

須走へ

やがて、自衛隊駐屯地前に到着。
ここで富士山を撮影しながらデローザさんを待つことにします。

須走からの富士山

それにしても素晴らしい富士山。
先ほどの雲は取れ、またクッキリとその姿を現してくれています。

しばらく待ってもデローザさんは現れません。
もしかしたら、国道138号側道分岐の先を、須走市街の方に回ってしまったのかと話し合います。
だとすると、ここで待っていては先行されてしまいます。
ひとまず、道の駅すばしり手前まで行くことにしてスタートします。

国道の高架をくぐる地点で、後ろにデローザさんが見えたとみかんが告げてきます。
そこで、私がペースを落として待ち、みかんには先に行ってもらうことに。
これは、当初から予定していた行動です。

山中湖のホテルロビーで待つびびさんを先に迎えに行き、パノラマ台入り口付近のコンビニで再合流するという計画は前打ち合わせで決めていました。
アタックかと思う程の鋭い加速で去っていくみかんの後ろ姿を見送ります。

さて私はと言えば、ストップしてデローザさんを待つ余裕はなし。
少しずつでも前に進んでおきたい気持ちがあり、ノタノタと峠を上ります。

途中、いつも撮影する日の当たるカーブでデローザさんを待つことに。
ここまでくれば、もうそれほど厳しい坂もなく籠坂峠を越えられるからです。

ここで待機

しかし、待ってもデローザさんは現れません。
5分程して、さすがに何かあったのではとスマフォを取り出すとメッセージが。
「脚が攣って休むので先に行ってほしい」とのことです。
戻ってサポートするほどの余力もありませんし、それでは却ってデローザさんが辛いかと、ここは先行することにします。

ようやっとのことで籠坂峠を越え、下りに。
湖畔に出て右に折れ、平野を目指します。

もうすっかり脚に余裕などなく、抜き去るサイクリストにもつけず。
ただマイペースでセブンイレブン山中湖平野店に到着すると、肉まん、あんまんを手にトキちゃんとびびさんが待っていました。

お待たせ!

弱った私はへたり込みながらも、びびさんとの再会を喜びます。

後編へ続く

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道の駅朝霧高原サイクリング

12月11日(日)に、サイクリングに行ってきました。
前週は、地域の防災訓練やその他用事で乗れず。
12月はこの日が初めてのサイクリングとなります。

が、どうしてもモチベーションが上がらず。
9月下旬からずっと続く咳の状況も一向に改善されません。
それでも、このまま乗らなくなってはまずいと、わずかな時間だけでも出ることにしました。

出発は7:00過ぎ、10:00前には自宅に戻る約束です。
こうなると、目的地は朝霧高原しかありません。
さすがに冷たい空気が身体を包みますが、雲の向こうの富士山はクリアに見えています。

朝の富士山

この日の撮影も、すべてCanon PowerShot G9 Xです。
もはや、ロードバイクでのサイクリングカメラとしてはこれ以上も以下もないというくらいお気に入りです。

国道469号から大月線は、お決まりのコース。
特にこれ以外を選択するモチベーションもありません。
淡々と上って風の湯前からの富士山は、雲が取れ一層クリアでした。

風の湯前からの富士山

何かと天候には泣かされたこの秋~冬。
この天候でモチベーションがなどと言っている場合ではないかもしれません。

富士ミルクランド到着の実走行時間はほぼ1時間。
いつもよりちょっとペースが遅い位です。
それよりも、気温。
日陰が続くと、0℃になっています。

気温は0℃

しかし、この先林間の道を抜けて牧草地へ出ると、陽射しは暖かく注ぎます。
気温も4℃~6℃と上がってきます。
リア充のお馬さん達や相変わらずの富士山を愛でながら、県道71号から農道へと走ります。

牧草地の光景

牧草地の光景

やがて、道の駅朝霧高原に到着。
野菜を物色しますが、この日はリュックを忘れているので断念。
ビニール袋を提げて下るのは危ないですからね。

道の駅朝霧高原

下りはやや追い風。
快調にペダルを回し、自宅へ。

この日の走行距離は53.58kmで獲得標高は850m、実走行時間は2時間22分17秒で平均速度は22.5km/hでした。
よくも悪しくも、今現在の実力はこんなものでしょう。

この後、次週に備えて家の掃除や洗車などを担当。
むしろ、そちらの方がモチベーションが上がった不思議な日でした。

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大自然のプロジェクションマッピング!?

夕日に照らされた富士山

今日は冬至。
一年の中で最も日が短い一日となります。

明日からは次第に日が長くなっていくわけですが、ここ静岡の日の出は1月上旬にかけてさらに遅く。
しかし、その分日没も遅くなっていきます。

そんな冬至間近の12月16日夕方、仕事で朝霧高原の牧草地を通りかかると、富士山頂の雪を夕日が照らしていました。
既に太陽は毛無の山々に沈み、その光は次第に抜けていきます。
ところが、山頂の光が完全に消えたその後、ドラマが待っていました。

なんと、消えたと思っていた光が、山裾から再び赤く照らしはじめたのです。
完全に沈んだと思った夕日は雲に阻まれていたのか、その理由は不勉強でわかりません。
しかし、中腹付近、そして周囲の雲を所々色づかせたその光は、さながら大自然のプロジェクションマッピングのようでした。

思わず取り出して撮影したカメラは、Canon EOS M3+18-55mmキットレンズ。
こういう時にはその機動力がありがたい相棒です。

この光景は長い時間続き、多くの方が目にしたことと思います。
冬至、そしてクリスマスと控えるこの時期、嬉しいプレゼントでした。

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